Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
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喘息の温泉療法1.気候療法,その臨床効果

Tanizaki, Yoshiro
Sudo, Michiyasu
Abstract
気管支喘息に対する温泉療法,特に温泉所在地(保養地)の環境,すなわち気候条件の喘息に対する影響について,文献的考察を加えた。気候療法としては,主として山岳気候,海洋性気候,洞窟気候などが,喘息の治療に応用されている。これらの気候は,いずれも喘息に対して有効的に作用することが示されているが,それぞれの特徴を持っている。例えば,山岳気候は酸素分圧が低いこと,水蒸気圧が低いことなどが特徴であり,そのため生体がそれに適合するためにはある程度の時間が必要となる。一方海洋性気候は,海塩粒子を含んでおり,海水エロゾル中のカルシウムやマグネシウムなどが良い影響を与えると考えられている。また洞窟気候は,水分含量が均一であり,電解質,特に陰イオンが多く,これが粘膜活性や浄化活性を亢進させると言われている。またいずれの気候療法も,副腎皮質機能の活性化をもたらすと考えられている。
Keywords
気候療法 (climatotherapy)
気管支喘息 (bronchial asthrna)
山岳気候 (mountain climate)
海洋性気候 (sea climate)
洞窟気候 (underground climate)
ISSN
09133771
NCID
AN10084718