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ID 51
Eprint ID
51
FullText URL
Title Alternative
Studies on the Relaxin in Ruminants. : (2) Relaxin content of the blood serum of pregnant and postpartum cows of the Japanese Black breed of cattle.
Author
Wada, Hiroshi
Yuhara, Masataka
Abstract
(1)和牛の妊娠及び分娩後の各時期の血清34例につき,そのリラキシンを検定した. (2)リラキシンの検定はAbramowitz et al.(1944)の方法を僅かに修飾した方法(前処理に於けるEstradiol benzoateの日量を0.8γにした)によつて行い,リラキシンの単位をGPUで示した.リラキシンの単位の計算を容易にする為にAbramowitz et al.の描いた標準曲線を方眼紙上に拡大複写し,反応率と用量の関係を一つのStandard tableにした.而してこれに試験動物の反応率をあてはめればリラキシンの単位を読みとることが出来る. (3)これらの試験の成績は第3表に示し,また曲線として第1図に示した.被検血清は妊娠の略1ヶ月過ぎから0.8GPU程度のリラキシンを含んでいた.リラキシン含量は6~7月頃までは比較的急激に増加し,而して最高値(略3.6GPU)に達し極く僅かに増加しながら妊娠の残余の期間,維持せられる. (4)分娩後,血液中に於けるリラキシンの濃度は急に低下し,そして減少を続けた.分娩後1週間すると,その濃度は痕跡程度又は検知し得ざる量にまで減少する. (5)此の血清中に於けるリラキシンの曲線の型は筆者等が前報で報じた乳牛のそれと一致しており,また大川(1953)が報じた和牛の妊娠及び分娩後の骨盤の弛緩及び復旧の状態とよく符合している. (6)これらのことから妊娠後期及び分娩時に於ける骨盤の靱帯の弛緩や,その離開には,リラキシンが少くともその原因の或る部分を担つているものと思われる. (7)血清リラキシンを多量注射されたものは,一般的に反応率も大きいが,骨盤弛緩の持続時間も長かつた.(8)血清リラキシンの含量と産次や産積の性との間には関係がなかつた。
Published Date
1955
Publication Title
岡山大学農学部学術報告
Publication Title Alternative
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
Volume
volume7
Issue
issue1
Publisher
岡山大学農学部
Publisher Alternative
Faculty of Agriculture, Okayama University
Start Page
13
End Page
21
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
Content Type
Departmental Bulletin Paper
language
日本語
File Version
publisher
Refereed
False
Eprints Journal Name
srfa