ID | 57508 |
Sort Key | 6
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FullText URL | |
Author |
圓井 大介
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Abstract | 計算の指導にあたっては,「計算の意味理解」「計算の仕方を考える」「計算に習熟・活用する」の3つの点が大切であり,これらの3点を重要視して指導にあたる必要がある。しかし, 3口の計算の指導にあたる前に,くり上がりのないたし算,くり下がりのないひき算をすでに学習していることから,「3口の計算の意味理解」が軽く扱われ,単なる計算の技能の習熟に重きを置く傾向が現状として見られる。そこで,本研究では,学校現場で軽視されがちである,「3口の計算の意味指導」に重点を置き,「式のよみ」を活用しながら, 3口の計算の意味理解を深め, 3口の計算にするよさに気付かせたり,発展的に4口や5口の計算の式表示にまで広げたりしていく授業デザインを提案し,その授業実践について考察していく。実践後の考察の結果, 3口の計算になることについて,「式のよみ」を根拠とさせて説明させていくことで,児童は3口の計算の意味について理解しやすくなり,また, 3口の計算の式にするよさも感得しやすいことが分かった。また, 4口や5口の計算の式表示についても, 3口の計算の式での「式のよみ」を活用して発展的に考えていけることが分かった。
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Keywords | 「式の意味指導」
「式のよみ」
「3口の計算」
「授業デザイン」
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Note | 実践研究論文
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Publication Title |
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
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Published Date | 2019-11-22
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Volume | volume26
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Publisher | 岡山大学算数・数学教育学会
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Start Page | 27
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End Page | 35
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ISSN | 1341-3155
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NCID | AN10517360
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Content Type |
Departmental Bulletin Paper
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OAI-PMH Set |
岡山大学
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language |
日本語
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File Version | publisher
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NAID | |
Eprints Journal Name | papyrus
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