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ID 244
Eprint ID
244
FullText URL
Title Alternative
A Study of Food Nutritive Constituents of Turnip Varieties Grown in Japan (Mainly on Dry Matter Percentage, Total Carbohydrate, Total Chlorophyll, Total Carotene, Crude Protein, and Vitamin C(Reduced Form))
Author
Shibutani, Shigeru
Kinoshita, Keisuke
Abstract
1 乾物率;一般に欧州系品種はアジア系品種に比べ葉,根ともに乾物率が高い. アジア系品種の中ではペラルゴニン系(紅色系)品種群とシアニン系(紫色系)品種の中では伊予緋カブのように根身全体濃紫色で著者らが原形タイプと見なす品種の乾物率はたかく,試食した場合の肉質の硬軟とよく一致した. 2 糖質;欧州系品種はアジア系品種に比べ葉における糖質含量がたかいようである. カブ品種の根の糖質は大部分が糖分(還元糖及び寡糖類)で,その中でも特に還元糖が多く,その他若干の澱粉を含有する. しかし熊沢ら(1936)の分類による生食用種群のように澱粉を多量に含むいわゆる澱粉ダイコンに相当するような品種はカブには存在しないように思われる. 3 総クロロフィル;各品種間で葉,根ともにクロロフィル含量に可成の相異があるが系統別に見た場合各群の特色は認められない. 日野カブ,矢島カブなどの色カブ品種は採取時期に相当アントチアン色素を発現していたが,それにも拘らず高いクロロフィル含量を検出した. また白色カブ品種の根には僅かにクロロフィルを検出したが色カブでは全く検出しなかった. 4 総カロチン;根におけるカロチン含量は欧州系はアジア系に比べてたかく中でも黄色系は特に高い. 葉におけるカロチン含量は品種間で可成の相違があるが系統別に見た場合各群の特異性は認められない. 5 還元型ビタミンC;各品種一般に根における還元型ビタミンC含量は葉における含量の約1/4程度である. 各群の著しい特色は認められないが一般に色カブの根部は白色カブの根部に比べ還元型ビタミンCの含量が低い. 6 粗タンパク;洋種系品種の根における粗タンパク含量はアジア系に比べ糖質とは逆に低い. しかし葉における粗タンパクについては各系統群の特色は認められない. 7 食味;色カブには芳香,苦味,辛味,酸味があり,生食あるいは漬物にすると夾快な味があるが煮食すると苦味があり食に耐えない. この特性についてはペラルゴニン系品種,シアニン系品種ともに変わりはない。
Published Date
1969
Publication Title
岡山大学農学部学術報告
Publication Title Alternative
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
Volume
volume33
Issue
issue1
Publisher
岡山大学農学部
Publisher Alternative
Faculty of Agriculture, Okayama University
Start Page
9
End Page
19
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
Content Type
Departmental Bulletin Paper
language
日本語
File Version
publisher
Refereed
False
Eprints Journal Name
srfa