FullText URL papyrus_026_049_056.pdf
Author 有元 淳一|
Abstract  平成30年度の全国学力・学習状況調査「算数B」 4(九九の表)を出発点とし,「九九のきまり」 を題材として,低学年における「論理的」・「発展的」に考える姿とはいかなるものなのかをテーマに授業実践を行う。「論理的に考える姿」を「筋道立てて説明する姿」だと捉えて,児童が説明する際に無意識に多用する接続語(語り始めの言葉)について継続的に調査を行った。それらの接続詞を意識して使用できるように,カードにして黒板に掲示したり称揚したりして強化してきた。また,本時は,九九の発展として「12×4」の計算の仕方を説明する活動を行った。間数累加や交換法則だけでなく,既習の九九が使えるように被乗数を分解する考えは,「かけ算(2) 」の6の段の構成のときから用いている考えである。本時において, 「語り始めの言葉」を用いて「筋道立てて説明する姿」を見取ることができるのが,被乗数を分解する見方が習得できているかについて検証する。
Keywords 論理的思考 発展的 説明活動 語り始めの言葉
Publication Title 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date 2019-11-22
Volume volume26
Start Page 49
End Page 56
ISSN 1341-3155
language 日本語
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FullText URL papyrus_026_043_048.pdf
Author 上山 達稔|
Abstract ビックデータ時代といわれる今日,必要なデータを収集してまとめ,そのデータから傾向を把握し,それに基づいて課題解決をしたり意思決定を行ったりする力の育成が求められ,次期学習指導要領において,算数科では統計教育の充実化が図られることとなった。しかし,統計教育の授業実践に目を向けると,他の分野と比べると,主体的・対話的で深い学びの実践がなされていない傾向にあるのではないかと考えた。そこで,統計教育の単元である「場合の数」において,子供が主体的に取り組み,数学的な見方・考え方を働かせながら資質・能力を養う授業の在り方を模索した。
Keywords 主体的な学び 数学的な見方・考え方 発展的・統合的に考える
Publication Title 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date 2019-11-22
Volume volume26
Start Page 43
End Page 48
ISSN 1341-3155
language 日本語
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FullText URL papyrus_026_037_042.pdf
Author 磯野 嵩|
Abstract  情報速度の加速化や人工知能などの技術革新が進む世の中で,児童の創造的思考力を育てることが必要であると考える。しかし,児童の実態として柔軟な発想や見方の転換が難しいといった課題がある。また,「直方体・立方体」の展開図を描くだけでは,立体と展開図のつながりが希薄であるといった課題がある。そこで,本稿では,「立方体と展開図による思考実験」の授業実践から,展開図を念頭操作によって立方体を組み立てさせる中で,創造的思考力を育てていくことを目的とした実践研究を行った。その結果,「底面につながるように側面の位置や塗り方を考えること」から「側面同士がつながるように側面の位置や塗り方を考えること」に新しく価値のある着想をもって,図形の見方・考え方をするような児童の姿があった。そのため,「立方体と展開図による思考実験」の授業実践によって,創造的な思考力を育てることができるといった示唆が得られた。
Publication Title 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date 2019-11-22
Volume volume26
Start Page 37
End Page 42
ISSN 1341-3155
language 日本語
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FullText URL papyrus_026_027_035.pdf
Author 圓井 大介|
Abstract  計算の指導にあたっては,「計算の意味理解」「計算の仕方を考える」「計算に習熟・活用する」の3つの点が大切であり,これらの3点を重要視して指導にあたる必要がある。しかし, 3口の計算の指導にあたる前に,くり上がりのないたし算,くり下がりのないひき算をすでに学習していることから,「3口の計算の意味理解」が軽く扱われ,単なる計算の技能の習熟に重きを置く傾向が現状として見られる。そこで,本研究では,学校現場で軽視されがちである,「3口の計算の意味指導」に重点を置き,「式のよみ」を活用しながら, 3口の計算の意味理解を深め, 3口の計算にするよさに気付かせたり,発展的に4口や5口の計算の式表示にまで広げたりしていく授業デザインを提案し,その授業実践について考察していく。実践後の考察の結果, 3口の計算になることについて,「式のよみ」を根拠とさせて説明させていくことで,児童は3口の計算の意味について理解しやすくなり,また, 3口の計算の式にするよさも感得しやすいことが分かった。また, 4口や5口の計算の式表示についても, 3口の計算の式での「式のよみ」を活用して発展的に考えていけることが分かった。
Keywords 「式の意味指導」 「式のよみ」 「3口の計算」 「授業デザイン」
Publication Title 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date 2019-11-22
Volume volume26
Start Page 27
End Page 35
ISSN 1341-3155
language 日本語
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FullText URL papyrus_026_021_026.pdf
Author 山野 定寿|
Abstract 児童が「割合ができない。」といわれて久しい。全国学力・学習状況調査の結果を見ても、改善の兆しはまだ見えない。割合ができないまま進級した6年生が全体を自分で1とみなし、問題解決していく『割合を使って」は、非常に困難な課題の1つである。筆者はこの困難な「割合を使って」を指導するに当たり、事前調査を行い児童の実態をつかみ、指導計画の見直しを行った。また、全体を1と見ることについては、部分の割合を先に求めてから、全体を1と見ていることに気づかせるようにした。 その結果、同時に水を入れたり、2人が向かい合って歩いたりする場合の割合問題は、多くの児童が解けるようになるとともに、全体を1と見ることのよさに気づくことができた。
Keywords 割合 全国学力学習状況調査 基準量( 1とみる量)
Publication Title 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date 2019-11-22
Volume volume26
Start Page 21
End Page 26
ISSN 1341-3155
language 日本語
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FullText URL papyrus_026_009_019.pdf
Author 杉能 道明|
Abstract 令和2年4月から完全実施される新しい小学校学習指導要領の算数科の目標は,「数学的な見方・考え方を働かせ」から始まっている。「数学的な見方・考え方」とはどのようなものなのか。どう変わるものなのか。教師は子どもが「数学的な見方・考え方」を働かせるようにどう支援するのか。「数学的な見方・考え方」をどのように育成し豊かで確かなものにするのか。図形領域の4年「垂直・平行と四角形」の単元の授業実践をもとに特に「平行」という「図形を構成する要素の位置関係」に関する見方・考え方を単元を通してどのように豊かで確かにしていくべきかを提案する。
Keywords 数学的な見方・考え方 深い学び 図形を構成する要素の位置関係
Publication Title 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date 2019-11-22
Volume volume26
Start Page 9
End Page 19
ISSN 1341-3155
language 日本語
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FullText URL papyrus_026_001_007.pdf
Author 黒崎 東洋郎|
Abstract   新しい算数・数学教育は、「数学的な見方・考え方を働かせ、数学的な活動を通して、数学的に考えるJという資質・能カを育成することを小・中・高一貫教育で実現することを目指している。これを実現する学び方として主体的で、対話的な、深い学びが求めている。しかしながら、算数・数学科の教材は、伝統的な定型問題を教材にした課題発見・解決に終始している。変動の時代に対応する真正の学び(OECD、2013)が提言されているものの、CUN課題(複雑で、見慣れない、非定型課題)の算数教育研究は殆ど進んでいない。そこで、本研究では、CUN課題に、どのように数学的な見方・考え方を働かせてアプローチし、学ぶ目的であるCUN課題を発見し、数学的に考えればよいか、真正の学びをつくる戦略を検討する。
Keywords CUN課題 数学的な見方・考え方 数学的に考える 真正の学び
Publication Title 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
Published Date 2019-11-22
Volume volume26
Start Page 1
End Page 7
ISSN 1341-3155
language 日本語
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Title Alternative Difficulties in school life can be seen from the medical records of patients with gender dysphoria
FullText URL hyky_20_39.pdf
Author 天野 佑美| 佐々木 新| 松本 洋輔| 大守 伊織|
Abstract A school should be a place where every child can feel comfortable and safe. We aimed to shed light upon difficulties in school life in children with gender dysphoria (GD) and find a way to support them. We extracted the episodes in school life from the medical records of 59 patients with GD. They suffered from using gender segregated bookbags, school uniforms, swimming wears, and bathrooms. Sex education was not enough for them to understand GD. Children with male-to-female GD were bullied at school more often than those with female-to-male GD. Teachers should take note of children with GD, and should provide necessary supports in their school life, including the facilities and their relationships with their peers.
Keywords gender dysphoria gender identity disorder school education gender and sexual diversity difficulties
Publication Title 教育実践学論集
Published Date 2019-03
Issue issue20
Start Page 39
End Page 48
ISSN 2433-1791
Related Url isVersionOf http://hdl.handle.net/10132/17792
language 日本語
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Title Alternative Development of teaching materials on water color using a plastic pipe as a long path cell : their applications to elementary science lessons
FullText URL hyky_19_191.pdf
Author MIYAZAKI, Yui| AJIMI, Tsubasa| KITA, Masakazu|
Abstract  Water is an essential substance for living things. Topic on water are at grades 3-6 in elementary science. The roles and functions of water (erosion, accumulation, transportation), germination and growth of plants, etc. On the other hand, the properties of water are not treated except physical change like boiling, evaporation, freezing, etc.<br/>  The color, taste, and smell of water are not discussed in elementary science. This research proposes that the color of water because an excellent theme for inquire based leaning. We have developed a suitable and low cost teaching material for the water color. Furthermore, we have conducted a few lessons with the teaching materials to examine the appropriateness.
Keywords Transmission excited vibrational state of molecule Long light path cell Absorption of light
Publication Title 教育実践学論集
Published Date 2018-03
Issue issue19
Start Page 191
End Page 196
ISSN 2433-1791
Related Url isVersionOf http://hdl.handle.net/10132/17608
language 日本語
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NAID 120006455118
Title Alternative What Sexual Minorities in Adulthood Want for the Present School Education
FullText URL bgeou_171_039_046.pdf
Author SASAKI, Arata| AMANO, Yumi| OHMORI, Iori|
Abstract  本研究の目的は,カミングアウトが難しい性的マイノリティ当事者が学校教育にどのような支援を望んでいるのか明らかにすることである。方法として質問紙調査を行った。質問紙作成にあたり,当事者への学校での支援について文献検索を行い,主に授業外で取り組む支援例を収集した。収集した支援例の評価を当事者18 名に依頼した。学校教育に求めていることは,相談してきた児童生徒の気持ちに寄り添うこと,第三者に知られないよう配慮すること,性の多様性と正しい知識を教えることであった。また,「開示しようとしまいと,いることを前提とする」学校になってほしいと希望していることが伺えた。教員は性的マイノリティの児童生徒が抱える困難さを重要な課題と捉え,いつでも誰でも相談できる環境づくりや,児童生徒の気持ちを尊重する努力が必要とされていると考える。
Keywords 性的マイノリティ 学校教育 環境的整備 支援
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2019-07-26
Volume volume171
Start Page 39
End Page 46
ISSN 1883-2423
language 日本語
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JaLCDOI 10.18926/CTED/55817
Title Alternative 慢性疾患患児に対する復学支援の研究動向
FullText URL cted_008_181_191.pdf
Author Murakami, Rie| 大守 伊織|
Abstract The principle aim of the present study was to elucidate research trends and issues related to school re-entry. We reviewed past studies concerning school re-entry support for children with chronic illness. A total of 36 papers were analyzed for the keywords of "school re-entry," "support," "pediatric cancer," and "chronic illness." The results revealed that the concerns regarding the children and school re-entry support roles of legal guardians, healthcare providers, teachers, etc., and specific examples of collaboration with other occupations. "Guaranty a right to learn " and "relationship maintenance" were noted as issues, and ensuring a system that can establish certain learning opportunities even if the enrollment status of the child changes, continued maintenance of relationships of the patient before the onset of disease, and support to maintain the relationship of healthcare providers and teachers who are involved after onset of the disease are necessary even after school re-entry.
Abstract Alternative 本研究では、慢性疾患患児の復学支援に関する研究を概観し、研究の動向と課題を明らかにした。「復学」「支援」「小児がん」「慢性疾患」をキーワードとする36文献を分析した。その結果、保護者、医療関係者、教師など、患児に関わる人たちの思いや復学支援における役割、他職種連携、連携の具体例、高校生や思春期における復学支援の現状と課題などについて研究されていた。課題としては、「学習保障」および「関係維持」を挙げることができ、患児の学籍が変更になっても一定の教育機会を設けることのできるシステムの確保と、患児が発病前からつながっている人間関係を維持し、発病後に関わることになった医療関係者や教師と復学後もつながり続けられるような支援が必要と考えられた。
Keywords school re-entry (復学) support (支援) chronic illness (慢性疾患)
Publication Title Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University
Published Date 2018-03-20
Volume volume8
Start Page 181
End Page 191
ISSN 2186-1323
language 英語
Copyright Holders Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
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Title Alternative Ixia から分離された bean yellow mosaic virus
FullText URL 004_002_201_213.pdf
Author Tsuji, Toshiya| Maeda, Takanori| Kondo, Hideki| Inouye, Narinobu|
Abstract A strain (Ixia-B) of bean yellow mosaic virus (BYMV) isolated from Ixia hybrida was characterized and compared with other isolates of BYMV and clover yellow vein virus (CYVV). Ixia-B was transmitted by aphids,Myzus presicae in a non-presistent manner and by sap-inoculation to 11 of 46 species in 5 of 10 families tested, and had a similar host range to that of some BYMV isolates, althrough some defferences were detected. Sap from diseased C. quinoa was infective after 10 min heating at 55℃ but not 60℃, after a dilution to 10-3 but not 10-4, and after 2 days but not 4 days at 20℃.The Virus particles were filamentous rods of about 13×820 nm. Ixia-B contaied a single protein species with a molecular weight of 34,000 and a single viral RNA with approximately 9,000 bases. In ultrahtin sections of leaf tissues from infected plants, the virus particles, cylindrical cytoplasmic inclusions and dense bodies were obsserved in the cytoplasm. The antiserum to Ixia-B produced by immunizing a rabbit had a titer of 1/512. A close serological relationship was revealed between Ixia-B and two strains of BYMV from crocus and gladiolus, but no relationship to clover yellow vein virus was found in agar gel diffusion tests. However,Ixia-B could be distinguished from two strains of BYMV by the formation of spurs among them in agar gel and by the differences in the patterns of peptide mapping of coat proteins. From these findings, Ixia-B was identified as a strain of BYMV.
Abstract Alternative 1992年に岡山県倉敷市玉島で、葉に斑入りを生じた球根類花卉植物Ixia hybridaからpotyvirus(Ixia-B)が分離され、その諸性質から bean yellow masaic virus(BYMV)と同定された。本ウイルスを11科47種の植物に接種したとこと、フリージャ、Nicotiana clevelandii、Chenopodium amaranticolar、ソラマメ、クリムソンクローバー、インゲンマメ、ホウレンソウに全身感染し、またC.quinoa、フダンソウ、ツルナ、センニチコウなどに局部感染したが、エンドウ、ササゲ、ダイズなどには感染しなかった。本ウイルスをはモモアカアブラムシにより非永続的伝搬され、C.quinoa の病葉粗汁液中での安定性は耐熱性が55℃~60℃(10分)、耐希釈性10-3~10-4、耐保存性2~4日であった。DN法試料の電顕観察で多くのpotyvirusよりやや長い約820nmのひも状粒子と管状封入体の破片が見られた。感染葉の超薄切片では風車状、層板状の封入体、dence body、細胞質に散在するウイルス粒子が観察された。本ウイルスはfreesia mosaic virusおよびclover yellow vein virusの抗血清と反応せず、また本ウイルス抗血清を用いた寒天ゲル内二重拡散法ではBYMV分離株(Cro-4, BYMV-G)と反応したが、本ウイルスとBYMVのCro-4およびBYMV-G間にspurが形成され、異種抗原の存在が認められた。外被タンパク質の分子量は約34Kで、ssRNAのサイズは約9Kbであった。Papain,chymotrypsin,pepsinを用いた外被タンパク質のぺプタイドマッピングでは、本ウイルス、Cro-4、BYMV-G、Cal-35の部分分解パターンがそれぞれ異なり、外被タンパク質がアミノ酸配列レベルで異なっていることが示唆された。
Keywords Ixia hybrida Bean yellow mosaic virus Potyvirus
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1996
Volume volume4
Issue issue2
Start Page 201
End Page 213
ISSN 0916-930X
language 英語
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NAID 120002313395
Title Alternative カクヤリグサ科一年生雑草における数量分類学的研究
FullText URL 002_001_123_134.pdf
Author Muhamad Ahmad, Chozin| Satou, Kazuhiro| Yasuda, Shozo|
Abstract Three species of Cyperaceous weeds, Cyperus iria (12 strains), C. microiria(12 strains) and C. amuricus (6 strains), were collected from different sites of Okayama, Tottori and Tokyo prefectures, and various morphological characters, biomass and seed production were observed on the plants which were cultivated at Kurashiki. The analysis of variance showed a significant difference among the strains in each character. However, the species overlapped with each other in most morphological characters. Prinipal component analysis on the 21 characters showed that 83% of the total variation could be explained by the first three components: the first component (37%) was regarded as factors concerning spikelet and seed production; the second component (28%) was regarded as factors concerned the size of vegetative parts; the third component (18%) was largely affected by seed weight and floret density. Scatter diagram on the first and third principal components showed that the 30 strains of three species divided into three groups, and strains in each group correspond to the three species without exception. Based on the second and third principal components, strains of C. microiria were further divided into three sub-groups according to size of vegetative parts. Using the cluster analysis, 30 strains of these species were divided into four large clusters; the first was composed of C. amuricus strains, the second was of three strains of C. microiria, the third included the remaining strains of C. microiria, and the last cluster was composed of C. iria strains. It may be concluded that C. microiria is composed of two or three ecotypes which are different in morphological and reproductive traits.
Abstract Alternative カヤツリグサ科の3種の雑草カヤツリグサ(C.microiria Steud.)12系統、コゴメガヤツリ(Cyperus iria L.)12系統およびチャガヤツリ(C.amuricus Maxim.)6系統を岡山県、鳥取県および東京都なら採集して倉敷で栽培し、形態的特性、バイオマスおよび種子生産性など21形質を調査した。各形質を分散分析したところ系統間差はいずれも有意であったが、種間の値は多くの形質で重複し、単一形質による種の判別は困難であった。21形質間の相関行列を主成分分析したところ、上位3主成分の累積寄与率は83%と大きく、第1主成分(37%)は小穂の形態と種子生産性、第2主成分(28%)は生長量、第3主成分(18%)は種子重と小穂密度とそれぞれ関係が深いとみられた。第1主成分と第3主成分によって供試30系統は3群に分けられ、各群はそれぞれの種と一致した。さらに、第2主成分と第3主成分によってカヤツリグサ種内の系統は主として生長量の異なる3群に分類できた。クラスター分析によって供試30系統は4つの大きな群に分けられた。一番目の群には、C.amuricusの全系統、二番目の群にはC.microiriaの3系統、三番目の群にはC.microiriaの残りの系統、および最後のクラスターにはC.iriaの全系統が含まれた。従って、C.microiriaha形態的および生態的形質において異なる2ないし3の生態型から成ると考えられた。このように数量分類学あるいは多変量解析はカヤツリグサ科の雑草の種間ならびに種内の分類に極めて有効な解析法であることが示された。
Keywords Cyperus iria Cyperus microiria Cyperus amuricus Numerical taxonomy Speciation
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1994
Volume volume2
Issue issue1
Start Page 123
End Page 134
ISSN 0916-930X
language 英語
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NAID 120002313639
Title Alternative Comparison of Resistance to Powdery Mildew between Wild Barley (Hordeum spontaneum C. Koch)
FullText URL 002_001_111_122.pdf
Author Fukuyama, Toshinori| Heta, Hideo| Sato, Kazuhiro| Takeda, Kazuyoshi|
Abstract A total of 162 strains of wild barley, Hordeum spontaneum C. Koch originating from Iran, Iraq, Turkey and Central Asia, were tested for resistance to powdery mildew. Then, the variation of resistance was compared with that of 145 local varieties of cultivated barley (Hordeum vulgare L.) originating from the same region of the wild barley collection. Ten different isolates of the parasite with Japanese origin were separately inoculated onto the first leaves of the host plants. The infection types were classified into the following: i, immunelike; R, highly resistant; M, moderately resistant; and S, highly susceptible. Resistant strains with i, R or M infection type were more frequent among wild barleys as compared with the cultivated forms. It is noteworthy that among these three resistant reactions,the M type was most frequent in the wild barley. To compare the degree of resistance to a total of 10 isolates, the resistance score was calculated in each of the wild and cultivated strains as the following: Scores 1,2,3 and 4 were given to the infection types of i, R, M and S, respectively, and the mean score for 10 isolates was calculated. Wild barley showed significantly low resistance scores as compared with those of cultivated barley. This was also confirmed by the cluster analysis; the cluster with more resistance to 10 isolates consisted of many strains of wild barley. Next, the resistance of wild barley was characterized by their broader effective ranges to different isolates. According to the x2 test for independence of reactions to two different isolates, the resistant factor(s) involved in wild barley was confirmed to be rather non-specific to the parasite. It was concluded that H. spontaneum may be useful genetic resources for the breeding of resistance to powdery mildew as well as local varieties.
Abstract Alternative 病原菌の変異による抵抗性品種の罹病化は耐病性育種の大きな問題である。永続性のある抵抗性品種を育成するための遺伝資源を得る目的で、病原菌と長期間共進化してきた野生オオムギ(Hordeum spontaneum)と在来種のうどんこ病抵抗性を評価した。材料はH.spontaneum162系統ならびにこれらと産地を同じくする在来品種145系統である。接種には日本のうどんこ病菌H1,h4,h9の他に人為的交雑によって育成した7菌株を加えた10菌株を用いた。第1葉の反応を免疫的抵抗性(i)、高度抵抗性(R)、中度抵抗性(M)および罹病性(S)に分類した。その結果、以下のことが明らかとなった。1)抵抗性(i,R,M)を示す系統の頻度は大部分の菌株において野生種の方が高かった。2)野生種の抵抗性は在来種よりも多数の菌株に対して有効であった。3)クラスター分析の結果、野生種の大部分が同一のグループに属し、在来品種は多くのサブグループに属することが明らかにされた。4)これらの事実から、オオムギの野生種はうどんこ病抵抗性育種の遺伝資源として在来種と同等あるいはそれ以上に有用であるとみられた。
Keywords Hordeum spontaneum Barley Powdery mildew Resistance
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1994
Volume volume2
Issue issue1
Start Page 111
End Page 122
ISSN 0916-930X
language 日本語
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NAID 120002313607
Title Alternative Sources of Resistance to Net Blotch in Barley Germplasm
FullText URL 002_001_091_102.pdf
Author Sato, Kazuhiro| Takeda, Kazuyoshi|
Abstract Net blotch caused by a fungus Pyrenophora teres Drechs. is a common disease in barley. Its source of resistance has been screened by many researchers by field evaluations or seedling tests inoculating a single isolatc. Since the pathogcnic variation of isolates has been reported in net blotch, resistance of the varieties to the disease may be different among the isolates with different pathogenicities. In this study, the pathogenic variation was examined and the varietal variation of the resistance was evaluated by inoculating with four P. teres isolates collected from Japan and Canada to more than 2,200 barley varieties of the world collection preserved at the Barley Germplasm Center of Okayama University. A preliminary inoculation test showed that the disease rating was affected little by the inoculation seasons. Disease ratings of varieties showed a continuous variation with a single mode in the resistant range in each of the four isolates. However, the correlation coefficient between Japanese isolate K105 and Canadian isolate WRS102 was as low as 0.55, indicating a slight pathogenic differentiation between these isolates. Significant correlation coefficients (r=.55~.78) among the ratings of isolates indicated that the pathogenicity to the varieties was rather similar and that the pathogenic differentiation was small among the four isolates tested. In general, varieties from Ethiopia, North Africa and Korea were more resistant than those from other regions. Varieties from Turkey and Europe were susceptible to Japanese isolates, while Nepalese varieties were susceptible to Canadian isolates. Twenty of 25 varieties which were resistant to the isolate K105 but susceptible to the isolate WR102 were from Nepal and most of those were Oriental-type (Bt bt2) in brittleness of rachis. These findings revealed an example of regional concentration of resistant gene in net blotch.
Abstract Alternative 日本ならびにカナダで採取した大麦網斑病菌4菌株を、岡山大学資源生物科学研究所大麦系統保存施設の保有する2,200あまりの品種に接種して、各菌株に対する抵抗性遺伝子源を評価すると共に病原性の分化を検討した。結果の概要は以下の通りである。1)3回にわたって44品種に4菌株を接種した予備試験の結果、病斑指数の品種変異は極めて大きく、品種の抵抗性に対する接種時期の影響は小さかった。2)供試4菌株に対するオオムギ品種の抵抗性の頻度分布はいずれも連続的で、そのピークは抵抗性側であった。各菌株間の病斑指数は有意な正の相関関係にあり、菌株間の病原性の分化は小さかった。3)各菌株に対する抵抗性遺伝資源はエチオピア、北アフリカおよび朝鮮半島に多かった。一方、日本で採取した2菌株に対する罹病性の品種はトルコおよびヨーロッパに多いのに対して、カナダで採取した菌株に対する罹病性の品種はネパールに多かった。また、ネパールに由来する品種の病斑指数は、日本の2菌株に対しては抵抗性と罹病性の2群に分かれたが、カナダの2菌株に対しては連続的な分布を示した。特に、カナダの菌株WRS102に対するネパール由来の品種の反応は、強度の抵抗性を示す品種がなく、ピークが罹病性側に片寄っており、日本の菌株に対する反応とは大きく異なった。4)日本で採取したK105とカナダで採取したWRS102の病斑指数の菌株間相関係数は、4菌株の組合せの中で最も小さく、K105とWRS102の病原性は多少分化していた。なお、K105に抵抗性でWRS102に罹病性の品種は25品種であり、そのうち20品種がネパール由来で、かつ、そのほとんどが小穂脱落性東亜型を示した。従ってK105に抵抗性でWRS102に罹病性の遺伝子は、ネパールの東亜型品種に偏在しているとみられる。
Keywords Barley Net blotch Disease resistance Genetic resources Race differentiation
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1994
Volume volume2
Issue issue1
Start Page 91
End Page 102
ISSN 0916-930X
language 日本語
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NAID 120002313965
Title Alternative 日本とカナダの春播オオムギから採取した大麦網斑病菌株の病原性の変異
FullText URL 001_002_147_158.pdf
Author Sato, Kazuhiro| Takeda, Kazuyoshi|
Abstract Twenty-two isolates of Pyrenophora teres Drechs. collected from Japanese and Canadian spring barleys were inoculated to 38 barley varieties having various genetic backgrounds. The analysis of variance for the discase ratings showed that there were significant differences both in the virulence of isolates and the resistance of varieties. However, the interaction among isolates and varieties was not statistically significant. Both Finlay-Wilkinson regression analysis and principal component analysis by Additive Main effects and Multiplicative Interaction effects(AMMI)model classified the isolates into three groups,which were different in origins and sympton types. A spot tyte isolate was distinguished from net type isolates by its generally high virulence. A slight pathogenic differentiation was suggested between Japanese and Canadian net type isolates.
Abstract Alternative 北海道およびカナダの春播オオムギがら採取した22の大麦網斑病菌株(Pyrenophora teres Drechs.)を世界各地のオオムギ38品種に幼苗接種し、病斑指数によって病原性の変異を検討した。分散分析の結果、菌株の病原力ならびに品種の抵抗性には有意差が認められたが、菌株と品種の交互作用は統計的には有意でなかった。各菌株の反応をFinlay-Wilkinson(1963)の回帰分析によって解析したところ、北海道とカナダの菌株で病原性反応に差が認められた。この傾向はカナダの菌株のうち、通常のNet typeの菌株よりも斑点状病斑を示すSpot typeの菌株で顕著であった(Fig.1)。さらに、菌株と品種の交互作用を詳細に解析するために相互作用と相乗交互作用モデル(AMMIモデル)を適用して交互作用に関する主成分分析を行った結果、各菌株は日本のNet type、カナダのNet type、カナダのSpot typeの3群に分けられた(Fig.1)。各菌株について群間ならびに群内の相関係数を算出したところ(Table5)、Net typeの菌株相互の相関係数は0.601~0.969と相対的に高かったが、一部の菌株と品種の組合わせでは抵抗性反応の逆転がみられた(Fig.4)。一方、Spot typeの菌株とNet typeの菌株の相関係数は0.302~0.538と低く、両者の病原性は多少異なることが示された。このような一部の菌株と品種の間に認められる弱い交互作用は、抵抗性を支配する主働遺伝子の特異的な反応が、いわゆる圃場抵抗性を支配する微働遺伝子の作用によって修飾された結果と考えられる。
Keywords Hordeum vulgare Pyrenophora teres Barley Net blotch Race differentiation
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1993
Volume volume1
Issue issue2
Start Page 147
End Page 158
ISSN 0916-930X
language 英語
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NAID 120002313862
Title Alternative Some Properties of Cymbidium Mosaic Virus Isolated from Calanthe spp.
FullText URL 004_002_187_199.pdf
Author Matsumoto, Jun-ichi| Urabe, Shinji| Maeda, Takanori| Mitsuhata, Koji| Kondo, Hideki| Tahara, Mochimu| Inouye, Narinobu|
Abstract Cymbidium mosaic virus(CyMV) was isolated from Calanthe spp. showing mosaic on the leaves, collected in Yamaguchi and Kyoto Prefectures in 1986~1993. CyMV, Cal. 90-1 isolate was transmitted by sapinoculation to 12 out of 37 species in 7 out of 9 families. Sap from diseaded Tetragonia expansa was infective to Chenopodium amaranticolor after dilution to 10-5 but not 10-6, after heating at 65℃ for 10 min but not 70℃, and after 1 month at 20℃ but not 2 months. The virus particles were flexuous rod, about 475 nm long. The virus was purified from diseased T. expansa leaves and contained a single protein species of Mr27,800. The Mr of the capsid proteins(Cal. 90-1) was similar to those of two ohter CyMV isolates(Cal. 90-4, Cal. 93-14).Cal. 90-1 and Cal. 93-14 reacted with antiserum to the Cymbidium isolate (Cy-16), suggesting that Cal. 90-1 was serologically very similar to the other two CyMV isolates. Two species of dsRNA were isolated from plants infected with Cal-1 and they were similar to those of two other CyMv isolates.
Abstract Alternative 1986年、1990年および1993年に採集したモザイクを示すエビネからcymbidium mosaic virus(CyMV)を検出して同定し、諸性質を調べた。本ウイルスは汁液接種により供試した9科37種のうち、エビネとゴマに全身感染し、ツルナなど6科11種に局部感染した。しかし、分離株によってキュウリやセンニチコウの接種葉に感染するものと感染しないものがあった。ツルナ病葉粗汁液中での安定性は耐熱性65~70℃、耐希釈性10-5~10-6、耐保存性1~2ヶ月であった。DN法試料の電顕観察では長さ約475nmのウイルス粒子が観察された。ウイルス外被タンパク質の分子量は約27,800であり、既報のCyMVの値とほぼ同じであった。ツルナ感染葉中の感染に特異的な二本鎖RNAの電気泳動ではreplicative form と思われる4.43×106と3.84×106のバンドが認められた。エビネから分離されたCyMV分離株は直接二重酵素結合抗体法(DAS-ELISA)で、Cy-16分離株の抗血清とよく反応するものが多かったが、反応が弱く、抗原性に若干の違いがあるものが存在した。
Keywords Calanthe spp. Cymbidium mosaic virus Potexvirus
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1996
Volume volume4
Issue issue2
Start Page 187
End Page 199
ISSN 0916-930X
language 日本語
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NAID 120002313956
Title Alternative バンダから分離されたCymubidium Mosaic Virusの諸性質
FullText URL 004_002_164_174.pdf
Author Gara, I Wayan| Kondo, Hideki| Maeda, Takanori| Mitsuhata, Koji| Inouye, Narinobu|
Abstract A virus causing necrotic spots and necrotic flecks on the leaves of Vanda orchids in Japan was identified as cymbidium mosaic virus(Cymv) on the basis of host range,stabilly in crude sap, particle morphology, serological test and physico-chemical properties. The virus was transmitted by sap inoculation to 12 of 57 species in 6 of 12 families tested, but not by aphid Mizus persicae or through seeds. Systemic infection occurred in all Orchidaceae plants tested and only one in non-orchidaceae (Sesamum indicum). In Tetragonia expansa sap, the infective at a dilution of 10-5 but not at 10-6, after heating at 65℃ for 10 min, and was still active after 1 month aging in vitro. Flexuous rod particles, c. 475×13nm, were observed.In ultrahtin sections of leaf tissues from diseased plants, virus particles were found to aggregate in the cytoplasm. The molecular weight of the protein submit and RNA determined by gel electrophoresis, was 27.8×103 and 2.2×106, respectively. Double-stranded RNAs with estimated molecular weight of 5.4×106, 4.0×106, 3.6×106 and 3.0×106 were isolated from infected plants.
Abstract Alternative 日本において葉にえそ斑やえそ輪紋を示すバンダから分離されたウイルスは、宿主範囲、病葉汁液中での安定性、粒子長、物理化学的性質、外被タンパク質ならびにウイルスRNAの分子量等からCymbidium mosaic virus(CyMV) と同定された。本ウイルスを12科57種の植物に汁液接種したところ、数種のラン科植物とゴマに全身感染した。また、本ウイルスは汁液接種で容易に伝搬されず、種子伝染も認められなかった。ツルナの病葉汁液中での安定性は不活化温度が65~70℃(10分)、希釈限度が10-5~10-6、保存限度が20℃で1~2ヶ月であった。DN法による電顕観察では屈曲性のある長さ約475×13nmのひも状粒子が多数認められ、感染葉(Cymbidium) の超薄切片にはウイルス粒子がfingerprint状として細胞質内に存在することが確かめられた。ゲル電気泳動により外被タンパク質とウイルスRNAの分子量の解析を行ったところ、それぞれ27.8×103、2.2×106であった。また、本ウイルスに罹病したツルナ葉からは、主に4種の感染に特異的な二本鎖RNA(分子量約5.4×106、4.0×106、3.6×106 3.0×106)が検出された。
Keywords Vanda orchid Cymbidium mosaic virus Potexvirus
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1996
Volume volume4
Issue issue2
Start Page 164
End Page 174
ISSN 0916-930X
language 英語
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NAID 120002313836
Title Alternative Detection of the Viruses Occurring in Oriental Cymbidium in Japan
FullText URL 004_002_149_162.pdf
Author Kondo, Hideki| Maeda, Takanori| Mitsuhata, Koji| Inouye, Narinobu|
Abstract A survey of virus diseases occurring in Oriental Cymbidium collected from a commerical nursery and home garden in Japan was conducted in 1991-1994. Identification of the vurus was based on partcle morphology, symptomatology in indicator plants, ultrastructure of infected cells and serology. Four viruses, odontoglossum ringspot tabamovirus(ORSV), cymbidium mosaic potexvirus(CyMV), orchid fleck virus (ORV) and a previously underscribed spherical virus, were found in 27 out of 37 Cymbidium plants tested. ORSV was detected from 11 plants belinging to Cym. ensifolium, Cym. forrestii, Cym. goeringii, Cym. kanran, Cym. sinense and Cymbidium spp. showing chlorotic streaks and/or mild mosaic. CyMV was isolated from only one plant of Cymbidium sp. showing mosaic and necrotic spots on leaves. In negatibvely stained dip preparations from plants infected with ORSV and CyMV, rod shaped particles of ca. 310 nm and flexuous rod-shaped ca. 475 nm in length were observed, respectively. The viruses were reacted strongly with respective antiserum to each virus in immunosorbent electron microcopy and inderect ELISA. OFV was isolated from four plants of Cym. formosanum, Cym. kanran, Cym. sinense and Cymbidium sp. showing mosaic and necrotic flecks. The virus had non-enveloped, bullet-shaped particles about 40×120~150 nm in dip preparation. The undescribed spherical virus, ca. 28 nm diameter, was isolated from 11 plants of Cym. forrestii, Cym. goeringii and Cymbidium spp. showing stunting and chlorotic streaks on newly developed leaves. The virus was mechanically transmitted only to Cymbidium orchids. Previously, we designated it as cymbidium chlorotic mosaic sobemovirus(CyCMV)(Kondo et al,1994),as the virus was considered to be a new member of the genus Sobemovirsu.
Abstract Alternative 1991~1994年にかけ山口県ならびに岡山県下を中心に東洋ラン(シンビジウム属)のウイルス病の発生調査を行った。ウイルス病様の症状を示していた37株の東洋ランを採集し、これらから病原ウイルスの分離、同定を試みた結果、オドントグロッサムリングスポットウイルス(ORSV)、シンビジウムモザイクウイルス(CyMV)、ランえそ斑紋ウイルス(OFV)ならびにソベモウイルス属の新ウイルスであるシュンラン退緑ウイルス(CyCMV)の発生が認められた。ORSVは退緑条斑や軽いモザイク症状を示すスルガラン、カンラン、コラン、ホウサイランなどから分離された。CyMVは明瞭なえそ斑を伴うモザイクを呈した東洋ラン(品種不祥、赤芽素心)から分離された。ORSVならびにCyMVに感染した植物のDN法試料中には電顕観察でそれぞれ長さ約310nmの棒状粒子と約475nmのひも状粒子が観察され、免疫電顕法と間接ELISA法では、これらのウイルスはそれぞれのウイルスに対する抗血清とよく反応した。OFVは退緑斑あるいはえそ斑点を生じているイトラン、カンラン、ホウサイランなどから検出された。その粒子形態は長さ約120~150nm、幅約40nmの被膜のない弾丸状あるいは桿菌状であった。CyCMVは新芽に明瞭な退緑斑や退緑状斑症状を示すシナシュンラン、シュンランなどから分離された。この球状ウイルスは直径約28nmで、シンビジウム属以外の植物には感染が認められなかった。今回の発生調査では、東洋ランからはORSVならびに新ウイルスのCyCMVがもっとも多く分離され、OFVは4株から、CyMVは1株から検出された。またこれらのウイルスによる重複感染は認められなかった。
Keywords Oriental Cymbidium Odontoglossum ringspot tobamovirus Cymbidium mosaic potexvirus Orchid fleck virus Cymbidium chlorotic mosaic sobemovirus
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1996
Volume volume4
Issue issue2
Start Page 149
End Page 162
ISSN 0916-930X
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002313470
Title Alternative Orchid Fleck Virus, the Causal Agent of a Yellowish Fleck Mosaic Disease of Calanthe
FullText URL 004_002_119_135.pdf
Author Inouye, Narinobu| Matsumoto, Jun-ichi| Maeda, Takanori| Mitsuhata, Koji| Kondo, Hideki| Tahara, Mochimu|
Abstract Orchid fleck virus(OFV) was isolated from Calanthe spp.(Cal. discolor,Cal. Bicolor,Cal. Hizen,Cal. triplicata,Cal longicalcarata,Cal Satusma) showing light-green and/or yellowish fleck mosaic on the leaves, which different from previously known viruses of Calanthe. OFV caused systemic infection in Calanthe, Chenopodium quinoa and Beta vulgasis var. cicla, and local infection in C.amaranticolor, C. murale, Spinacia oleracea, Tetragonia expansa, Nicotiana tabacum, N. clevelandii, N. glutinasa, N. rustica, Vigna unguiculata. C quinoa and T expansa are useful as indecator hosts and as a source of virus for inoculation, diagnosis and purification. Sap from C. quinoa was infective after dilution to 10-3 but not 10-4, after 10 min at 45 but not 50℃, and after 1 hr at 20℃ but not 2 hrs. For sap inoculation, it is best to use the homogenate of OFV-onfected leaves within about 7-8 min after homogenization in summer and within about 15 min in winter. The virus particles were bullet-shape or bacilliform, approximately 45-50×105-125 nm in a negatively stained praparations. In ultrathin sections, the viroplasms were observed in the nuclei, and the virus particles and the chracteristic spokewheel structures were found both in the nuclei and the cytoplasm. Antiserum (precipitin tiner:1/512) against the present virus reacted strongly with the isolates of OFV-Cy-50, similar to that of homologous virus. In agar gel diffusion tests, no spur formation occurred among Cal. 94-16 and OFV-Cy-50. In SDS-polyacrylamide gel electrophoresis, one major band of Mr 55,000, probably viral nucleocapsid-protein, and three minor proteins were detected, similar to those of OFV・So from Cymbidium.
Abstract Alternative 1988年以来、山口・宮崎・鹿児島県で発生が認められたエビネ類(エビネ、タカネ、ヒゼン、サツマ、ツルラン、オナガエビネ)の葉に淡緑色~黄色斑紋のモザイク病の病原ウイルスを調べたところ、orchid fleck virusと同定された。本ウイルスは11科46種(54品種)の植物に汁液接種を行ったところ、エビネに感染して原株と同様の病班を生じたほか、C.quinoa,フダンソウに全身感染し、C.murale,ホウレンソウ、ツルナ、ササゲ、タバコ、N.clevelandii,N.glutinosa,N.rusticaの5科12種の植物に局部感染が認められた。本ウイルスの粒子はDN法試料で被膜のない弾丸型であり、またときに短桿菌型も存在したが、その大きさは長さが約105~125nm、幅約45~50nmであった。病葉の粗汁液を用いた希釈限度は10-3~10-4、不活性化温度は45~50℃、保存限度は1~2時間であった。ウイルスの汁液接種には、接種源植物としてC.quinoa またはツルナがよく、病葉磨砕後夏期では7分以内、冬期では15分以内の病汁液を供試すると接種検定によい結果が得られることが認められた。純化ウイルスを家兎に注射して、微滴法で力値512倍の抗血清が得られた。本抗血清はCymbidium から分離されたOFV・Cy-50とよく反応し、寒天ゲル内二重拡散法では Cal.94-16およびOFV・Cy-50の沈降帯が完全に融合した。ウイルスの構造蛋白質の分子量は約55Kであった。病細胞の超薄切片の電顕観察像には、閣内にviroplasmが認められ、その内部や周辺に層状に集塊あるいは散在した粒子が認められた。さらに核内や細胞質内に膜に包まれた車輪状の粒子集塊も見られた。OFVによる本病をエビネ類黄色斑紋モザイク病とした。
Keywords Calanthe Orchid fleck virus Calanthe yellowish fleck disease
Publication Title 岡山大学資源生物科学研究所報告
Published Date 1996
Volume volume4
Issue issue2
Start Page 119
End Page 135
ISSN 0916-930X
language 日本語
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NAID 120002314037