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ID 9421
Eprint ID
9421
FullText URL
Author
Inada, Toshinori
Abstract
「道行きぶり」は今川了俊(貞世)(嘉暦元年―応永二十一年頃)の紀行文である。その冒頭は、「きさらぎ廿日夜ふかく、かすみつつ山のはちかき月影に、中なる川うちわたすほど」とだけあり、旅立ちの年時は明示されていないが、渡辺世祐氏は内容から判断して、了俊が応安四年(一三七一)、九州探題となって、大宰府に赴くときのものと考証された。このことは、後に紹介する書陵部蔵桂宮本「道行觸」の傍注によっても確認できる。二月二十日に京都を出発、播磨、備前、備中、備後、と山陽道を西下した了俊一行は、やがて安芸国に入り、厳島に参詣、さらに十一月二十九日、長門国の赤間関に到り、平家一門の霊を弔っているところでこの紀行文は閉じられている。その間、約九か月の旅程を六十首の和歌を縷めながら、簡潔な文章で記述する。
Published Date
1992
Publication Title
岡山大学教育学部研究集録
Publication Title Alternative
Bulletin of Faculty of Education, Okayama University
Volume
volume89
Issue
issue1
Publisher
岡山大学教育学部
Publisher Alternative
Faculty of Education, Okayama University
Start Page
1
End Page
15
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875
Content Type
Departmental Bulletin Paper
Related Url
http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/9441/
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language
日本語
File Version
publisher
Refereed
False
Eprints Journal Name
bgeou