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ID 11075
Eprint ID
11075
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Study on Neuronal Cell Death in Cultured PC12 Cells
著者
高畑 京也 岡山大学
井内 砂織 岡山大学
物部 啓一 岡山大学
多田 幹郎 岡山大学
抄録
Rat pheochromocytoma (PC12cells) were recently shown to be a useful model for studying the mechanism of cell death and its prevention by different agents. We show here that the diverse reagents of anticancer drugs, protein kinase C inhibitors, H2o2, and βーamyloid peptides also induce cell death in PC12 cells. Cell death was detected by released activity of lactate dehydrogenase (LDH) from intracellular to medium. These results prompted us to investigate whether cell death in PC12 cells might be induced by different pathways.
抄録(別表記)
[目的]神経細胞死の様式には自滅的な細胞死であるアポトーシスと、偶発的外因による受動的な細胞死であるネクローシスの二つがある。現在、この神経細胞死の機構解明のために、各種の培養神経細胞が研究に利用されているが、とりわけ、ラット副腎髄質由来親クロム性細胞腫PC12細胞は、神経細胞のモデル細胞として多くの研究者に用いられている。本研究では、このPC12細胞に各種神経細胞死誘発剤を添加し、簡便で精度の高い細胞死測定法の確立を検討した。[方法及び結果]細胞死誘発には抗癌剤、各種の情報伝達阻害剤及びセラミド誘導体などを使用した。細胞死の判定は、細胞死に伴う細胞膜破壊により培養培地中に遊離される乳酸脱水素酵素(LDH)の活性測定により行った。抗癌剤であるEtoposide及びCamptothecinを1-50γMの濃度で処理したところ、両者とも細胞死誘導がみられた。また、プロテインキナーゼC阻害剤であるK252a、Calphostin C及びStaurosporineを24時間処理すると、1γMで有意の細胞死が認められた。さらに、各種セラミド誘導体、過酸化水素並びにβーアミロイドペプチドを24時間処理したところ、同様に細胞死誘導が認められた。形態学的観察により過酸化水素誘導細胞死はネクローシスであり、それ以外の細胞死はアポトーシスであることが判明した。本研究により、PC12細胞を用いた各種細胞死誘導剤によりin vitroでの簡便な神経細胞死の評価系が確立された。
キーワード
PC12 cells
neuronal cell death
apoptosis
necrosis
LDH
発行日
1998-02
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University
87巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture,Okayama University
開始ページ
59
終了ページ
63
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
Japanese
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa