Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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大学生の友人関係における影響戦術使用の測定尺度の開発とその妥当性の検討

淵上 克義 岡山大学
鎌田 雅史 岡山大学
抄録
本研究の目的は、自己報告式の影響戦術測定項目を開発し大学生がインフォーマルな友人関係において行使する影響戦術の構造を明らかにすることと、先行研究によって明らかにされてきたフォーマルな組織において使用される影響戦術と、インフォーマルな関係で使用される影響戦術の構造を比較することであった。社会的勢力や影響戦術に関する研究の小展望の後に、友人関係での影響戦術の使用を測定するための項目を作成し、539名の大学生について実施した。探索的因子分析により、迎合、相談、説明、交渉、結託、強い主張の6つの影響戦術が見出された。さらに、影響戦術測定項目とユーモア態度尺度(上野、1993宮戸・上野、1996)、友人関係尺度(1995)の尺度得点を比較的検討をすることによって、6つの戦術の妥当性が示された。
キーワード
影響戦術
社会的勢力
友人関係
ユーモア
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875