Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

<Availability>
Some items are not available because of decision by its author or publisher.

嗅覚と触覚が絵画表現に及ぼす影響についての基礎研究 ─ 小学生のパイナップル描画の一考察 ─

清田 哲男 岡山大学大学院教育学研究科
抄録
 本稿は,写生などの観察による描画表現において,視覚以外の諸感覚が表現活動に与える影響についての研究をすすめるにあたり,調査に参加する児童に視覚と他の感覚との相互作用をしやすくするための体験(嗅覚による描画体験,触覚による描画体験)を与えるための予備調査に位置づけられる。  嗅覚を活用した観察による表現活動では,抽象的なイメージ表現が想起されやすく,触覚を活用しての観察による表現活動では,迫真性や,空間意識も比較的高いなどの傾向が確認できた。以上のことから,今後の視覚と諸感覚との相互作用による表現活動を研究する上で,仮説をたてることが出来,研究の方向性を示すことが出来るなどの成果が得られた。
キーワード
観察
描画表現
嗅覚
触覚
感覚間相互作用
美術教育
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258