学校教職員の不祥事が社会的に問題になっている。各地の教育委員会は,専門家を招いて講演会を開催し,定期的な校内研修を促すなど防止策を実施しているが,教育委員会の関係課や管理職からは「なかなか『わがこと』として捉えてもらえない」という嘆きが聞かれる。本稿では,不祥事防止研修に身が入らないのはなぜか,どうすれば「不祥事をわがこととしてとらえ,そこでの学びを教育実践に還元できるか」について論じた。
不祥事対策 (Deplorable Accidents)
校内研修
他人事 (Other people's affairs)
低い受講動機 (Low Attendance Motivation)
研修の多様性 (Diversity of Training)