Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
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大山の地下水の溶存ガスの定量

渡辺 晃二 岡山大学温泉研究所地質学部門
奥野 孝晴 岡山大学温泉研究所
抄録
鳥取県大山火山の西北麓の地下水中に潜存するガス成分比は Ar : 0.34~0.40 (cc/l) 1.48~1.64 (%) O(2) : 6.69~9.08 (cc/l) 27.92~35.30 (%) N(2) : 15.16~17.23 (cc/l) 63.22~67.92 (%) の範囲内で定量できる.また,飽和度は次の如くである. O(2) : 87.8~113.9 (%) N(2) : 110.5~123.2 (%) この結果を地表水と比較して,O(2)の飽和度は小さいが,量的な差異はあまりみられず,地表水と地下水の中間的な性質を示している.地質構造,地形が溶存ガス成分比に及ぼす影響は,地下水の流通経路が長距離とみなされる場合に若干のO(2)の消費が認められ,短距離で湧出したと思われるものにはO(2)の飽和度が大きい傾向がある.また,水理地質的にみて,地質と湧出量には密接な関連を見出せるが,ガス成分には影響を与へてはいない.
備考
Original Papers
ISSN
0369-7142
NCID
AN00032853