Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
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児童期心身症に対する人工炭酸浴の試み

古元 順子 岡山大学医学部三朝分院リハビリテーション部
抄録
人工炭酸浴剤浴(パブ浴)は,末梢循環改善作用を有して組織に賦活力を与え,皮膚創傷治癒を促進させる。全身に引き掻き傷を有する心身症の少女2症例に対して,母親とともにパブ浴を常用させた。何れの症例においても,皮膚創傷治癒をみて,患児,および母親に治療者を頼ってみようという,いわば治療への動機づけが促がされ,入浴という手段で児童の最大のストレスである母子関係の阻害に対し脱ストレス的に働き患児とのラポールがえられるようになった。パブ浴には副作用は全くなく,児童期の様々な心身症に応用されてよいであろう。
キーワード
人工炭酸浴 (Artitificial CO(2) bathing)
自傷 (seif-injured wounds)
創傷治癒効果 (healing effect for wounds)
母子関係改善 (relaxing effect for mother-child relationship)
あそび的効果 (play-therapeutic effect)
ISSN
09133771
NCID
AN10084718