Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
Some items are not available because of decision by its author or publisher.

三朝温泉水配管内の温泉沈殿物について(第3報)(付三朝分院飲泉水分析)

御船 政明 岡山大学医学部附属病院三朝分院中央検査部
妹尾 敏伸 岡山大学医学部附属環境病態研究施設
抄録
鳥取県三朝温泉岡大源泉の配湯管内の温泉沈殿物について既に報告されているが,今回採取した黒色の温泉沈殿物について発光分析法による定性分析を行ったところ,強放射性鉱物である北投石の主成分のBaが高濃度に検出されたので,岡大源泉(飲泉)水および沈殿物中の主要成分および放射能について調査した。温泉水のpHは6.97,Rn-222濃度は190.9Bq./kgで,Mn,Fe,Baの濃度は夫々0.011,0.018,0.021(mg/kg)であり,泉質は弱放射能-ナトリウム-塩化物泉に該当した。沈殿物中の主要成分はMn,Fe,Baで,その濃度は夫々363.5,148.0,69.6mg/gであり,このBa濃度は三朝温泉の温泉沈殿物中最高の濃度であった。しかしRa-226濃度は,既報程 度の3.30×10(-8)Ci/kgであった。
キーワード
三朝温泉 (Misasa hot springs)
温泉沈殿物 (Thermal sinter deposits)
バリウム (Barium)
ラジウム (Radium)
ラドン (Radon)
ISSN
09133771
NCID
AN10084718