Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
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慢性呼吸器疾患の温泉療法 ―1987年度入院症例を対象に―

谷崎 勝朗 岡山大学医学部三朝分院内科
周藤 真康 岡山大学医学部三朝分院内科
貴谷 光 岡山大学医学部三朝分院内科
荒木 洋行 岡山大学医学部三朝分院内科
抄録
1987年1月より12月までの1年間に当院へ入院した慢性呼吸器疾患患者52例を対象に,その背景因子,免疫アレルギー学的要素および温泉療法の臨床効果について検討を加えた。1.対象52例のうちわけは,気管支喘息37例,瀰漫性汎細気管支炎3例,慢性咳嗽3例,アレルギー性肉芽腫性血管炎2例,慢性気管支炎2例,過敏性肺臓炎2例,気管支拡張症,肺気腫,広汎性肺結核症各1例であった。2.これら52症例のうち,温泉療法を受けた症例は36例(69.2%)であった。3.対象症例の地域分布と温泉療法を受けた症例との関係では,鳥取県内の入院症例(26例)で温泉療法を受けた症例は11例(42.3%)であり,県外(遠隔地)からの入院症例(26例)で温泉療法を受けた症例は25例(96.2%)であった。4.温泉療法の臨床効果では,気管支喘息では30例中25例(83.3%)で有効であり,その他1瀰漫性汎細気管支炎,アレルギー性肉芽腫性血管炎,気管支拡張症などで有効であった。
キーワード
気管支喘息 (Bronchial asthma)
瀰漫性汎細気管支炎 (Diffuse panbronchiolitis)
気管支炎
気管支肺胞洗浄法 (Bronchoalveolar lavage)
温泉療法 (Spa therapy)
ISSN
09133771
NCID
AN10084718