Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
Some items are not available because of decision by its author or publisher.

慢性呼吸器疾患の温泉療法 ―1988年度入院症例を対象に―

谷崎 勝朗 岡山大学医学部三朝分院内科
周藤 真康 岡山大学医学部三朝分院内科
貴谷 光 岡山大学医学部三朝分院内科
荒木 洋行 岡山大学医学部三朝分院内科
抄録
1988年1月より12月までの1年間に当院へ入院した慢性呼吸器疾患患者62例を対象に,背景因子,臨床的特徴および温泉療法の臨床効果について検討を加えた。1.対象62例のうちわけは,気管支喘息49例,瀰漫性汎細気管支炎4例,肺気腫4例,アレルギー性肉芽腫性血管炎3例,肺結核,気管支拡張症各1例であった。2.これら62症例のうち,温泉療法を受けた症例は41例(66.1%)であった。3.温泉療法を受けた症例の地域分布では,鳥取県からの入院症例32例では14例(43.8%)であり,同様に岡山県からの入院症例17例では15例(88.2%),その他の県からの入院症例13例では12例(92.3%)であった。4.温泉療法の臨床効果は,気管支喘息では33例中著効12例,有効15例,やや有効5例,無効1例で,明らかな有効例は27例(81.9%)であった。また温泉療法は瀰漫性汎細気管支炎,アレルギー性肉芽腫性血管炎などに対しても有効であった。
キーワード
気管支喘息 (Bronchial asthma)
瀰漫性汎細気管支炎 (Diffuse panbronchiolitis)
アレルギー性肉芽腫性血管炎 (Allergic granulomatous angitis)
温泉療法 (Spa therapy)
ISSN
09133771
NCID
AN10084718