Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

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気管支喘息の温泉療法 ―ヨードゾル吸入療法の臨床効果―

谷崎 勝朗 岡山大学三朝分院内科
周藤 真康 岡山大学三朝分院内科
貴谷 光 岡山大学三朝分院内科
荒木 洋行 岡山大学三朝分院内科
抄録
気管支喘息20例を対象に,ヨードゾル吸入療法を行ない,その臨床効果について検討を加えた。1.ヨードゾル2週間吸入後の臨床効果判定では,著効4例(20%),有効11例(75%),やや有効4例(20%),無効1例(5%)であり,有効以上の明らかな有効例は20例中15例(75%)であった。また臨床病型別の効果の検討では,明らかな有効例は,Ⅰa.気管支攣縮型では9例中6例(66.7%),Ⅰb.気管支攣縮+過分泌型では9例中7例(77.8%)であった。一方,Ⅱ.細気管支閉塞型では2例いずれも有効であった。2.ヨードゾル1回吸入後の換気機能の改善率は,FVC8.5%,FEV(1.0)11.0%,PEFR9.7%,MMF12.2%, V(50)14.4%, V(25)14.8%であり,閉塞性換気障害を示すパラメーターの改善率がやや高く,なかでも小さい気道の換気障害と関連の深いMMFやV(25)の改善率が高い傾向がみられた。
キーワード
気管支喘息 (Bronchial asthma)
ヨードゾル吸入 (Inhalation of iodine salt sotutlon)
温泉療法 (Spa therapy)
換気機能 (Ventilatory function)
ISSN
09133771
NCID
AN10084718