Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

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人工血管開発における研究の動向

野一色 泰晴 岡山大学医学部附属環境病態研究施設リハビリテーション外科学分野
抄録
人工血管の開発研究における動向について,我々の行ってきた研究をまじえて世界の動きを解析した。近年の砺究の流れは過去1世紀にわたる試行錯誤の上にあって,さらに大きく揺れ動いている。人工血管の内面に必要な抗血栓性の獲得においても,設計者によって考えを異にし,米国では,人工心臓に用いる抗血栓性合性高分子材料をもってそれに当てようとしているものが多い。我々はあくまで宿主のもつ諸機能を引き出し,自然の動きの一つとしての治癒を無理なく導いて,内皮細胞によって内面を覆わせる方法を採用している。そのいくつかの例として,超極細ポリエステル繊維製人工血管,結合組織管,バイオマトリックス人工血管,ヘパリン化生体組織由来人工血管,成長できる人工血管などについて解説した。
キーワード
人工血管 (Vascular prosthesis)
新生内膜 (Neointima)
内皮細胞 (Endothelial cells)
抗血栓性 (Antithrombogenicity)
ISSN
0913-3771
NCID
AN10084718