Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

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JUN遺伝子の生化学的、生物学的活性についての考察

光延 文裕 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
貴谷 光 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
岡崎 守宏 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
御舩 尚志 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
浅海 昇 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
谷崎 勝朗 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
抄録
c-junはニワトリの癌ウイルスから分離された癌遺伝子(v-jun)のproto-oncogeneであり,その遺伝子産物は細胞内転写促進因子AP-1の主成分である。v-jun,c-junのトランスフォーム能を検討するために,我々はv-jun,ニワトリc-jun遺伝子さらにJUN遺伝子の種々の組換え体を複製能を持つレトロウイルスベクター(RCAS)に挿入し,CEF細胞(ニワトリ胎児線維芽細胞)にトランスフェクションした。その結果4か所存在する両者の構造的相違のうち,アミノ末端近くの27アミノ酸の欠損と3' untranslated regionの欠損が十分なトランスフォーム能と転写促進能発現に必須であることが明らかとなった。これらの部分がどのように機能発現に関与しているかは,これからの研究を待たねばならない。
キーワード
癌遺伝子 (Oncogene)
JUN遺伝子 (JUN gene)
レトロウイルスベクター (Retrovirus Vector)
トランスフェクション (Transfection)
トランスフォーム (Transform)
ISSN
0913-3771
NCID
AN10084718