Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

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子宮筋腫に対するダナゾ-ル投与の検討

中桐 善康 岡山大学医学部附属病院三朝分院産婦人科
小林 靖明 岡山大学医学部附属病院三朝分院産婦人科
石田 理 岡山大学医学部附属病院三朝分院産婦人科
抄録
子宮筋腫14症例に対しダナソールを400mg/dayを月経5日目より16週間経口投与した。平均年齢は45.4才で,ダナゾール投与により超音波計測では筋腫核の体積は投与前を100%とすると75%へと縮小した。投与後に赤血球,ヘモグロビンは有意に増加し,s-GOTは平均22.5U/ℓが平均28.8U/ℓ,s-GPTも平均19.4U/ℓが平均34.9U/ℓと有意な上昇が認められたが投与後速やかに正常範囲に戻った。投与により過多月経は92.9%,月経痛80%,腰痛は75%に改善が認められた。投与によりQCT法による骨塩量は平均10.4%の上昇がみられたが,4例には骨塩量の平均5.5%低下がみられた。筋腫核の縮小率は投与前を100%とすると骨塩量低下群では平均51.7%になり,骨塩量増加群では平均84.4%になり,有意に骨塩量低下群に縮小率が高かった。
キーワード
子宮筋腫 (myoma)
ダナゾール (danazol)
骨塩量 (bone mineral density)
骨粗鬆症 (osteoporosis)
ISSN
0918-7839
NCID
AN10430852