Bulletin of Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University
Published by Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University

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学校のトイレに忌避的行動を示す自閉症児に対するトイレ誘導

大野呂 浩志 岡山大学
抄録
自立的な排泄行動が身についているにもかかわらず、幼稚園や学校などの特定の場面になると、トイレが使用できないというパターンに支配されている自閉症児童を対象に、トイレに近づくことに主眼を置いた指導を試みた。指導に際しては、日常的に教師が「受容」を前提としたかかわりの割合を増やしていき、そうしたかかわりの中で形成された信頼関係を基礎にして、ほぼ半年という短期間のうちに、本児の排泄行動に大きな変化が認められた。これらの結果に基づき、人間関係の形成が困難な自閉症の児童に対する指導において、教師がどのようにかかわればよいかという問題について考察をおこなった。
キーワード
トイレ誘導 (toilet training)
かかわり
受容
指示
bonding
autism
ISSN
1346-3705
NCID
AA11529614