Scientific Reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University
Published by the Faculty of Agriculture, Okayama University
ONLINE ISSN : 2186-7755

高温の殺虫効果の数量的法則

清久 正夫 岡山大学
抄録
1.高温の死亡率の温度及び時間に対する分布型から温度と時間の関係をあらわす公式を理論的に導びいた.その結果比較的狭い温度範囲でX1=A/XB2が得られた.2.広い温度範囲にわたるときは上記の式のA,B常数の異なつたものを用うればよいがやや複雑になるので統一された式を案出した.3.それは上記の式の反応速度を示す恒数Bの変化の特徴を考慮したX1=A1(X-m)-1+A2(X2-m)-2+A3(X2-m)-3+A4(X2-m)-4のような多項式である.但し式中mは有害作用を呈する臨界温度である.4.高温に対する抵抗の比較撒布度は温度如何で変化するのでその様相を示す公式を示した.それは1種の垂曲線式で,U=m/2[a-(X-t)+b(X-t)]であつた。
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029