Scientific Reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University
Published by the Faculty of Agriculture, Okayama University
ONLINE ISSN : 2186-7755

和牛の若令去勢牛の肥育に対するDiethylstilbestrolおよびTestosterone併用の効果ならびに血中エストロゼンの量

和田 宏 岡山大学
湯原 正高 岡山大学
片岡 章 広島県油木種畜場
佐田 昭治 広島県油木種畜場
猪掛 武 広島県油木種畜場
小倉 与四夫 広島県油木種畜場
抄録
和牛の肥育に対するdiethylstilbestrol(DES)とtestosteroneの組合せの結果を研究した. このホルモンの組合せとしてRapigainを用いた,Rapigainは1ドーズ中にDES 24mgおよびtestostererone120mgを含むところの肥育剤である. 3頭の牛にRapigain 1ドーズずつを70日間隔で3回耳根部皮下に注入し,最後の注入後70日でと殺した. 別の3頭を対照区とした. Rapigainを注射した区の牛の増体は210日にわたる肥育期間中,対照医の牛のそれよりも優れていた. 1回の注射の効果は初めの20日間が最大で,その後は漸減し,40日過ぎまで続いた. 尾根部の挙上や乳頭の肥大などの副作用は起らなかった. 卵剔マウスの膣内注入による膣垢反応によりRapigain処理50~70日後の牛の血清中のestrogenの検定を行なったがestrogenの残留は検知されなかった。
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029