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ID 14960
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8
タイトル(別表記)
n-3系脂肪散を強化した食事療法が有効と考えられた肺気腫の一例
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著者
柘野 浩史 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
芦田 耕三 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
光延 文裕 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科 Kaken ID researchmap
御舩 尚志 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
岡本 誠 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
保崎 泰弘 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
谷崎 勝朗 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
辻 孝夫 岡山大学医学部第一内科
抄録
An effective treatment for the advanced stages of chronic obstructive pulmonary disease (COPD) has not been established yet. We report our recent experience of one patient with pulmonary emphysema treated by dietary supplementation of n-3 fatty acid for two months. He presented improvements in clinical symptoms and pulmonary function, and suppression of leukotriene B(4) generation by peripheral leukocytes. We consequently suppose that dietary treatment with n-3 fatty acids (perilla seed oil) may offer benefits for the treatment of pulmonary emphysema by competitively inhiabiting the conversion of arachidonicacid to leukotrienes and prostanoids.
抄録(別表記)
今回我々は,肺気腫の症例に対してn-3系脂肪酸を強化した食事療法をおこない,臨床症状,呼吸機能検査所見ともに速やかに改善を認め,同時に白血球のロイコトリエンB4産生能が著明に減少した一例を経験したので報告する。 症例は67歳,男性。主訴は労作時呼吸困難。【第一回目入院】3カ月間入院し,薬物療法,温泉を用いた理学療法を行った。自覚症状はやや改善が見られたが,呼吸機能検査所見の改善は得られなかった。【第二回目入院】1年後に再入院。n-3系脂肪酸強化食事療法も併用した。自覚症状および,呼吸機能検査上,FVC,FEV1.0,PEFなどに改善を認めた。n-3系脂肪酸はアラキドン酸代謝を通してロイコトリエン合成に関与すると推定されるが,経渦中に白血球のLTB4産生能の減少を認めた。この症例は肺気腫に対するn-3系脂肪酸強化食 事療法の有用性が示唆され,病態を考える上でも興味深いと考えられた。
キーワード
pulmonary emphysema
n-3 fatty acid
leukotriene
diet therapy
出版物タイトル
岡大三朝分院研究報告
発行日
1998-12
69巻
出版者
岡山大学医学部附属病院三朝分院
出版者(別表記)
Misasa Medical Branch, Okayama University Medical School
開始ページ
49
終了ページ
56
ISSN
0918-7839
NCID
AN10430852
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
English
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
mmc