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ID 58
Eprint ID
58
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タイトル(別表記)
Studies on relaxin in ruminants : (4) Concentration of relaxin in the blood serum of pregnant and postpartum goats and ewes.
著者
和田 宏 岡山大学
湯原 正高 岡山大学
抄録
(1),山羊及び緬羊の妊娠中及び分娩後の血清中のRelaxinをAbramowitz et al.(1944)により確立され,筆者等によつて僅かに修飾された生物検定法により検定した. (2),妊娠20日の山羊の血清中のRelaxin濃度は略1GPUであつた.その後,増加して3ヶ月乃至4ヶ月の間に最高値に達し,それが妊娠の残余の期間,維持せられる. (3),山羊に於いて分娩後は血清中のRelaxin濃度が急激に低下した(第1表及び第1図). (4),血清Relaxinの量に関して,栄養の良い山羊と,それの悪い山羊の間に差は無いように思われる. (5),緬羊の血精の例数は少ないけれども,そのRelaxin濃度は山羊のそれより,やや低いように思われる. (6),血清中のRelaxinの最高量は1cc.当り略3.5乃至4.0GPUの範囲にあり,血清中に於けるその量を示す曲線のplateauの高さに於いて,反芻家畜に於ける種類による著るしい差は無いように思われる. (7),分娩後のRelaxinの急激な減少は,前報に於いて牛について推定した如く,山羊及び緬羊に於いても,此のホルモンの生成に対し胎盤が重要なる部位であることを示すようである. (8),他の研究者によりて行われた牛の妊娠及び分娩時の骨盤の変化の計測的観察に基づく推定からして,山羊及び緬羊に於いてもRelaxinの効果により,少くとも仙腸関節は弛緩するものと思われる.本研究を行うにあたり,岡山県津山畜産農場長馬渡武彦氏,蔵知毅氏,同技師竹原宏氏,同沖進氏及び広島県七塚原種畜場長大津俊次郎氏の御援助を戴いた.茲に記して深謝の意を表する.(本研究の一部は昭和三十年度文部省科学研究助成補助費によつて行つた.当局に深謝する.)
発行日
1956
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
8巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
31
終了ページ
37
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
Japanese
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa