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ID 9510
Eprint ID
9510
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タイトル(別表記)
ニワトリ胚のファブリシウス嚢におけるBリンパ球の発達に対する sIgM 誘導因子の役割
著者
韓 松 岡山大学
阿部 浅樹 岡山大学
楢原 清顕 岡山大学
近藤 康博 岡山大学
抄録
 The bursa of Fabricius plays essential roles in the establishment of immune functions of avian species as a primary site for differentiation and proliferation of B lymphocytes. The bursa of chick embryos is colonized by lymphoid cell precursors only between the days 7th of embryogenesis (E7) and E14. Susceptibility to the sIgM-inducing factor may fluctuate in bursal lymphoid cells during the lymphoid precursor cell-receptive period. In the present study, the dynamic changes in the sIgM-positive ratio and responsiveness to sIgM-inducing factor were examined in lymphoid cells sampled from the bursa during the B precursor cell-receptive period (E10 to E13) and findings suggest that responsiveness to sIgM-inducing factor varies with the development of the chick embryos. E11 is suggested to be a critical stage of B-lymphocytegenesis in the bursa of chick embryos.
抄録(別表記)
ファブリシウス嚢はBリンパ球分化と増殖のための中枢リンパ組織として鳥類の免疫機能の発達において重要な役割を演じている.培養ファブリシウス嚢上皮細胞は胚のファブリシウス嚢リンパ球に膜の IgM 分子(sIgM)の発 現を誘導する因子を産生することが報告されている.ファブリシウス嚢リンパ球の sIgM 発現誘導因子に対する感受性はファブリシウス嚢における分化の時期において変動する可能性が考えられる.ニワトリの胚では,リンパ球系の前駆細胞は胚発達の7日目から14日目の間においてのみファブリシウス嚢に進入・定着することが知られている.そこで本研究では,リンパ球系前駆細胞がファブリシウス嚢に定着するこの時期(10日胚から13日胚)におけるファブリシウス嚢リンパ球の sIgM 発現の変動を調べるとともに,これらの細胞における sIgM 発現誘導因子に対する感受性の変動について測定した.sIgM 陽性細胞の割合は11日胚で有意に上昇した.sIgM 発現誘導因子に対する反応性はこの時期の胚発達に伴って変動し,11日胚で高い傾向を示した.これらの結果から,11日胚齢はニワトリ胚のファブリシウス嚢におけるBリンパ球の発達に関して重要な時期であることが示唆された.
キーワード
bursa of Fabricius
B lymphocytegenesis
sIgM-inducing factor
発行日
2007-02
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
96巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
55
終了ページ
58
ISSN
0474-0254 
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
English
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa