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ID 54
Eprint ID
54
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タイトル(別表記)
Effect of Constant Temperature upon the Development of the Potato Tuber Moth, Gnorimoschema operculella (ZELLER).
著者
小泉 憲治 岡山大学
抄録
1. 1954年5月広島県川尻町にジャガイモガが侵入土着せるを確認し,わが国に土着した個体群について,その生態を明らかにするため,まず各種恒温の各ステージに及ぼす影響を調査した. 2. 各ステージとも,実験した恒温の10~40℃の範囲にわたり発育がおこる.そして発育日数は10~35℃の間に於いて温度の上昇につれて減少した.発育限界温度は明らかにし得なかつたが発育率及び健全虫率よりみて,各ステージ共,低温限界は10℃以下に,高温限界は40℃付近にあるものと考えられる.10℃に於いても各ステージ共50%の割合で発育出来,小部分ではあるが成虫は正常に交尾,産卵すること, 40℃では孵化はおこらぬが胚子発育は完全におこること,他のステージでは正常な発育が出来ない点等は注目に価する. 3.発育速度曲線,発育の正常さ,蕃殖力等よりみて,適温範囲は各ステージ共,15~33℃にあると考えられる.しかし発育速度の最も速いのは各ステージ共に35℃である. 4. 35°,38℃のような高温に前蛹期,蛹期を経過した雄は不妊となるが,雌は同様の条件で不妊になることはない. 5. 幼虫期は雄が雌に比し短かく,蛹期は逆に長い.前蛹期は両者で殆んど同一である. 6. 各ステージの全発育期間中にしめる割合は各温度を通じて殆んど等しいが,低温に向つて卵期のしめる割合が増大し,逆に幼虫期のしいる割合が減少し,他のステージでは変化がないという傾向がみれる。
発行日
1955
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
7巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
36
終了ページ
45
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
Japanese
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa