このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 11262
Eprint ID
11262
フルテキストURL
タイトル(別表記)
テンサイ培養細胞の細胞壁結合α―グルコシダーゼの精製と性質
著者
山崎 良樹 岡山大学
今野 晴義 岡山大学
抄録
Wall bound α-glucosidase (EC 3.2.1.20) has been solubilized from suspension-cultured sugar-beet cells with Sumyzyme C and Pectolyase Y-23 and purified by a procedure including fractionation with ammonium sulfate, Sephacry S-200 HR column chromatography, and CM-cellulose colum chromatography. The enzyme readily hydrolyzed maltose, nigerose, malto-oligosaccharides, and soluble starch, but hydrolyzde isomaotose more slowly. The enzyme hydrolyzed malto-oligosaccharides and soluble starch at a faster rate than maltose. The wall-bound α-glucosidase from sugar-beet cells is different from the enzymes extracted from the cells and seeds in substrate spesificity.
抄録(別表記)
テンサイ培養細胞には数種のα‐グルコシダーゼが存在している。相当量のα‐グルコシダーゼ活性は細胞破壊後、緩衝液と食塩で抽出されるが、まだかなりのα‐グルコシダーゼ活性が細胞残渣に含まれたままである。その酵素は、界面活性剤やS-S結合切断試薬では遊離されなかったが、細胞壁分解酵素により可溶化された。テンサイ培養細胞にスミチームCとペクトリアーゼY-23を作用させると、細胞はプロトプラストになり、細胞壁由来の成分のみを分離できた。可溶化された部分からα‐グルコシダーゼを硫安分画、セファクリルS-200HRカラムクロマトグラフィー、CM-セルロースカラムクロマトグラフィーにより精製した。本酵素は、マルトース、ニゲロース、マルトオリゴ糖、可溶性澱粉に良く作用したが、それらに比べ、イソマルトースに対する作用は弱かった。本酵素は、マルトオリゴ糖と可溶性澱粉にマルトースよりも強く作用した。本酵素以外にテンサイ培養細胞とテンサイ種子から数種類のα‐グルコシダーゼが単離されているが、本酵素の基質的特異性はそれらのものと異なっていた。
キーワード
Beta vulgaris L. cv.
Tsukisappu
Sugar-beet
Wall-bound enzyme
α-Glucosidase
Protoplast
発行日
1993
出版物タイトル
岡山大学資源生物科学研究所報告
出版物タイトル(別表記)
Bulletin of the Research Institute for Bioresources, Okayama University
1巻
2号
出版者
岡山大学資源生物科学研究所
出版者(別表記)
Research Institute for Bioresources, Okayama University
開始ページ
159
終了ページ
166
ISSN
0916-930X
NCID
AN10381600
資料タイプ
紀要論文
言語
English
論文のバージョン
publisher
査読
無し