タイトル(別表記) トマトの突然変異雄性不稔の部分稔性回復に及ぼす夜温の影響
フルテキストURL J_J_Soc_Hort_Sci_76_1_41.pdf
著者 桝田 正治| 加藤 鎌司| 村上 賢治| 中村 弘| Ojiewo Christopher Ochieng| Masinde Peter Wafula|
抄録(別表記) トマトの雄性不稔 T-4 の部分稔性回復に及ぼす夜温の影響について調査した.2001年10月~翌年 6 月の期間,最低気温10℃以上に維持し28℃換気のビニールハウス内において,順次開花してくる花について開花当日に自家人工授粉を行って着果率,有種子果率ならびに種子数を調査した.10月~2 月は,ほぼ100%着果し,10月に着果した果実は有種子果であり,11月~2 月に着果した果実は,その80%近くが無種子の単為結果であった.3 月以降,着果率が徐々に低下し 5 月では着果率が10%以下で単為結果はなかった.有種子果 1 果当たりの種子数は,10月には50粒に達することもあったが,11月以降の低温期には数粒となり,気温が上昇する 4 月~6 月には 1~20数粒であった.秋季ビニールハウスの最低夜温12℃と18℃下で人工授粉を行ったところ,着果率に差はなく,有種子果率は12℃で高く種子数も多かった.さらに,ビニールハウス内で育成した T-4 株を夜温12℃と24℃の人工気象器内に搬入して人工受粉し,10日後にハウス内に戻した.その結果,春季は両温度区ともほとんど着果しなかった.秋季は夜温12℃で約70%(24℃では46%)着果し,その50%(24℃では10%)は有種子果であった.1 果当たりの種子数は 7~9 粒で両温度区間に差はなかった.また,野生型花粉の人工受粉により1果実当たり50~180粒の種子が得られたことから,雄性不稔 T-4 には雌ずい側に問題はないことが示されトマト 2 系ライン F1 種子生産の種子親として利用できる可能性が示唆された.
キーワード male-sterile mutant night temperature partial fertility omato hybrid-seed
備考 園芸学会賞年間優秀論文賞  rights: 本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである
発行日 2007-03-06
出版物タイトル 園芸学会雑誌
76巻
1号
出版者 園芸学会
開始ページ 41
終了ページ 46
ISSN 0013-7626
NCID AN00025257
資料タイプ 学術雑誌論文
言語 English
OAI-PMH Set 岡山大学
著作権者 園芸学会
論文のバージョン publisher
NAID 110006203470
DOI 10.2503/jjshs.76.41