JaLCDOI | 10.18926/CTED/52284 |
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タイトル(別表記) | An Approach and Issues on School-Volunteer at Okayama University - A survey of students’ attitudes - |
フルテキストURL | cted_004_006_015.pdf |
著者 | 佐藤 大介| 山根 文男| 江木 英二| 曽田 佳代子| |
抄録 | 岡山大学教師教育開発センターでは,学生が学校園等で教育活動支援を行うスクールボランティア事業に岡山県教育委員会や岡山市教育委員会等と連携し取り組んでいる。本学では「スクールボランティアビューロー」が調整役として学生に対して様々な支援を行っている。本論ではまず,スクールボランティア事業の取り組みについて概観し,現状課題として,手続き・情報発信におけるウェブサイト活用,学校園ニーズと学生シーズのマッチング支援,ボランティア登録学生に対するサポートの3点について指摘する。さらに,これらについて,平成25年度実施したスクールボランティア説明会に参加した学生に意識調査を実施した。その結果,ウェブサイトの活用について肯定的にとらえている一方で,マッチング支援や個に応じた学生サポートの必要性を強く感じていることが分かった。 |
キーワード | スクールボランティア事業 学生の意識調査 ウェブサイト活用 マッチング支援 学生サポート |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2014-03-10 |
巻 | 4巻 |
開始ページ | 6 |
終了ページ | 15 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005398248 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/53229 |
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タイトル(別表記) | A New Support Program to Urge University Students to Participate in School Volunteer Activities |
フルテキストURL | cted_005_001_008.pdf |
著者 | 佐藤 大介| 山根 文男| 江木 英二| 曽田 佳代子| 近藤 弘行| 後藤 大輔| |
抄録 | 教員養成における学校現場での実践的・体験的活動が昨今一層求められている。教育再生実行会議での提言 や中央教育審議会での報告でも,採用前の学生の学校現場でのボランティア活動を推奨している。こうした中, 2013 年度の岡山大学におけるスクールボランティア活動の登録者数が大幅に減少した。要因としては学校現場 でのインターンシップ活動が必修化された点が大きいが,インターンシップとボランティアの長短を学生は理解 し参加していく必要がある。こうした社会的要請や大学における課題などを踏まえ,スクールボランティアビュー ローに新たに「学生スタッフ制度」を設けた。学生の立場から,スクールボランティア活動を多面的に支援し, 関連事業の企画・参画・連携を学生と教職員が協働して実施するものである。最初の取り組みとして,2014 年4 月には「スクールボランティアフェア2014」を開催した。 |
キーワード | 教員養成 スクールボランティア 学生スタッフ制度 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2015-03-06 |
巻 | 5巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 8 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005572535 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54030 |
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タイトル(別表記) | A Practical Study on School Volunteer Promotion Supports in cooperation with Student Staffs |
フルテキストURL | cted_006_140_149.pdf |
著者 | 佐藤 大介| 山根 文男| 江木 英二| 曽田 佳代子| 近藤 弘行| 後藤 大輔| |
抄録 | 2013年10月よりスクールボランティアビューローに「学生スタッフ制度」を新たに設け,活動開始後2年が経過した。その間,学生スタッフと大学教職員が協働し,スクールボランティアフェアの開催,スクールボランティア活動事例集の作成・編集・発行と各教育委員会等への配布,スクールボランティアツアーの実施等様々な学生目線のスクールボランティア推進支援事業に取り組んできた。それぞれの事業では,学生スタッフが学生らしい工夫を随所に凝らしており,企画・準備から実施・反省に至るまで多大な尽力・努力をした。これらの活動を通して,スクールボランティア活動に参加しようと思っている学生やなかなか一歩が踏み出せない学生に対する啓発活動として大変効果的な事業であったことは成果と言えるが,学生の参加減少や学生への周知の難しさ,また,学生スタッフのなり手不足や大学教職員からの学生への働きかけの重要性など課題も残っている。 |
キーワード | 学生スタッフ制度 スクールボランティアフェア スクールボランティア活動事例集 スクールボランティアツアー |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 140 |
終了ページ | 149 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723298 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54935 |
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タイトル(別表記) | A Study on the Trainee Teachers’ Image of Student Guidance |
フルテキストURL | cted_007_097_106.pdf |
著者 | 三島 知剛| |
抄録 | 本研究の目的は教職課程履修学生の生徒指導イメージの検討,並びに授業イメージとの関連の検討であった。研究1 ではメタファー法に基づき,学生を対象に生徒指導イメージを調査し,12 のカテゴリーが得られた。最も記述者が多いカテゴリーは「間違いを正す」「将来への方向づけ」であった。研究2 では,研究1 を基に生徒指導イメージを測定する尺度を作成すると共に,授業イメージとの関連について検討した。調査の結果,(1)生徒指導イメージは「指導の難しさ」「一方的な指導」「個に応じたきめ細かな指導」「間違いを正す」「やりがい」「将来への方向づけ」「指導の不十分さ」「人間としての基礎・土台作り」,の8 因子であること,(2)生徒指導イメージの各因子得点を基にグループ分けを行った結果3 グループに分類でき,生徒指導イメージが不明確と考えられるグループが授業イメージの「組み立て」「楽しさ」「臨機応変」「不透明」の得点が低いこと,などが示唆された。 |
キーワード | 生徒指導イメージ (Image of Student Guidance) 教職課程履修学生 (Trainee Teachers) メタファー (Metaphor) 授業イメージ (Image of Teaching) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2017-03-27 |
巻 | 7巻 |
開始ページ | 97 |
終了ページ | 106 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/56545 |
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タイトル(別表記) | A Study on the Change of Image of Student Guidance by Trainee Teachers Before and After University Lecture |
フルテキストURL | cted_009_099_108.pdf |
著者 | 三島 知剛| |
抄録 | 本研究の目的は,全学教職課程履修学生の生徒指導に関する講義の前後における生徒指導イメージの変容を検討することであった。そのため,教育学部以外に所属し教職課程を履修する学生のうち,生徒指導に関する講義を受講する学生を対象に,講義の前後に調査を行い,115名の有効回答が得られた。その結果,(1)生徒指導イメージの8因子のうち,「指導の難しさ」「一方的な指導」「個に応じたきめ細かな指導」「間違いを正す」「やりがい」の5因子が有意に高まり,学生の生徒指導イメージが講義を通して深まっている可能性があること,(2)学生の生徒指導イメージの因子間相関を講義の前後で算出した結果,講義後に相関係数が有意に転じたものが多く,学生の生徒指導イメージが講義後により多面的になった可能性があること,が主に示唆された。そして,講義の充実度や生徒指導力の高まり度などの補足データと併せて結果が考察された。 |
キーワード | 生徒指導イメージ 全学教職課程履修学生 大学講義 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2019-03-20 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 99 |
終了ページ | 108 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49493 |
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タイトル(別表記) | A Research on Quality Assurance in Teacher Training course in Okayama University (1)– Focused on Change of Intentionality to the Teaching Profession of the Junior – |
フルテキストURL | cted_003_080_089.pdf |
著者 | 高旗 浩志| 後藤 大輔| 三島 知剛| 樫田 健志| 江木 英二| 曽田 佳代子| 高橋 香代| 加賀 勝| |
抄録 | 教育学部を除く7つの課程認定学部(文,法,経,理,工,環境理工,農)とマッチング・プログラムコースに所属し,次年度(平成25年度)に「教職実践演習」の対象となる現3年生(平成22年度入学生)の,入学時から現在に至る教職志向並びに教育実践力に関する自己評価の経年変化を検証する。基礎データとして,教育学部・大学院教育学研究科との連携・協働によって教師教育開発センターが作成した教材「教職実践ポートフォリオ」を用いる。これは全学教職課程を履修する全ての学生が,自らの学習を記録し,その教育実践力の育ちを可視化するツールである。ここに現れたもののほか,センターが独自に開発し実施した意識調査の結果を用いつつ,総合大学における教員養成教育の質保証とカリキュラム・マネジメントのありかたを検討する。なお,本文中で「全学教職課程」と表記する場合は,上記の7学部とMPコースを対象とした教職課程のみを指すものとする |
キーワード | 全学教職課程 開放制教員養成教育の質保証 ファカルティ・ディベロプメント 教職志向の経年変化 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2013-03-08 |
巻 | 3巻 |
開始ページ | 80 |
終了ページ | 89 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005232451 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/52292 |
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タイトル(別表記) | A Research on Quality Assurance in Teacher Training Course in Okayama University (2) – Focused on Change of Students’ Consciousness Before and After Teacher Training Program for Freshman – |
フルテキストURL | cted_004_082_089.pdf |
著者 | 三島 知剛| 髙旗 浩志| 後藤 大輔| 樫田 健志| 江木 英二| 曽田 佳代子| 加賀 勝| |
抄録 | 岡山大学では,教師教育開発センターによる全学の教員養成教育の質保証に取り組んでいる。本学では,教育学部以外に在籍し,教員免許状の取得を志す学生(文学部,法学部,経済学部,理学部,工学部,農学部,環境理工学部,マッチングプログラムコース)を対象にした1年次の核になるプログラムとして「全学教職オリエンテーション」と「母校訪問」を設けている。本研究では,平成24年度にこれら2つのプログラムを受けた学生を対象にした事前事後によるアンケート調査結果に基づき,学生の意識変容を検討した。その結果,(1)教職志望度が上昇する傾向があるが,教員免許取得希望度や教員採用試験の受験意志は低下すること,(2)「教職観」に関する様々な意識が変容し,教職理解が深まるが,「4 つの力に対する自信」は部分的な変容であること,(3)「大学生活や将来への思い」に関して部分的であるがポジティブに変容していくこと,が主に示唆された。 |
キーワード | 全学教職課程 全学教職課程初年次プログラム 全学教職オリエンテーション 母校訪問 学生の意識変容 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2014-03-10 |
巻 | 4巻 |
開始ページ | 82 |
終了ページ | 89 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005398256 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/52297 |
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タイトル(別表記) | Practical Seminar for the Teaching Profession on the Teacher Training Program at Okayama University(2) |
フルテキストURL | cted_004_123_132.pdf |
著者 | 樫田 健志| 高旗 浩志| 三島 知剛| 江木 英二| 曽田 佳代子| 後藤 大輔| 佐藤 大介| 山根 文男| 加賀 勝| |
抄録 | 岡山大学では,平成25年度後期より本格実施する教職実践演習に向けて,独自で通年開講する教育学部を除く7課程認定学部と教師教育開発センター(以降,センター)が協同して準備を行っている。平成24年度後期に教育学部以外の教職希望学生を対象に15講からなる教職実践演習(以降,全学教職実践演習)の試行を実施した。試行は参加学生へのアンケート調査や授業担当者の反省会で得られた意見より,概ね期待された効果が得られた。一方,試行に参加した学生が教育実習後と比較し伸びているのか,必修科目になれば教職を目指さない学生が混じるため試行ほど成果が期待されないのではないか,等の課題が指摘された。試行の反省を基に,平成25年度前期には受講生向けに「全学教職実践演習ガイドブック」を,40 名近くの指導者向けに「全学教職実践演習ハンドブック」を作成した。本稿では試行の成果と課題及び本格実施の実際について報告する。 |
キーワード | 全学教職実践演習 ガイドブック 自己課題 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2014-03-10 |
巻 | 4巻 |
開始ページ | 123 |
終了ページ | 132 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005398261 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54032 |
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タイトル(別表記) | The Practice of Social Skills Training for Work Experience in Junior High School |
フルテキストURL | cted_006_160_169.pdf |
著者 | 松浦 和輝| 三宅 幹子| |
抄録 | 職場体験学習の効果をより高めるための一つの方法として,事前に対人スキルやコミュニケーションスキルを身に付けるための学習を行っておくことが必要であると考え,職場体験学習の事前学習において,3回のソーシャルスキルトレーニングと異年齢交流活動を実施した。事前学習が始まる前の職場体験学習に対する期待と不安を変量としたケースのクラスタ分析により,3つのクラスタが得られた。第1クラスタは期待が低く,不安は中程度あるクラスタと考えられる(n=21)。第2クラスタは期待が高く,不安が低いクラスタと考えられる(n=20)。第3クラスタは期待と不安の双方が高いクラスタと考えられ,全体の約半数がこのクラスタに属していた(n=41)。ソーシャルスキルトレーニングの実践を通して,第3クラスタの不安の減少が有意にみられた。 |
キーワード | 職場体験学習 ソーシャルスキルトレーニング コミュニケーションスキル 中学生 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 160 |
終了ページ | 169 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723300 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/55812 |
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タイトル(別表記) | Effects of peer support program for 7th grade students : Utilizing support activities to elementary school sixth graders as peer support activities |
フルテキストURL | cted_008_123_133.pdf |
著者 | 三宅 幹子| |
抄録 | 本研究では,中学1年生を対象として,「小学校訪問」をピア・サポート活動として位置付けたピア・サポートプログラムを実施し,社会的スキルおよび自己有用感の観点からその効果を検討することを目的としていた。質問紙による効果測定を行い,分析の結果,社会的スキルおよび自己有用感のいずれにおいても,ピア・サポートプログラムの前後,および,ピア・サポートトレーニングとピア・サポート活動の前後で,統計的に有意な上昇が示された。また,事前の社会的スキルと自己有用感の評定値が比較的低めの生徒においてのみ,ピア・サポートトレーニングの前後で上昇的変化が生じたことから,ピア・サポートトレーニングからピア・サポート活動へと移行するピア・サポートプログラムの形式は,社会的スキルと自己有用感の低めな生徒にとっては特に有用であると考えられた。 |
抄録(別表記) | In this research, for the 7th grade students (N =74), peer support program that utilized "primary school visit" as peer support activity was implemented aiming to examine its effects from the viewpoints of social skills and sense of self-usefulness. Effect measurements were carried out by questionnaore. As a result of the analysis, statistically significant increases were observed between before and after the program in both social skills and sense of self-usefulness.Furthermore, the effects of peer support training were particularly pronounced in the low groups of social skills and sense of self-usefulness. |
キーワード | ピア・サポートプログラム (peer support program) 小中連携 (collaboration of Elementary School and Junior High School) 社会的スキル (social skill) 自己有用感 (sense of self-usefulness) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2018-03-20 |
巻 | 8巻 |
開始ページ | 123 |
終了ページ | 133 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/56539 |
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タイトル(別表記) | Classification of Peer Conflict in Elementary School and Efficacy of Mediation as Resolution Strategy |
フルテキストURL | cted_009_033_046.pdf |
著者 | 青木 多寿子| 山﨑 彩加| 奥村 弥生| 三宅 幹子| 木村 正信| |
抄録 | 子どものいざこざは一般的には起こらないほうがよいと考えられている。他方で,子どもの社会性の発達を促すポジティブな面も指摘されている。本研究では小学校におけるいざこざの実態を調べ,有効な教師の介入解決方略を明らかにすることを目的とした。研究1では,教育実習を終えた大学生126名に質問紙調査を実施し,いざこざの内容を分類した結果,7種が見出された。研究2では,小学校の学級担任93名に,7種のいざこざ場面のシナリオを提示し,どのような介入解決方略をとるか尋ねた結果,ミディエーション(双方の子どもから話を聴き,子どもから解決策を引き出す方略)が,7つのうち5つの場面で最も多くとられていた。研究3では,経験豊富な管理職39名に,より解決が難しい3場面での介入解決方略について尋ねたところ,全ての場面でミディエーションが最も多かった。以上の結果から,小学校における教師のミディエーションの有効性について論じた。 |
キーワード | いざこざ ミディエーション 介入解決方略 教師の介入 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2019-03-20 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 33 |
終了ページ | 46 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/56547 |
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タイトル(別表記) | The Effects of Creative Learning Spiral Model on Making Videos to Creativity and Information Morals |
フルテキストURL | cted_009_125_133.pdf |
著者 | 岡崎 善弘| 三宅 幹子| |
抄録 | クリエイティブ・ラーニング・スパイラルに基づいたワークショップが子どもの創造性・情報モラルに与える効果について検討した。ワークショップに参加する群 (介入群) とゲームで遊ぶ群(統制群) の2群間で比較した結果,アイデアの産出数と情報モラルに関する記述数の差は有意ではなかった。また,クリエイティブ・ラーニング・スパイラルの各段階の行動に対する自己効力感を調べた結果,介入群の自己効力感は有意に上昇していた。さらに,クリエイティブ・ラーニング・スパイラルに基づいた創造性を育む方法について考察し,子ども間の自由な関わり合いが必要であることを示唆した。 |
キーワード | クリエイティブ・ラーニング・スパイラル 創造性 情報モラル |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2019-03-20 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 125 |
終了ページ | 133 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/56554 |
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タイトル(別表記) | Effect of peer support training for elementary school 3rd graders : Foundation for cooperative learning |
フルテキストURL | cted_009_229_242.pdf |
著者 | 三宅 幹子| 岡崎 善弘| |
抄録 | 本研究では,学校ぐるみで協同学習の取り組みを進めている小学校の3年生児童を対象として,協同学習の下地づくりを行うことをめざしたピア・サポートトレーニングを実施し,聞き方スキル,援助要請行動,サポート入手可能性,サポート提供可能性,攻撃性の観点からその効果を検討することを目的としていた。トレーニングの前後とフォローアップの3時点での効果測定について分析を行った結果,サポート入手可能性においてはトレーニングの効果を示唆する変化がみられた。一方,攻撃性においては,トレーニングによって攻撃性が上昇していることが示され,トレーニングに参加した児童について,イライラ感情や攻撃性への気づきを高めることはできたものの,対処方法の習得,活用,定着までには至らなかったと解釈された。トレーニングの回数,実施期間,およびトレーニング内容の般化に関して改善することで,より明確な効果が得られると考えられる。 |
キーワード | ピア・サポート サポート入手可能性 サポート提供可能性 援助要請行動 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2019-03-20 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 229 |
終了ページ | 242 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/53231 |
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タイトル(別表記) | Practical Seminar for Teacher Profession on the Teacher Training Program at Okayama University (3) Based on the Questionnaire Survey to Participants of the Practical Seminar for Teacher Profession in 2013 |
フルテキストURL | cted_005_019_025.pdf |
著者 | 三島 知剛| 樫田 健志| 髙旗 浩志| 稲田 修一| 後藤 大輔| 江木 英二| 曽田 佳代子| 山根 文男| 加賀 勝| 髙塚 成信| |
抄録 | 岡山大学では,教師教育開発センターによる全学の教員養成教育の質保証に取り組んでいる。本研究では,平 成25 年度に本格実施された全学教職実践演習に着目し,その成果と課題を検討する。なお,本学の全学教職実 践演習は「オリエンテーション」「学習指導力に係る省察」「模擬授業演習」「現代的教育課題に係る省察」「まとめ」 の5 つから構成され,本学の重要視する4 つの力(「学習指導力」「生徒指導力」「コーディネート力」「マネジメ ント力」)をバランスよく育むことを企図している。そして,本格実施された教職実践演習について,学生に実 施したアンケート調査結果を分析対象とし,成果と課題を検討した。その結果,学生の多くが教職実践演習の効 果を比較的高く認知していることや,教育実践力を構成する4 つの力の多くの力が教職実践演習を通して高まっ ていること,などの成果が主に示唆された。 |
キーワード | 全学教職実践演習 教育実践力を構成する4 つの力 学生の意識 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2015-03-06 |
巻 | 5巻 |
開始ページ | 19 |
終了ページ | 25 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005572537 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/53232 |
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タイトル(別表記) | A Survey Regarding Third-Year College Students’ Consciousness of Student Teaching Based on the Questionnaire Survey to Participants of Student Teaching in 2013 |
フルテキストURL | cted_005_026_034.pdf |
著者 | 仲矢 明孝| 三島 知剛| 髙旗 浩志| 稲田 修一| 後藤 大輔| |
抄録 | 本研究の目的は,岡山大学教育学部で行われている3 年次の教育実習(主免実習)に関する学生の意識を検討 することであった。そのために,平成25 年度の受講生アンケートより小学校教育コース,中学校教育コースの 学生のデータを分析した。そして,実習前の実習生の実習に向けた取り組みや不安感,実習の充実度,実習前後 の教職志向性の変容,教育実践力を構成する4 つの力について着目した。その結果,(1)実習生の実習に対す る不安は全体的に高く,特に授業に関する不安が高いが,指導教員や実習生との関係に関しての不安は低いこと, (2)実習の充実度が高いこと,(3)実習の充実度に関わらず教職への魅力感は実習前後で高まるが,教職志望 度や教員採用試験受験意志は実習の充実度が高い学生が高まること,(4)実習の充実度が高い学生はそうでな い学生に比べ4 つの力のうち「学習指導力」を除く力において部分的に自己評価が高いこと,が主に示唆された。 |
キーワード | 3 年次教育実習 教職志向性 実習不安 教育実践力を構成する4 つの力 実習の充実度 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2015-03-06 |
巻 | 5巻 |
開始ページ | 26 |
終了ページ | 34 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005572538 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/53233 |
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タイトル(別表記) | Current Trends and Practices in School-Wide Positive Behavioral Interventions and Supports Reflecting on the Practices in an Illinois District15 Public Junior High School |
フルテキストURL | cted_005_035_043.pdf |
著者 | 枝廣 和憲| 松山 康成| |
抄録 | 近年,生徒指導・教育相談において,「包括的な学校生徒指導・教育相談アプローチ(Complihensive School Counseling and Guidance Approach;以下,CSCGA)」が注目されている。その一環として,「学校全体に おける積極的行動介入および支援(School-Wide Positive Behavioral Interventions and Supports,;以下, SWPBIS)」があげられる。しかしながら, School-Wide すなわち,学校全体としてPBIS に着目した臨床実践報 告は少ない。そこで本稿では,School-Wide すなわち,学校全体としてPBIS(SWPBIS)について,先駆的に 実践しているアメリカイリノイ州の公立中学校(District15)の取り組みに着目し,SWPBIS の動向と実際につ いて報告した。そして,日本における生徒指導および教育相談における,SWPBIS の展開に向けた検討材料を示 唆した。 |
キーワード | 学校全体における積極的行動介入および支援(School-Wide Positive Behavioral Interventions and Supports) 包括的な学校生徒指導・教育相談アプローチ(Complihensive School Counseling and Guidance Approach) 中等教育 生徒指導 教育相談 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2015-03-06 |
巻 | 5巻 |
開始ページ | 35 |
終了ページ | 43 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005572539 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/53240 |
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タイトル(別表記) | Practice of the class that utilized the function of "Matrix Method” Instruction of junior high school social studies with the class group formation by "Cooperative Collaboration Learning" as a Base |
フルテキストURL | cted_005_101_110.pdf |
著者 | 藤枝 茂雄| |
抄録 | 本論は,社会的事象を立場と領域というマトリクス構造から考察して課題解決に迫る「マトリクス・メソッド」 という思考ツールを活用した授業展開と,高旗1 の提唱する「自主協同学習の理論」の実践を同時に行った中学 校社会科の実践報告である。 実践の結果,マトリクス・メソッドの持つ二つの機能,つまり事象を多面的・多角的に帰納的に分析する「帰 納的機能」と,意見の根拠の裏付けとなる情報収集をグループで配分し学習過程の協同化を実現する「配分的機能」 を生かした授業の有効性が明らかになった。また,自主協同学習の理論の実践の分析から,マトリクス・メソッ ドの有効性を担保する集団形成の要因として,コミュニケーションに関する因子とともに学級自治に関する因子 が存在することが明らかになった。 |
キーワード | 自主協同学習 問題解決学習 社会科 マトリクス・メソッド |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2015-03-06 |
巻 | 5巻 |
開始ページ | 101 |
終了ページ | 110 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005572546 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54021 |
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タイトル(別表記) | Overview and Outlook Studies on PBIS( Positive Behavioral Interventions and Supports) of Tire1 |
フルテキストURL | cted_006_059_066.pdf |
著者 | 枝廣 和憲| 松山 康成| |
抄録 | 本研究は,日本におけるPBIS の第1層支援の開発のために,アメリカのPBS およびPBIS についての研究をレビューしたものである。アメリカにおける PBIS の第1層支援を紹介した。特別支援教育の分野において,PBISの第1層支援の効果が検証されている。本稿では,特に, The Praise Game, Praise Student Frequently,Rewards, Simple Reward Systems, & Incentives, Behavior Management Pocket Chart, Model AppropriateLanguage, Assign a Buddy or Partnerを中心に取り上げた。これらを踏まえて,日本における, PBIS の第1層支援の導入にかかわる展望を示した。 |
キーワード | PBIS(ポジティブな行動介入及び行動支援) 生徒指導 教育相談 特別支援教育 多層支援 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 59 |
終了ページ | 66 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723289 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54031 |
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タイトル(別表記) | A discussion of the collaboration between Community Schools and community at large Minan Junior High School as a contact point and asset of the greater district community. |
フルテキストURL | cted_006_150_159.pdf |
著者 | 藤枝 茂雄| |
抄録 | 日本大学によるコミュニティ・スクールに関する全国的な調査によると,その指定により生徒指導の課題が解決したと明言した校長はわずか4.7%にすぎないという実態がある。しかし,実践の中には生徒指導上の問題的な状況を大きく改善した岡山市立御南中学校区のような事例もある。この実践の成功要因としては,学校長による地域への積極的なアクセス行動,学校と地域における互恵的な関係の重視などがあげられるが,そこには社会関係資本理論とのいくつかの接点が見いだされる。本実践報告は,平成24年度から27年度までの4年間,御南中学校区地域協働学校の設立と運営に事務局担当者及び学校運営協議会委員として関わった立場から,学校と地域の協働における実践知と社会関係資本の理論における接点の考察を通じて,生徒指導上の課題の解決に有効に機能するコミュニティ・スクールにおけるマネジメントのポイントを提示しようとするものである。 |
キーワード | コミュニティ・スクール 社会関係資本 地域連携 生徒指導 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 150 |
終了ページ | 159 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723299 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54927 |
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タイトル(別表記) | A Study of the subject crossing learning by the collaboration between Community and Schools : The approach to "barrier" which inheres in school by Cultural-Historical Activity Theory |
フルテキストURL | cted_007_021_030.pdf |
著者 | 藤枝 茂雄| |
抄録 | 本研究は、全国的に体制整備が進みつつあるコミュニティ・スクールをフィールドとして、次期学習指導要領で重要視される教科横断的な学びの阻害要因とその解消のための方策について検討する。その際、「文化・歴史的活動理論」をもとに、小学校、中学校、地域それぞれに内在する「文化による枠組み」を、改善に対する「壁」としてとらえ、それを越えていくために校区の小学校、中学校、地域が、それぞれの活動システムを地域協働学校という活動システムへと再構成する実践モデルを構築する。さらに、そのモデルをもとに、地域の題材を小学校、中学校、地域の三者協働で教材化していくプロセスを通じた新しい地域協働による教科横断的な学びの場を創造するための校区連携プロジェクトを提案する。 |
キーワード | 教育課程 (Curriculum) コミュニティ・スクール (Community Schools) 活動理論 (Cultural-Historical Activity Theory) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2017-03-27 |
巻 | 7巻 |
開始ページ | 21 |
終了ページ | 30 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | Japanese |
著作権者 | Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |