JaLCDOI 10.18926/CTED/53236
タイトル(別表記) Challenges in Teaching Elementary School Science Designing Teaching Materials and Activities Supporting Children's Learning
フルテキストURL cted_005_062_072.pdf
著者 山﨑 光洋|
抄録  現行の小学校学習指導要領(平成20 年3 月)に改訂された当時,教育内容に関する主な改善事項の一つに理 数教育の充実が挙げられていた。しかし,小学校では,理科の学習指導に苦手意識をもつ教員の割合の高さが指 摘されており,理科教育を充実させるためには,こうした教育現場の状況を踏まえた授業の見直しが必要である。 自然や科学に関する専門的な知識や,観察・実験に関する知識・技能の向上によって,理科の学習指導に対する 苦手意識を克服しようとすることは,特定の学年や教科を担当することが少ないという小学校教員の置かれた立 場を考えると,あまり現実的ではない。本稿では,第6学年の指導内容「植物の養分と水の通り道」を取り上げ, 児童の学習を支援する教材と授業構成を教育現場の状況を踏まえて工夫・検討し,授業改善の試みの一つとして 実践することで,理科の学習指導を見直す手がかりを探りたいと考えた。
キーワード 理科教育 授業改善 観察・実験 教材 授業構成
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2015-03-06
5巻
開始ページ 62
終了ページ 72
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005572542
JaLCDOI 10.18926/CTED/54024
タイトル(別表記) Challenges in Teaching Elementary School Science:Designing Teaching Materials and Activities Supporting Children's Observation and Experiment
フルテキストURL cted_006_087_096.pdf
著者 山﨑 光洋|
抄録  次期学習指導要領の改訂に向けて,新しい教育の方向性が検討されるようになった。小学校理科においては,これまでにも児童の主体的な問題解決の過程を重視してきたという歴史があり,着目されているアクティブ・ラーニングの考え方が,理科の学習指導にどのように影響を与えるかが注目される。理科の授業で,問題解決の過程を充実したものにするためには,基本となる問題解決への取り組み方とともに,扱う自然の事物・現象や指導内容がもつ固有の課題を解決していく必要がある。本稿では,第4学年の指導内容「水の状態変化」を取り上げ,問題解決の手段としての観察・実験のあり方を教育現場の状況を踏まえて検討し,学習指導を困難にしている課題を明らかにするとともに,観察・実験を支援する教材と活動を課題の解決につながるよう具体的に工夫し,それらを授業改善の試みの一つとして提案する。
キーワード 小学校理科 授業改善 観察・実験 教材 授業構成
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2016-03-04
6巻
開始ページ 87
終了ページ 96
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005723292
JaLCDOI 10.18926/CTED/54940
タイトル(別表記) Challenges in Teaching Elementary School Science
フルテキストURL cted_007_147_156.pdf
著者 山﨑 光洋|
抄録  次期学習指導要領の改訂に向けて,「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」(平成28年12月21日 中央教育審議会)で,新しい教育の方向性が示された。今後,この中で求められた各教科等の特質に応じた学習活動の改善,単元等のまとまりを見通した学びの実現,各教科等における「見方・考え方」を軸とした授業改善の工夫などについての様々な提案がなされ,授業の改善・充実への取組が始まることが予想される。本稿では,小学校第6学年の指導内容「てこの規則性」を取り上げ,これまで提案してきた教材や活動内容が位置付けられた授業を中心に,教材や活動内容がどのように扱われ,授業がどのように展開されたかを振り返り,そこから見えた課題をこれからの理科の授業の在り方を踏まえて整理するとともに,授業改善の試みの視点として提案する。
キーワード 小学校理科 (elementary school science) 授業改善 (instructional improvement) 観察・実験 (observation and experiment) 教材 (development of teaching materials) 授業構成 (structure of activities)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2017-03-27
7巻
開始ページ 147
終了ページ 156
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/55815
タイトル(別表記) Viewpoints of Class Improvement in Teaching Elementary School Science
フルテキストURL cted_008_159_171.pdf
著者 山﨑 光洋|
抄録 平成29年3月に公示された新学習指導要領では,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善が求められている。また,理科としては,育成を目指す資質・能力や,「理科の見方・考え方」といった新たに示された内容や視点に対応した学習指導の充実に取り組む必要もある。しかし,学習指導の充実は,新たな内容や視点を加えれば実現するというものではない。小学校の教師の多くは,問題解決的な理科の学習を指導することは難しいと感じている。理科の学習過程として問題解決の過程を重視した今回の改定により,その印象が加速されることが懸念される。本稿では,問題解決の過程を理科の学習過程に位置付ける上での課題と,理科の学習過程に沿った学習指導を行う上での課題を具体例で示しながら,それらへの対策を検討し,新学習指導要領実施に向けた学習指導改善の手掛かりをつかむための視点として提案する。
キーワード 小学校理科 (elementary school science) 授業改善 (instructional improvement) 観察・実験 (observation and experiment ) 教材 (development of teaching materials) 授業構成 (structure of activities)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 159
終了ページ 171
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/56560
タイトル(別表記) Challenges in Teaching Elementary School Science : The development example to make educational guidance of science enrich
フルテキストURL cted_009_295_307.pdf
著者 山﨑 光洋|
抄録 平成29年3月に公示された学習指導要領の理科は,問題解決の活動を充実し,日常生活や社会との関連を重視する方向で検討したとされているが,問題解決の活動を充実させるための具体的な方法は授業者に委ねられているという印象が強い。かねてより,小学校の理科の授業では,観察,実験を行うことが目的化され,形式的な問題解決になっているという指摘がある。経験の浅い教師や理科の学習指導に苦手意識を持つ教師にとって,授業改善を行うためには,その前提となる問題解決の過程を踏まえた授業を行うための課題を解決する必要がある。本稿では,第5学年「電流がつくる磁力」を基に,単元展開や1単位時間の授業の流れ等を授業者自身が考え,判断することを通して,理科の学習指導に必要な知識・技能,経験を蓄積していくための授業実践を支援できるよう作成,検討した資料を報告する。
キーワード 小学校理科 授業改善 観察・実験 教材,授業構成
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 295
終了ページ 307
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58134
タイトル(別表記) Challenges in Teaching Elementary School Science The development example to make educational guidance of science enrich : Formation and change of land
フルテキストURL cted_010_231_244.pdf
著者 山﨑 光洋|
抄録 令和2年4月に完全実施される小学校学習指導要領の理科では,主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善等に加え,プログラミング教育が位置付けられたコンピュータや情報通信ネットワークなどの活用,自然災害との関連などの新しい内容が注目を集めている。授業を工夫・改善するためには,これまでの教育実践の蓄積を若手教員にもしっかり引き継ぐことが必要とされているが,容易に引き継ぎを行うことができる状況にない。本稿では,第6学年「土地のつくりと変化」を例に,若い教員や理科に苦手意識を持つ教員の理科授業実践を支援し,授業を実践しながら理科の学習指導に必要な知識や経験に触れることをねらいにした資料を作成し,それらの資料を活用した研修や実践を通して,現職教員とともにその内容や方法について検討したものを報告する。
キーワード 小学校理科 (elementary school science) 授業改善 (instructional improvement) 観察・実験 (observation and experiment) 教材 (development of teaching materials) 授業構成 (structure of activities)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 231
終了ページ 244
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/54023
タイトル(別表記) The Effects of Instructions of Independent Activities for Autistic Child Have Probrems in Emotional Stability - Study on Individualized Education Plans and Parents ' Questionnaire -
フルテキストURL cted_006_077_086.pdf
著者 大野呂 浩志| 仲矢 明孝|
抄録  本研究では,情緒の安定に課題のある自閉症児に対して自立活動の観点から指導を行い,指導内容や指導の展開について検討した。指導内容は,情緒の安定,意図の表出,自分自身や周囲の状況,他者の意図の理解などとし,指導の効果測定として,学校での行動観察と保護者からの聞き取り及び連絡帳の記述を用いた。指導の結果,本人の感じる困難さへの配慮によって情緒が安定したことで,周囲の友達や教師に積極的にかかわったり,他者の働き掛けを受け入れたりすることができるようになった。さらに,授業をはじめとする活動に関心を示し,積極的に取り組もうとする姿も見られるようになった。これらの結果から,本人の障害特性や困難さに配慮した情緒の安定を図る取り組みの優先度は高く,人へのかかわりをはじめとする様々な活動への積極姿勢を引き出す基盤になることが示唆された。
キーワード 自閉症 自立活動 個別指導計画 情緒の安定 保護者の意識
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2016-03-04
6巻
開始ページ 77
終了ページ 86
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005723291
JaLCDOI 10.18926/CTED/54931
タイトル(別表記) Self-Reliance Activities Based on Self-Understanding for Autistic Child Have Probrems in Emotional Stability : An Analysis of Teaching Records Focused on Self-Regulation Scales
フルテキストURL cted_007_061_070.pdf
著者 大野呂 浩志| 仲矢 明孝|
抄録(別表記)  In this study, we focused on teaching record of self-reliance activity whose actions an autistic child who has intellectual disabilities and present behavioral problems due to the emotional stability problem improved; We investigated the involvement of self-understanding in the course of setting and guidance. For the record analysis, we adapted the self-regulation scale, which is considered to play an important role in improving the behavioral problem, to verify the effectiveness of goal and content setting and to grasp the mode of guidance of self-understanding. The results showed that the guidance targets and guidance contents set for the child who presented behavioral problems while taking mental burdens into account, as a result, elements of the self-regulation function were set stepwise and resulted in improved behavior Furthermore, introduction of the teaching method to encourage self-understanding has revealed that the targeted child urges the child to acquire the ability to resolve the difficulty subjectively. From the results, it is clear that even if children with autistic disorders with intellectual impairment are used, using the teaching method to encourage self-understanding based on task setting according to the actual situation, it is possible that the target child will develop the ability to subject the difficulty to subjective improvement It was suggested that it is possible.
キーワード 自閉症 (autism) 情緒の安定 (emotional stability) 自立活動 (self-reliance activities) 自己理解 (self-perception) 自己制御機能 (self-regulation)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2017-03-27
7巻
開始ページ 61
終了ページ 70
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/54945
タイトル(別表記) A Study on Recognition and Knowledge of University Students Concerning the Prenatal Diagnosis; Present Status and Future Perspective in Japan
フルテキストURL cted_007_193_202.pdf
著者 村上 理絵| 吉利 宗久| 仲矢 明孝|
抄録  本研究では、出生前診断に対する大学生の意識および知識に関する動向を明らかにすることを目的とした。大学生171名を対象に、出生前診断を積極的に行っていくことや、自分自身が受けることに対する意識、関連する知識などについての調査を行った。その結果、意識に関する質問では「積極的実施」「自身の受検」「中絶実施」において、知識に関する質問では「意義理解」「メリット/デメリットの理解」「目的理解」「情報の把握」において、「どちらともいえない」と回答した者が多かった。このことから、出生前診断は割り切ることのできない感情的葛藤をともなう問題であると同時に、対象者らは判断する情報を持っていないためにこのように回答したのではないかと思われ、自身の考えを深めたり、正しい知識に基づいた選択を促したりするために、教育が重要であることが示唆された。
キーワード 出生前診断 (prenatal diagnosis) 障害 (disability) 意識 (recognition) 知識 (knowledge)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2017-03-27
7巻
開始ページ 193
終了ページ 202
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/56541
タイトル(別表記) Instruction in Independent Living Activity Class in a Self-Contained Classroom : Practical issues in the planning and implementing process
フルテキストURL cted_009_057_068.pdf
著者 仲矢 明孝| 内田 直美|
抄録 特別支援学級において、集団で行われる自立活動の「時間における指導」の実践上の課題を検討するため、実際に特別支援学級で行われた授業を分析した。授業の設計過程では、本時案の個別目標と個別の指導計画の個別目標との関連性、展開過程では、インターバル記録法により児童の授業への取り組み状況を調べた。その結果、設計過程では、長期及び短期の個別目標と本時の個別目標との関連性が極めて低いこと、展開過程では、全5回の授業で児童の意欲的な取り組みと言える課題従事行動が8割以上を占めたこと、ゲーム等の活動を伴う活動での児童の注目度の高いこと等が示された。集団による自立活動の指導の設計過程では、複数の個別目標から1つの授業を構成することの困難さと、年間でバランスよく単元を配置し他の学習と相補的に展開することの必要性、展開過程では、指導者の配慮・工夫等により児童の意欲的な取り組みを引き出すことのできる可能性が示唆された。
キーワード 特別支援学級 自立活動 個別の指導計画 授業分析
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 57
終了ページ 68
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58122
タイトル(別表記) Choosing a theme and designing its instructional units in Life-Unit Learning : Analyzing the impact on what and how students with intellectual disabilities have learned
フルテキストURL cted_010_079_090.pdf
著者 仲矢 明孝| 井上 寛規| 能勢 涼子|
抄録 本研究では、知的障害特別支援学校中学部において、同一集団、同一指導者によって2年間実践された「生活上の課題をもとにした」22 の生活単元学習の授業評価を行い、その結果を踏まえて、単元設定や単元構成の在り方について検討した。3 観点からなる観点別個別評価結果を基に各単元の評価を行った結果、観点別評価による各単元の特徴及び生徒個々の活動への取り組み方を確かめることができた。また、個々の単元の評価結果と、単元の活動経験の有無、活動の種類、単元目的の具体性、教師と生徒のいずれが提案した単元であるかという視点との明確な関連性は見られなかった。一方で、生徒が見通しをもつことのできる単純な単元構成、集団全体の課題解決場面の設定、人と関わりの多い場面設定と単元の評価結果との関連性が見られ、単元設定、単元構成におけるこれらの重要性が示唆された。
キーワード 生活単元学習 (Life-Unit Learning) 単元設定 (theme selection) 単元構成,授業評価 (unit plan development, lesson evaluation)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 79
終了ページ 90
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/44377
タイトル(別表記) About Common Music Material for Music Class in an Elementary School
フルテキストURL cted_001_057_068.pdf
著者 石井 宏美| 虫明 眞砂子|
抄録 日本の唱歌やわらべうたが含まれる歌唱共通教材のあり方について、小学生への歌唱共通教材に対する印象調査を踏まえて考察した。その結果、①低学年では身近な内容の歌唱教材が重要であること②低学年・中学年では、歌詞への関心が高いこと③高学年ではメロディやリズムへの関心が高いこと④曲に対する好みは、同じ学年では類似していることの4点が明らかになった。これらの結果を踏まえて、教師は児童の興味・関心に目を向けた学習を展開すること、歌詞に関心が向けられる歌唱指導を行うこと、「音楽文化の継承」として大人が子どもへ残していきたい唱歌だけでなく、児童がこれからも歌っていきたいと主体的に感じる唱歌との出会いを大切に、歌唱共通教材として24曲の指定の枠にとらわれず幅広く唱歌を取り入れることが重要である。
キーワード 小学校 (Elementary School) 歌唱共通教材 (Common Music Material) 学習指導要領 (Teaching Guideline) 唱歌 (Song) 主体的 (Independently)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2011-03-10
1巻
開始ページ 57
終了ページ 68
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120002835651
JaLCDOI 10.18926/CTED/48194
タイトル(別表記) Retraining Teachers for Teaching Singing.-on a Teacher’ s License Recertification Course-
フルテキストURL cted_002_060_070.pdf.pdf
著者 早川 倫子| 虫明 眞砂子|
抄録 教員免許状更新講習の実践内容と,受講者の事前および事後アンケートの分析を中心に,歌唱指導における教師力の育成について考察を行なった。受講前には,歌唱指導に問題意識や苦手意識を持っている教師らが多く,指導法に関しても,すぐ現場で使えるような発声法や指導法を求めている教師らが多かったが,講習により,①問題意識・苦手意識の緩和,②歌唱指導についての考え方の転換,③歌唱指導についての知識や技能の獲得,④歌唱指導( 音楽の授業) への意欲の喚起の4点の成果が得られたことが明らかとなった。特に,理論と実践を関連させながら,多角的な声へのアプローチをしていくことが,歌唱指導における教師力の育成につながると考えられた。
キーワード 歌唱指導 教師力 新学習指導要領 発声
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2012-03-19
2巻
開始ページ 60
終了ページ 70
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120003987709
JaLCDOI 10.18926/CTED/49485
タイトル(別表記) Leading Cultural Activity through Student Opera (1) : From a Viewpoint of Cooperation, Feedback and Innovation
フルテキストURL cted_003_032_041.pdf
著者 早川 倫子| 小川 容子| 虫明 眞砂子|
抄録  「学生オペラ」の発信は,教育現場で活躍できる人材育成と,岡山大学を文化活動の拠点とした文化・芸術活動の盛んな地域づくりを目指すことを目的として実施したものである。本稿では,約半年間の準備期間の様子とその成果を報告し,筆者らが取り組んださまざまな連携のあり方と課題について考察した。連携に関しては,①教育学部内の教員の連携(教科内容専門の教員と教科教育専門の教員),②附属学校との連携,③他学部との連携,④地域や卒業生との連携に焦点を当てて検討した。また,オペラ終演後に実施したアンケート結果からは,来場された多くの方が非常に満足されており,これからも継続してほしいと要望していることが明らかになった。
キーワード 学生オペラ 人材育成 文化活動の推進 アンケート調査
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 32
終了ページ 41
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232446
JaLCDOI 10.18926/CTED/49486
タイトル(別表記) Leading Cultural Activity through Student Opera (2) : Analysis of the Internal Evaluation of a Teacher and Student
フルテキストURL cted_003_042_051.pdf
著者 虫明 眞砂子| 小川 容子| 早川 倫子|
抄録  「学生オペラ」の発信は,教育現場で活躍できる人材育成と,岡山大学を文化活動の拠点とした文化・芸術活動の盛んな地域づくりを目指すことを目的として実施したものである。本稿では,(1)に引き続き,その取り組みの意義と課題について,教員(指導者)と学生の内的評価の分析を中心に考察を行った。学生対象のアンケート結果からは,全体の88%の学生が参加してよかったと感じており,また,教員養成におけるオペラ活動の意義を良い経験であると感じている学生は97%であった。大半の学生が,オペラのような総合的且つ横断的な分野の経験は,教育現場で活用でき,協調性や自主性を伸ばすことにもつながると考えており,活動の意義を共有していることがわかった。教員(指導者)のアンケート結果からは,それぞれの役割を発揮できたという連携の意義と,物理的体制の強化について課題が確認された。
キーワード 学生オペラ 人材育成 連携 文化活動の拠点づくり 内的評価
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 42
終了ページ 51
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232447
JaLCDOI 10.18926/CTED/53235
タイトル(別表記) Consideration of Chorus Activities of a Junior High School in Okayama Prefecture
フルテキストURL cted_005_052_061.pdf
著者 高橋 安喜子| 虫明 眞砂子|
抄録  本研究は,岡山県の中学校教育における合唱活動の現状と,その課題点を明らかにすることを目的とする。そ のために,学習指導要領の分析,合唱連盟の加盟団体数及びNHK 全国学校音楽コンクールへの参加校数の他県 との比較,県内中学校の音楽科教員へのインタビュー調査を行った。その結果,①岡山県は合唱指導を得意とす る教員が少なく,音楽の授業や合唱・歌唱指導の内容に差が生じていること②指導者不足により,合唱部の活動 が衰退していること③現場の教員は生徒指導に多くの時間を割かなければならず,授業や部活動に力を入れにく いことが明らかになった。
キーワード 岡山県 合唱活動 中学校教育 合唱部 NHK 全国学校音楽コンクール
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2015-03-06
5巻
開始ページ 52
終了ページ 61
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005572541
JaLCDOI 10.18926/CTED/56546
フルテキストURL cted_009_109_123.pdf
著者 山下 世史佳| 虫明 眞砂子|
抄録  幼児にとって「歌うこと」は日常と密着し,幼児の生活に彩りを加えるものである。では,具体的に保育者は,歌を提供する際にどのようなことに注意して歌の選曲や歌の活動を支援するべきなのであろうか。これらを検討するために,現在,幼児期に扱われる曲種の調査,幼児への歌の実践指導,保育関係者へのインタビューを行った。その結果,幼児向けの歌は曲名が「あ」行で始まる歌が多く,生活習慣を学ぶ歌,おとぎ話の歌,架空の生き物の歌等,多様に分類できることが解認できた。また,幼児への歌唱指導では,きっかけの言葉に即時反応する幼児から影響を受けて,他の幼児も反応する等の相互作用がみられた。インタビューからは「大きい声」「小さい声」の出し方の声掛けや歌の活動の工夫が示され,幼児期の歌活動には,年齢に応じた歌の導入,幼児の特性に応じた声掛け等,柔軟で細部まで配慮された指導や援助が必要とされることが明らかになった。
キーワード 幼児期 歌の活動 保育 歌唱指導
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 109
終了ページ 123
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58125
タイトル(別表記) Research on Facial Expression and Vocalization in Singing
フルテキストURL cted_010_123_137.pdf
著者 片上 聡美| 虫明 眞砂子|
抄録 音楽授業等で児童・生徒が歌唱する時の表情は,発声にどのように影響するのだろうか。この疑問を明らかにするために,筆者等は,小学生から大学生を対象に,無表情・怒り・悲しみ・笑顔の表情を取り入れて歌う歌唱実験および歌唱者へのアンケート調査を実施し,表情の変化がもたらす効果について検討した。その結果,よりよい歌唱時の表情の効果では,笑顔の表情が歌いやすく,発声面で良い効果をもたらしていることが明らかとなった。また,笑顔の表情の中でも[たて]の笑顔が響きや高音の発声に良好であること,[よこ]の笑顔は,歌いやすいが力みやすいこと,笑顔の表情では,口の開け方を意識していることが示された。アンケート調査からは,年代が大きくなるほど,表情によって声が変化すると認識していることがわかった。一方,小学生では,表情や声の変化を感じづらいため,教師側が基礎の発声の理解へ導き,歌唱者が表情で声が変わったと感じられる指導が必要である。
キーワード 歌唱 (singing) 表情 (facial expression) 発声 (vocalization) 笑顔 (smiling face)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 123
終了ページ 137
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/49482
タイトル(別表記) Musical Factors on Emotion and Developmental Aspect of Musical Behavior ‐ Knowledge of Musical Support for Children with Pervasive Developmental Disorder -
フルテキストURL cted_003_010_016.pdf
著者 横内 理絵| 眞田 敏|
抄録  本研究では,音楽を用いた支援を行う際の基礎的条件になると考えられる音楽の三要素が,情動におよぼす影響について検討し,さらに,乳幼児期の音楽的行動の発達についても既報論文に基づいて展望的研究を行った。リズムは人と人との情動的結びつきを強化させ,メロディーは安心や懐かしさを感じさせ,ハーモニーは心理的あるいは身体的な緊張と弛緩を生み出すことが示唆された。音楽的行動の発達では,スプーンでものを口に運ぶ18か月ごろからタンバリンを振り鳴らす行動が見られ,ひもを結ぶなど手指の分化が著しくなる5 歳ごろから旋律楽器での分担奏が可能となることなどが示唆された。効果的な支援を行うためには,音楽の三要素の特性を理解し情動的影響を企図した支援を行なうこと,音楽的行動の発達過程を参考に対象児の音楽的技術の獲得水準を判断した楽器や曲の選択が重要であることを提言した。
キーワード 音楽 情動 音楽的行動 広汎性発達障害 支援
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 10
終了ページ 16
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232443
JaLCDOI 10.18926/CTED/53230
タイトル(別表記) The Characteristics of the Childcare Worker’s “Noticing” in Accordance with the Difference in Years of Experience
フルテキストURL cted_005_009_018.pdf
著者 吉田 満穂| 片山 美香| 髙橋 敏之| 西山 修|
抄録  保育者が自らの保育の中で経験してきたことから,何に気付き,記憶し,どう活かしてきたかは,保育の質と 保育者としての成長に影響する。本論は,保育者が自伝的記憶として,何を気付き体験として捉え,記憶してい るかを調査し,保育経験年数によるその特徴を分析する。具体的には,保育者に,何に対して気付きを得たか等 について自由記述を求め107 名分のデータを得た。経験年数により,初任保育者,中堅保育者,熟練保育者に分け, それぞれの気付き体験の特徴を明らかにした結果,どの経験年数の保育者も同様に「保育者の姿勢」に関する気 付き体験が最も多く,続いて「子どもの心的状態や行動」に関するものが多かった。また,中堅,熟練保育者に なると,表面に表れない子どもの思いへの気付きが多くなっていることが明らかになった。さらに,熟練保育者は, 「保護者と保育者のつながり」「子どもと保育環境」等,園生活全体に気付き体験を広げていることが示唆された。
キーワード 保育者 気付き体験 保育経験年数 自伝的記憶
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2015-03-06
5巻
開始ページ 9
終了ページ 18
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005572536