JaLCDOI 10.18926/CTED/54020
タイトル(別表記) The Effects of Video Self-Modeling on Improving Stretching Postures of a Student with Autism Spectrum Disorder
フルテキストURL cted_006_049_058.pdf
著者 松下 泰将| 大竹 喜久|
抄録  本研究では,自閉症スペクトラム障害のある生徒に対して,ストレッチ時の姿勢改善のためにビデオセルフモデリング(VSM)による指導を実施し,その効果を検証した。実験デザインとしては,ストレッチを構成する4つの姿勢(「伸展」「前屈」「捻転」「側屈」)間の多層ベースラインデザインを用いた。さらに,「伸展」については反転デザインを合わせて用いた。その結果,「伸展」と「前屈」で,VSM 導入直後の行動変容が確認された。また,「伸展」では,VSM の導入と除去,再導入のいずれにおいても行動変容が確認された。「捻転」については,VSM のみでは行動変容が確認されず,リハーサルと視覚的明示を追加する中で初めて行動変容が確認された。「側屈」では,それらの方略を加えても行動に変容が見られなかった。標的行動間でVSMの効果に差が認められたことについて,日常生活におけるこれら4種類の体操姿勢の使用頻度の違いの視点で考察された。
キーワード ビデオセルフモデリング 自閉症スペクトラム障害 体操姿勢
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2016-03-04
6巻
開始ページ 49
終了ページ 58
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005723288
JaLCDOI 10.18926/CTED/54019
タイトル(別表記) The Process of the Changing of the Childcare Workers in Accordance with “Noticing” as Autobiographical Memory
フルテキストURL cted_006_038_048.pdf
著者 𠮷田 満穂| 髙橋 敏之| 西山 修|
抄録  本論は,保育者の内的な気付きの変容と,それに伴う保育実践の変容を合わせて保育者の変容と捉え,その変容過程を探ることを目的とした。具体的には,中堅保育者の自伝的記憶としての気付き体験の語りを収集し,質的分析を行った。保育者の気付きは,「保護者等から知る自らの保育の課題」「子どもの様子」「繰り返しの体験」「自らの保育観」「上司,同僚の存在」が契機になることが明らかになった。さらに,気付きの契機で,保育者自身が「いけない・どうしよう」「こうしたい」「嬉しい・良かった」「こうあらねば」の意識を持ち,それが起因となり,気付きが広がり深まるという変容が起こる。その気付きの変容により保育実践の変容が促されることが見出された。以上の結果から,気付きの契機とそれに伴う保育者の思いに焦点化した働きかけにより,保育者の変容を図る可能性が示唆された。
キーワード 気付き体験 自伝的記憶 保育者の変容 中堅保育者
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2016-03-04
6巻
開始ページ 38
終了ページ 48
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005723287
JaLCDOI 10.18926/CTED/49510
タイトル(別表記) Development of the Program Aimed at Training of the Scientific Research Capabilityfor the Science and Mathematics Course in High Schools,which Include the Mock Procedure of the Natural Science Research
フルテキストURL cted_003_098_106.pdf
著者 稲田 佳彦|
抄録  スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校や理数科で実施する課題研究を充実させるために,自然科学研究の構成方法を実践的に学ぶことのできる授業を開発し試行実践した。自然科学分野での研究者養成で日常的に行われているOn the Job Training (OJT) を模した授業展開を構成し,実験・観察や研究をデザインするときに必要な要点を伝えることを目指した。素材として蒸発潜熱を測定する実験を用い,SSH 指定校である岡山県立倉敷天城高等学校の理数科1年生39名を対象に7時間の授業実践を行った結果,科学的な仮説の設定方法や思考と発想のポイントを含めた研究の進め方の理解が進んだという結果が得られている。一方で,班内で積極的に議論しながら実験を進める姿勢には大きな向上は認められなかった。議論の場面を強制的に設定するだけでなく,議論を促す仕掛けが必要とされる。
キーワード 理科実験 課題研究 高等学校理数科 スーパーサイエンスハイスクール
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 98
終了ページ 106
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232453
JaLCDOI 10.18926/CTED/52291
タイトル(別表記) The Study of the Strategy for Building Children’ s Engagement for Learning in a Social Studies Class Based on the Analysis of the Social Studies Lesson in a Junior High School
フルテキストURL cted_004_072_081.pdf
著者 小山 潤樹| 桑原 敏典|
抄録  本研究は,社会科授業において到達目標である学力としての意欲がいかに位置づけられているか,そして,いかにそれを育成しようとしているかを,具体的な授業実践の分析を通して明らかにしようとするものである。分析の方法は,従来の社会科教育研究でよく用いられてきた演繹的なものではなく,帰納的な方法を採用した。それは,意欲の育成をめざしている授業実践を取り出して,それをできる限り授業者の意図にそって分析し,そこに見られる意欲育成の原理と方法を明らかにするというものである。  本研究では,社会の改善に寄与しようとする意欲の向上をめざした授業実践を事例とし,歴史教育者協議会に所属する小堀俊夫が実践した「国民から見た戦後」という単元を取りあげ分析・評価した。分析の結果,民衆の立場からの歴史教育を行うことで,社会改善に貢献したいという意欲を向上させていたことが明らかになった。
キーワード 社会科教育 意欲 社会科授業実践 歴史教育者協議会
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 72
終了ページ 81
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398255
JaLCDOI 10.18926/CTED/58123
タイトル(別表記) A Study on the Method of Thinking Support in Social Studies: The Case of Inductive Inference
フルテキストURL cted_010_091_105.pdf
著者 髙畑 昌志| 山田 秀和|
抄録 本研究は,社会科における思考支援の方法を明らかにすることを目的とし,思考ツールを用いた授業に着目した。特に,帰納的推論を働かせるためのアプローチについて考察を行い,以下の成果を得た。(1)先行研究では,思考ツール(クラゲチャート)の使用に関する提案がなされているものの,帰納的推論でつまずいてしまう原因,そして,つまずかないための支援方法について,十分に明らかにされているわけではないことを明確にした。(2)思考ツール(クラゲチャート)を活用した実践を行った上で,5つのつまずきのパターンを見出した。また,クラゲチャートの構造自体にその原因があることを指摘した。(3)実践の省察と授業のユニバーサルデザイン(UD)の視点をもとにして,思考支援の改善の方向性を示した。本研究では以上のような成果を得ることができたが,具体的な改善の方向性については,今後,さらに実践を行った上で検証を行うことが必要である。
キーワード 社会科 (social studies) 思考支援 ( thinking support) 帰納的推論 (inductive inference) 思考ツール (thinking tool)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 91
終了ページ 105
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/52287
タイトル(別表記) Improving the Teaching Strategy to Develop Student’ s Practical Attitude by Learning Social Issues Curriculum Based on Analyzing the U.S High School Curriculum Unit “Issues in Our Changing World”
フルテキストURL cted_004_036_045.pdf
著者 横川 和成| 桑原 敏典|
抄録  本研究は,実践的態度形成を目指した社会問題学習のあり方をアメリカ中等後期段階のカリキュラム『変化する世界の論争問題』を手掛かりとして明らかにすることを目的としている。社会問題学習はこれまでも様々な学習論が提案されており,その有効性が示されてきた。しかし,社会問題を扱った学習は,教師による価値注入・態度形成に陥る可能性がある。本研究では,社会問題学習に関するこの課題を克服し,学習者自身の実践的態度形成を促す社会問題学習のあり方を,米国の優れた社会科教材の分析を通して明らかにした。
キーワード 社会科教育 社会問題学習 実践的態度形成 米国社会科 社会観
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 36
終了ページ 45
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398251
JaLCDOI 10.18926/CTED/58122
タイトル(別表記) Choosing a theme and designing its instructional units in Life-Unit Learning : Analyzing the impact on what and how students with intellectual disabilities have learned
フルテキストURL cted_010_079_090.pdf
著者 仲矢 明孝| 井上 寛規| 能勢 涼子|
抄録 本研究では、知的障害特別支援学校中学部において、同一集団、同一指導者によって2年間実践された「生活上の課題をもとにした」22 の生活単元学習の授業評価を行い、その結果を踏まえて、単元設定や単元構成の在り方について検討した。3 観点からなる観点別個別評価結果を基に各単元の評価を行った結果、観点別評価による各単元の特徴及び生徒個々の活動への取り組み方を確かめることができた。また、個々の単元の評価結果と、単元の活動経験の有無、活動の種類、単元目的の具体性、教師と生徒のいずれが提案した単元であるかという視点との明確な関連性は見られなかった。一方で、生徒が見通しをもつことのできる単純な単元構成、集団全体の課題解決場面の設定、人と関わりの多い場面設定と単元の評価結果との関連性が見られ、単元設定、単元構成におけるこれらの重要性が示唆された。
キーワード 生活単元学習 (Life-Unit Learning) 単元設定 (theme selection) 単元構成,授業評価 (unit plan development, lesson evaluation)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 79
終了ページ 90
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/55805
タイトル(別表記) New class development to cancel a life experience and the gap with the scientific definition
フルテキストURL cted_008_031_043.pdf
著者 稲田 修一| 荒尾 真一| 稲田 佳彦| 杉山 誠| 日浦 悦正| 古城 良祐| 中倉 智美| 能勢 樹葉| 岩本 恭治|
抄録 理科の授業では,物理量の定義を起点として学びの展開を構成する場合が多い(定義起点展開法)。一方,日常生活では,「目的地までの所用時間の短さ」と「速さ」を連動させて思考することが多い(生活起点展開法)。そのため,科学的定義に基づく扱いとのギャップに生徒が戸惑い,理科の学習内容を日常生活へ関連させて理解するときの障壁になっている可能性がある。中学校2・3年生679名を対象とした事前調査では,速さについて「生活起点」で考えている生徒が615名(90.6%),「定義起点展開法」で考えている生徒が51名(7.5%)であった。また,生徒の「速さ」の捉え方に対する回答反応時間の分析結果からも,「定義起点展開法」の正解者の反応時間の平均が22.0秒に比べ「生活起点展開法」の平均は18.4秒であり,「目的地までの所用時間の短さ」と「速さ」を連動して思考する「生活起点展開法」の考え方が多いと推測される。
キーワード 速さ (velocity) 時間 (time) 生活起点展開法 (life starting point unfolding method) 定義起点展開法 (definition starting point unfolding method) 透過型赤外線センサー (transmissive infrared sensor)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 31
終了ページ 43
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/55804
タイトル(別表記) Development of Junior High School Home Economics Classes Related to Contact With Infants that Encourages Self-acceptance
フルテキストURL cted_008_015_029.pdf
著者 考藤 悦子| 片山 美香| 髙橋 敏之| 西山 修|
抄録  中学生の幼児との触れ合い体験の意義については,先行研究によって示されてきたが,体験の何が効果を及ぼしているのか,実証的な研究は未だ少ない。そこで本論では,「他者から受容される経験が,自己受容を促す」との実践的な仮説を立て,触れ合い体験による他者から受容される経験が,自己受容を促す可能性を検討する。触れ合い体験において,幼児は先入観や条件なしに関わってくることが予想される。そのような幼児に受容される体験は,生徒にとって日常的な人間関係とは異なる,得難い経験となり得る。そこを意図的に強化することで,合理的に意義ある授業を作ることが可能となると考える。また,将来の子育てに繋がる,長期的な効果も期待できる。本論では,こうした仮説に基づき,生徒の自己受容に焦点を当て,これを促す中学校家庭科保育領域の授業を開発し報告した。
抄録(別表記) The significance of junior high school students’ experience of contact with infants has been shown in previous studies, but there has not been enough empirical research on which part of the experience produces effects. Therefore, in this paper, we form a hypothesis that “experience of acceptance others encourages self-acceptance” and examine the possibility that the experience of acceptance from others we gain through contact encourages self-acceptance. Infants are expected to be involved in contact experiences with no preconceptions or conditions. The experience of acceptance by infants is a rare experience that differs from daily interpersonal relationships for students. It may be possible to rationally develop meaningful classes by intentionally reinforcing it. Furthermore, long-term effects that translate into future child-rearing can be expected. In this paper, based on the aforementioned hypothesis, we focused on the self-acceptance of students to develop and report on home economics classes that encourage it.
キーワード 幼児 (infants) 中学生 (junior high school students) 触れ合い体験 (interactive experiences) 自己受容 (self-acceptance) 授業開発 (development of home economics classes)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 15
終了ページ 29
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/49484
タイトル(別表記) The Web-based Interactive three-dimensional Crystal Structure Materials for Scientific Education
フルテキストURL cted_003_027_031.pdf
著者 山川 純次|
抄録  理科教育におけるWeb ベースの対話型3 次元結晶構造教材としてX3D 形式あるいは3D PDF を使ったシステムを比較検討した。どちらの形式もe- ラーニングシステムと高い親和性を持ち,また初学者と専門家の空間概念の把握に関するギャップを埋める教材として優れていると考えられた。データの継続使用を考えた場合,オープン規格であるX3D 形式と対応Web ブラウザを用いるシステムが適していた。一方,高品位な印刷が必要な場合は3D PDF とAdobe Reader を組み合わせたシステムが適していると考えられたが,将来に渡る継続利用を考慮した場合,このシステムはプロプライエタリである点に留意して運用しなくてはならないだろう。
キーワード 3D PDF X3D 結晶構造 理科教材
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 27
終了ページ 31
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232445
JaLCDOI 10.18926/CTED/54025
タイトル(別表記) Study on the Factors for Development of Scientific Thinking in Science Education
フルテキストURL cted_006_097_105.pdf
著者 金田 真弥| 川崎 弘作| 稲田 佳彦|
抄録  これからの時代に必要とされる「科学的思考力」を育成するために,先行研究を分析することで科学的思考力を構成する6つの要素を抽出した。これらの要素の中で,現状の学校教育で育成が不十分な要素を教員養成学部の学生の予備的調査から抽出した結果,特に,批判的思考力の育成が十分でないことが明らかになった。初等中等教育の理科で科学的思考力を育成することを目指して,批判的思考力の育成に有効だと期待される仕掛けについて考察し,提案する。批判的思考力の情意面に存在する,児童・生徒が持つ心理的障壁を低くする仕掛けが重要な役割を果たすと考えられる。建設的な批判的思考力がもたらす価値や利益を児童・生徒が実感するプロセスが大切だと思われる。
キーワード 科学的リテラシー 理科 批判的思考 科学的思考力 初等中等教育
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2016-03-04
6巻
開始ページ 97
終了ページ 105
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005723293
JaLCDOI 10.18926/CTED/49509
タイトル(別表記) A Survey Study of Images of Ideal Teachers (2): Interviews with Principals and Vice-principals
フルテキストURL cted_003_090_097.pdf
著者 山根 文男| 木多 功彦|
抄録  岡山市内の幼稚園・小学校・中学校・高等学校及び特別支援学校の校長等に行った「理想の教師像」についてのインタビューにおける発言内容を分析し,新採用教員等若い教員に求める資質能力を明らかにした。また,学校長等の発言内容を中教審答申「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策」において示された資質能力に基づいて分類し,校種間での比較・検討を行った。その結果,全校種の学校長等が重要であると考えている資質能力は,「総合的な人間力」のうちの「豊かな人間性や社会性」及び「コミュニケーション力」であった。幼稚園長・小学校長の発言には,「教職に対する責任感,探究力,教職生活全体を通じて自主的に学び続ける力」に分類された言葉が多かったのに対し,中学校長・高等学校長の発言には,「専門職としての高度な知識・技能」に分類された言葉が多かった。
キーワード 求める教師像 学校長 資質能力 新採用教員 インタビュー
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 90
終了ページ 97
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232452
JaLCDOI 10.18926/CTED/54925
タイトル(別表記) Pursuit to the morality about "the connection of the life" which can be put in the present-day social education : Moral education of today's life is considered
フルテキストURL cted_007_001_010.pdf
著者 作田 澄泰| 長谷 博文| 中山 芳一|
抄録  日本国憲法の施行と民主化に伴い,戦後の日本における学校教育において道徳教育の在り方も大きく変容した。しかし,親子関係,人間関係が原因とする学生たちの自死,不登校,いじめ,非行等の諸問題が後を絶たない。これらを解決するため,戦後の諸問題増加の背景にある今日の社会全般の道徳教育の在り方について検討した。諸問題に関わる大きな要因としては,大学生による「道徳性」におけるアンケート調査結果から「祖先を敬う」ことへの希薄化が明らかとなった。具体的には,祖先をはじめとする人とのつながりに関する道徳性の衰退が重要な課題であることが分かった。こうした課題を受け,親子関係に関する事例,先人からの伝統文化に関するインタビューを元にし,親子関係,家族関係,社会における命のつながりについて考察するとともに,具体的な社会及び学校教育における「真の道徳性」の在り方と必要性について示唆した。
抄録(別表記)  The state of the moral education was also changed big in a postwar school education in Japan with operation of the Constitution of Japan and democratization. But there is no end to self-death of the students a parent-child relationship and the human relations make the cause and the miscellaneous problems which refuse to go to school and spite and are misconduct. The state of the moral education of today's social in general who has that in a background of postwar increase of miscellaneous problems was considered in a point to settle these. Rarefication to "An ancestor was respected." became clear from a questionnaire survey result in "morality" by a college student as a big factor of miscellaneous problems. Specifically, I found out that a decline of morality about the connection with the person such as an ancestor is an important problem. I received such problem, used an interview about a case about a parent-child relationship and traditional culture from a pioneer as a capital and considered about the connection of the life in the parent-child relationship, the family relation and the society as well as suggested it about the state of "true morality" and necessity in society in detail and a school education.
キーワード 親子関係の不和 (A feud of a parent-child relationship) 道徳性の衰退 (Decline of morality) 命のつながり (The connection of the life) 真の道徳性 (True morality)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2017-03-27
7巻
開始ページ 1
終了ページ 10
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/44374
タイトル(別表記) A study on cultivation of moral execution with extracurricular activities
フルテキストURL cted_001_029_036.pdf
著者 作田 澄泰| 黒﨑 東洋郎|
抄録 社会の変動の激しい時代にあって,地域の大人とのつながり,学校での友だちとのつながりでさえ希薄になる傾向が進んでいる。望ましい人間関係がつくれなかったり,自分の目標を見失ったり,自分に自信を失ったりする子どもが増えている。こうした子ども達が望ましい人間関係を築くことができるようになるためには,日々の生活において他者,社会に積極的に関わり,人間としてのよりよい在り方を自覚し,よりよい生き方を求めていく中で,望ましい道徳性をはぐくむ必要がある。そこで,同年齢とふれあう学級活動や異年齢児童とふれあう学校行事などの特別活動を通じて,他者や社会に積極的に関わる道徳教育を行う。こうした体験的に自分の周りの人を思いやる心,正義や公正を重んじる心,協力し合う心をはぐくめば,社会性や相手の立場を思いやる心の大切さに気づき,望ましい人間関係を築き上げることができると考える。本研究では,特別活動との総合単元的道徳学習の実践事例をもとにして,子ども達の心の変革の要因を分析・考察し,道徳的実践力の育成の効果を検討する。
抄録(別表記) It seems that children tend to weaken relationships between other people or friends at school. The number of children who lose their goals and confidence are increasing, because they can't construct desirable personal relationships, In order for them to be able to do it, they need to foster their morality through taking part in the society and others positively and seeking the better way of life as a human. Therefore, we try to create the moral education that children can have connection to others and the society through extracurricular activities such as class activities and school events. This education will develop the mentalities that care for others, value justice and equity, and cooperate with others. We insist that these effects encourage children to notice the importance of caring for the society and other's positions and construct the better personal relationships. This study provides some example projects about comprehensive unit moral education with extracurricular activities, and explores the effect of cultivation of moral execution.
キーワード 学級経営 (classroom activities) 人間関係の充実 (human relations) 感動体験 (emotional experience) 自己実現 (self-realization)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2011-03-10
1巻
開始ページ 29
終了ページ 36
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120002835648
JaLCDOI 10.18926/CTED/44372
タイトル(別表記) A Quantitative Analysis on the Types of Educational Setting for Students with Disabilities in Japan: Evidence from Regional Data
フルテキストURL cted_001_001_008.pdf
著者 横内 理絵| 吉利 宗久| 柳原 正文|
抄録 本研究では都道府県における特別支援教育の特徴を明らかにすることを目的とした。特別支援教育を受けている児童生徒を特別支援学校在籍率、特別支援学級在籍率、通級指導対象率に変換してクラスター分析を行い、これらの関係から特徴を明らかにした。その結果、①特別支援学級在籍率、通級指導対象率とも高くはない群(類型Ⅰ-1)②特別支援学級在籍率、通級指導対象率とも平均的な群(類型Ⅰ-2)③特別支援学級在籍率は低いが通級指導対象率は高い群(類型Ⅱ-1)④全体的に高いが中学校の特別支援学級在籍率と小学校の通級指導対象率が著しく高い群(類型Ⅱ-2)⑤特別支援学級在籍率は高いが通級指導対象率は低い群(類型Ⅲ-1)⑥全体的に高いが特別支援学級在籍率が著しく高い群(類型Ⅲ-2)⑦特別支援学級在籍率の中でも特に中学校が高く通級指導対象率は低い群(類型Ⅳ)の7つに類型化された。
キーワード 特別支援教育 (Special needs education) 特別支援(盲・聾・養護)学校 (Special school) 特別支援(特殊)学級 (Special class) 通級による指導 (Tuukyu(Resource room))
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2011-03-10
1巻
開始ページ 1
終了ページ 8
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120002835646
JaLCDOI 10.18926/CTED/56541
タイトル(別表記) Instruction in Independent Living Activity Class in a Self-Contained Classroom : Practical issues in the planning and implementing process
フルテキストURL cted_009_057_068.pdf
著者 仲矢 明孝| 内田 直美|
抄録 特別支援学級において、集団で行われる自立活動の「時間における指導」の実践上の課題を検討するため、実際に特別支援学級で行われた授業を分析した。授業の設計過程では、本時案の個別目標と個別の指導計画の個別目標との関連性、展開過程では、インターバル記録法により児童の授業への取り組み状況を調べた。その結果、設計過程では、長期及び短期の個別目標と本時の個別目標との関連性が極めて低いこと、展開過程では、全5回の授業で児童の意欲的な取り組みと言える課題従事行動が8割以上を占めたこと、ゲーム等の活動を伴う活動での児童の注目度の高いこと等が示された。集団による自立活動の指導の設計過程では、複数の個別目標から1つの授業を構成することの困難さと、年間でバランスよく単元を配置し他の学習と相補的に展開することの必要性、展開過程では、指導者の配慮・工夫等により児童の意欲的な取り組みを引き出すことのできる可能性が示唆された。
キーワード 特別支援学級 自立活動 個別の指導計画 授業分析
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 57
終了ページ 68
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/56549
タイトル(別表記) Applying Positive Behavior Support to a Student with Autism Spectrum Disorders to Reduce Self-Injurious Behaviors and Promote the Participation in a Morning Assembly at Special Needs School
フルテキストURL cted_009_151_165.pdf
著者 大西 ゆみこ| 丹治 敬之|
抄録  本研究は,知的障害を対象とする特別支援学校において,激しい自傷行動を示す自閉症スペクトラム障害の児童に対してPBSに基づく実践を行い,自傷行動の低減と朝の会参加行動の形成を試みた。機能アセスメントから,対象児が床や机に頭を打ち付けたり拳で頭を叩いたりする自傷行動には,教師の指示や要求から逃避する機能,不安や緊張の低減を図る機能があると仮定した。そこで,①緊張や不安なく取り組める朝の会参加行動の形成,②頭打ちや頭叩きによって得られる感覚刺激の代わりとなる刺激の用意,③頭打ちや頭叩きの予防を図る先行事象操作,④朝の会参加行動の生起を支える結果事象の操作,を基本方針として介入を行った。結果,自傷行動は減少し,朝の会の参加行動が増加した。最後に,対象児に対する本取り組みの効果と,本実践に参加した教師の意識変容を考察した。
抄録(別表記) ,,,,
キーワード 特別支援学校 自閉症スペクトラム障害 PBS 自傷行動 感覚機能
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 151
終了ページ 165
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58124
タイトル(別表記) Implementing a Professional Learning Community(PLC) at Special Needs Schools Focus on the Relationships among the PLC, the Curriculum Management and the Realization of passing on expertise
フルテキストURL cted_010_107_121.pdf
著者 藤井 裕士| 熊谷 愼之輔| 三沢 良|
抄録 全国の特別支援学校〔聴覚障害部門〕を対象に,カリキュラム・マネジメントの実施や「専門職の学習共同体」の醸成,専門性の継承・向上の実現に関する質問紙調査を行った。収集したデータをもとに相互の関係性を分析した結果,「専門職の学習共同体」を醸成している学校においては専門性を継承・向上している実感が高いことが明らかとなった。また,実施するカリキュラム・マネジメントの質(内容)として「カリキュラムの『見える化』と共有の場づくり」,「カリキュラム開発のための協働の場づくり」等のカリキュラムを基軸に教職員間のつながりを深める取組を行っている学校においては,「専門職の学習共同体」の構成因子のうち「学校内の信頼関係」,「目標の共有」,「学校内外の協働」が醸成されていることが示された。このことから「専門職の学習共同体」を効果的に醸成していくためには,質の高いカリキュラム・マネジメントを実施する必要性が示唆された。
キーワード 専門職の学習共同体 (Professional Learning Community) 特別支援学校版PLC構成因子 (PLC index of Special Needs Schools) カリキュラム・マネジメント (Curriculum Manag ement)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 107
終了ページ 121
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/49514
タイトル(別表記) Individual Support Using a Psychoeducational Program “Successful Self” at a Special Needs School
フルテキストURL cted_003_133_142.pdf
著者 水嶋 直可| 安藤 美華代|
抄録  特別支援学校には,情緒が不安定になったり,対人関係において様々な適応困難を抱えたりする児童生徒も在籍している。そのため学習指導要領においても,「自立活動」という領域が設定されており,6つの区分「健康の保持」,「心理的な安定」,「人間関係の形成」,「環境の把握」,「身体の動き」,「コミュニケーション」の指導内容が示され重視されている。その実践としては種々の方法が用いられ,集団や個別での支援が行われている。心理教育“サクセスフル・セルフ”は,小中学校の児童生徒において心理行動上の問題を予防し,心の健康を育むことが報告されている。そこで本研究においては,特別支援学校の生徒に対し,心理教育“サクセスフル・セルフ”を用いた個別支援を行った。その結果,心理的安定と人間関係の形成に対する力をつけることに効果があることが示唆された。
キーワード 特別支援教育 心理教育 心理的安定 人間関係の形成 個別支援
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 133
終了ページ 142
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232457
JaLCDOI 10.18926/CTED/58125
タイトル(別表記) Research on Facial Expression and Vocalization in Singing
フルテキストURL cted_010_123_137.pdf
著者 片上 聡美| 虫明 眞砂子|
抄録 音楽授業等で児童・生徒が歌唱する時の表情は,発声にどのように影響するのだろうか。この疑問を明らかにするために,筆者等は,小学生から大学生を対象に,無表情・怒り・悲しみ・笑顔の表情を取り入れて歌う歌唱実験および歌唱者へのアンケート調査を実施し,表情の変化がもたらす効果について検討した。その結果,よりよい歌唱時の表情の効果では,笑顔の表情が歌いやすく,発声面で良い効果をもたらしていることが明らかとなった。また,笑顔の表情の中でも[たて]の笑顔が響きや高音の発声に良好であること,[よこ]の笑顔は,歌いやすいが力みやすいこと,笑顔の表情では,口の開け方を意識していることが示された。アンケート調査からは,年代が大きくなるほど,表情によって声が変化すると認識していることがわかった。一方,小学生では,表情や声の変化を感じづらいため,教師側が基礎の発声の理解へ導き,歌唱者が表情で声が変わったと感じられる指導が必要である。
キーワード 歌唱 (singing) 表情 (facial expression) 発声 (vocalization) 笑顔 (smiling face)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 123
終了ページ 137
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher