JaLCDOI 10.18926/CTED/55818
タイトル(別表記) A Study on Parental Anxiety Over Child Rearing and Child Care Support for Parents with Children before and after Entering Elementary Schools
フルテキストURL cted_008_193_206.pdf
著者 岡﨑 由美子| 安藤 美華代|
抄録  本研究では,就学前後の子をもつ養育者が,子育てで感じている喜びや不安,必要としている支援について検討し,子育て支援のあり方について考察した。子ども園に通う3から5歳児の保護者と小学1,2年生児の保護者に子育てに関する自記式調査を行い,回答を得られた166名の記述内容について検討した。質的分析から,子ども園児・小学校児童の保護者とも,子どもの成長や姿,一緒に行動することに喜びを感じていた。一方,子ども園や学校での適応や保護者自身の子どもへの対応に不安を感じていた。このような状況から養育者への支援として,就学前教育と小学校教育の連携の強化,保護者同士の交流の場や機会の提供,相談体制の整備,子育てに関する講演会や心理教育の提供,子育て支援に関する満足度の定期的見立てが重要であると考えられた。以上より,子育て支援には,心理的支援を含めた多面的な支援が重要であることが示唆された。
抄録(別表記)  The objective of this study is to understand child care support systems for parents, based on analyses of data from parents with children, relative to need, degree of anxiety, and level of happiness during child rearing years. Parents of pre-school children, aged 3-5 years and/or 1st and 2nd graders answered a self-reported questionnaire on child rearing. This data of 166 parents were analyzed qualitatively. Most parents with children before and after entering elementary schools reported happiness through child growth and being together. On the other hand, some parents felt anxiety concerning child adjustment in school along with their own attitudes toward their children. It was suggested that collaborative child care support during pre-school and elementary school years would be helpful in providing opportunities to facilitate communication between other parents. This would include consultation concerning child rearing anxiety, and opportunities to attend lectures and psychoeducational workshops. Evaluation of child care support systems is necessary for better outcomes. In conclusion, it may be important to prevent child rearing anxiety through various support means, including psychological support in child care.
キーワード 養育者 (parent) 子育て不安 (child rearing anxiety) 子育て支援 (child care support) 就学前後 (before and after entering elementary school) 心理的支援 (psychological support)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 193
終了ページ 206
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/55806
タイトル(別表記) A Study on Psychological Distress and the Coping Strategies of Coaches in School-based Extracurricular Sports Activities
フルテキストURL cted_008_045_057.pdf
著者 安藤 美華代|
抄録  本研究の目的は,学校運動部活動指導における指導者の心理的負担感と対処について検討することである。対象は,自己記入式質問票に回答した学校運動部活動指導者96人。質的検討を行った結果,指導者は,生徒の態度,保護者からのクレーム,指導者自身の指導力不足,同僚の非協力的態度等を心理的負担に感じていた。生徒や保護者とコミュニケーションを図り信頼関係を構築すること,自己研鑽すること,信頼できる関係者に相談すること等が,対処方略になっていた。心理的負担感を乗り越えた程度と心理社会的要因の関連を検討したところ,心理的負担感を乗り越えたと認識している程度が5割以下の群は,6割以上の群に比べて,有意に抑うつ気分や不安感が高く,健康感や対人関係自己効力感が低かった。以上より,学校運動部活動指導に携わる教員等指導者の心理的負担感を見立て,心理的負担感に対処するこころの健康対策が重要だと考えられた。
抄録(別表記)  The objective of this study is to understand psychological distress impacts coaches in school-based extracurricular sports activities, and how they can develop coping strategies. Data was collected from ninety-six coaches who filled out a self-reported questionnaire. Data was analyzed qualitatively and quantitatively. Coaches reported distress arising from student’s attitudes, claims from parents, non-collaboration among coaches and the other teachers, and lack of good coaching skills of themselves. The coaches also reported their coping strategies as communicating with students and parents to develop good relationships, self-improvement, talking to reliable co-workers about their psychological distress. The coaches who perceived as they overcame their psychological distress less than half or half reported higher depressive and anxiety feelings, less healthy feelings, and lower self-efficacy on interpersonal relationships compared with who perceived as they overcame their psychological distress more than half. It may be important to assess and develop mental health strategies to prevent and intervene in psychological distress of coaches in school-based extracurricular sports activities.
キーワード 学校運動部活動 (school-based extracurricular sports activities) 運動部活動指導者 (coaches of extracurricular sports activities) 心理的負担感 (psychological distress) 対処 (coping) こころの健康 (mental health)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 45
終了ページ 57
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/54022
タイトル(別表記) Classroom teachers' observations of a psychoeducational program, "Successful Self", implemented in all classrooms for students in one elementary school
フルテキストURL cted_006_067_076.pdf
著者 岡﨑 由美子| 安藤 美華代|
抄録  本研究では,心理教育“ サクセスフル・セルフ” の2011年度から2014年度に全学年で行った実践への実践学級担任からの評価を分析し,実践のあり方を検討することを目的とした。養護教諭が学級担任のサポートのもと行った実践に対する学級担任評価は,概ね良好であった。感想を分析したところ,全学年に共通して「充実した授業」「実践に対する工夫のアドバイス」に関する記述が多く見られ,実践への評価は概ね肯定的であった。一方,「児童実態と授業内容のギャップ」に関する記述が全学年に共通して見られ,“ サクセスフル・セルフ”の今後の実践では,“ サクセスフル・セルフ” のレッスンの主題・目的からはずれないということを考慮しながら,児童の実態に合わせて改善することで,実践がより充実することが示唆された。
キーワード 小学校 心理教育 全学年 実践 評価
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2016-03-04
6巻
開始ページ 67
終了ページ 76
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005723290
JaLCDOI 10.18926/CTED/52289
タイトル(別表記) Support for Children in the Lower Grades of an Elementary School through Parent-Child Communication Facilitated using Psychoeducation “Successful Self”
フルテキストURL cted_004_056_062.pdf
著者 岡﨑 由美子| 安藤 美華代|
抄録 本研究では,親子のコミュニケーション向上をねらいとして,子どもが学校で取り組んだ心理教育サクセスフルセルフ® に沿った親子で行うホームワークを作成し,その実践可能性について検討した。公立小学校1校の1年生46人とその保護者を対象に,2年間継続して行った。年間4回行う“サクセスフル・セルフ”の授業の2回目と4回目の終了後に,授業で取り組んだ内容に沿って親子コミュニケーションを図ることをねらいとした課題を,1 週間毎日,親子で行ってもらった。取り組みに対する親子其々の自己評価と感想を分析した結果,全ての親子が,1 週間の取り組みのうち5 日以上実践していた。感想分析から,親子の良好なコミュニケーションを育む機会になったと考えられた。以上より,今回の試みは,“サクセスフル・セルフ”を介した学校と家庭をつなぐ,実践可能な包括的取り組みになり得ると考えられた。
キーワード 心理教育 ホームワーク 親子関係 コミュニケーション 小学校
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 56
終了ページ 62
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398253
JaLCDOI 10.18926/CTED/49514
タイトル(別表記) Individual Support Using a Psychoeducational Program “Successful Self” at a Special Needs School
フルテキストURL cted_003_133_142.pdf
著者 水嶋 直可| 安藤 美華代|
抄録  特別支援学校には,情緒が不安定になったり,対人関係において様々な適応困難を抱えたりする児童生徒も在籍している。そのため学習指導要領においても,「自立活動」という領域が設定されており,6つの区分「健康の保持」,「心理的な安定」,「人間関係の形成」,「環境の把握」,「身体の動き」,「コミュニケーション」の指導内容が示され重視されている。その実践としては種々の方法が用いられ,集団や個別での支援が行われている。心理教育“サクセスフル・セルフ”は,小中学校の児童生徒において心理行動上の問題を予防し,心の健康を育むことが報告されている。そこで本研究においては,特別支援学校の生徒に対し,心理教育“サクセスフル・セルフ”を用いた個別支援を行った。その結果,心理的安定と人間関係の形成に対する力をつけることに効果があることが示唆された。
キーワード 特別支援教育 心理教育 心理的安定 人間関係の形成 個別支援
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 133
終了ページ 142
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232457
JaLCDOI 10.18926/CTED/48191
タイトル(別表記) The Facts and Needs for Psychoeducational Approaches in Schools
フルテキストURL cted_002_033_042.pdf.pdf
著者 岡崎 由美子| 安藤 美華代|
抄録 小中学生の不登校・いじめ・暴力行為などの問題行動は,学業や友人関係と関連していることが報告されており,それらに対する対策として心理教育的アプローチの重要性が認識されつつある。そこで本研究では,学校における児童生徒の能力や特性の実態を理解するとともに,心理教育的アプローチの現状と課題を検討することを目的とした。小学校教員489名,中学校教員387名を対象に,教員から見た学校生活で不足している児童生徒の能力や特性,心理教育的アプローチの実施状況について調査を行った。その結果,小中学校教員の半数以上が自己コントロールや対人関係に関する力が,児童生徒に不足していると感じていた。心理教育的アプローチについては,必要性を認識しているものの,実施するための時間的,人的,資源的な課題や,教育の機会に関する課題があることが示された。今後は,研修や専門家との連携などを進めていくことが必要であると考えられた。
キーワード 児童生徒 心理教育的アプローチ ニーズ 教育現場 教員
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2012-03-19
2巻
開始ページ 33
終了ページ 42
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120003987712
JaLCDOI 10.18926/CTED/58126
タイトル(別表記) The potential of“ singing activities” in child-rearing facilitated by caregivers: A focus on three mothers
フルテキストURL cted_010_139_151.pdf
著者 早川 倫子| 片山 美香|
抄録 本研究は,養育者の子育てにおける「歌う行為」に着目し,養育者の立場からその可能性について検討することを目的とした。パイロットスタディとして実施した3名の子育て中の母親への質問紙調査およびグループインタビュー調査を通して,母親の「歌う行為」の様相を探り,子育てにおける有用性について検討した。<br/> その結果,「歌う行為」には,子どもがある行動をとることへの意欲を高めたり,否定的な気持ちを好転させたりする感情の切り替え手段としての有用性のあることが示唆された。言葉だけで伝えるよりも,子どもが好きな歌や多様な音声表現を用いた方が,子どもに受け入れられやすいこと,音楽的な特性自体が子どもの感情に響きやすいことも示された。また,「歌う行為」には,了解可能なメッセージを共有し,親子が楽しく養育行動を進める触媒と成り得る可能性が見出された。
抄録(別表記) The purpose of the present study was to examine the potential of “singing activities” in child-rearing, facilitated by care-givers, from the perspective of the care-givers. A pilot study constituted a survey and group interviews of three mothers currently involved in child-rearing. The effect of mothers’singing activities on child-rearing was considered in various contexts. The results suggested that singing activities have the potential to increase motivation of children to take the initiative in certain behaviors or in altering children’s negative mood to a positive focus. Rather than solely relying on words to influence children, they are more likely to respond, accept, and eventually embrace a message conveyed through their favorite songs or diverse vocal expressions. In short, messages conveyed through singing activities are more likely to resonate with children’ s emotions. Furthermore, singing activities could work as a catalyst for fun-filled and enjoyable growth for both care-givers and children in the process of child-rearing and development by allowing them to share intelligible messages with each other.
キーワード 歌う行為 (singing activities) 養育者 (care-givers) 子育て (child-rearing) 質問紙調査 (survey) グループインタビュー調査 (group interview survey)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 139
終了ページ 151
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58118
タイトル(別表記) A Study for Professional Matters of Area Related to“ Language” in Kindergarten Teacher-Training Course
フルテキストURL cted_010_049_061.pdf
著者 片山 美香| 伊藤 智里| 馬場 訓子|
抄録  2019 年度に改訂された幼稚園教諭養成の教職課程に設置される「領域及び保育内容の指導法に関する科目」は,「領域に関する専門的事項」と「保育内容の指導法(情報機器及び教材の活用を含む。)」より構成される。本研究では,従来の「教科に関する科目」が撤廃されたことにより新設された「領域に関する専門的事項」の科目において,具体的にどのような専門知識の学修を要するかについて,「保育内容の指導法」のモデルカリキュラム,及び新幼稚園教育要領の記載内容に照らして検討した。その結果,養成課程の学生自身が領域「言葉」のねらいや内容等を専門的見地から理解して保育実践のための知識や技能を修得することに加え,感じたり,考えたり等の体験的な学びから幼児の視点で言葉の世界をイメージする内容を授業に取り入れる必要性を見出した。
キーワード 領域「言葉」 (Area Related to “Language” ) 幼稚園教諭養成課程 (Kindergarten Teacher-Training Course) 専門的事項 (Professional Mat ters of Area ) モデルカリキュラム (Model Curriculum)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 49
終了ページ 61
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/56558
タイトル(別表記) Implementing the “Sing Together” campaign that connects parents and children and their schools and communities (1)
フルテキストURL cted_009_267_281.pdf
著者 早川 倫子|
抄録  本研究は,学校・地域・親子をつなぐ「共に歌う」活動としての「みんなで歌おう音楽会」の実践について,その意義と課題について検討することを目的とした。本稿では,特に,実践の経緯と概要を報告しつつ,あわせて,音楽会終演後に実施した参加者対象のアンケート調査を取り上げ考察した。その結果,本実践が,「共に歌うこと」の大切さと「日本文化としての唱歌や日本のうたの継承」の大切さについて,その一端を伝える機会になったことが明らかとなった。また,子育て支援の点からも機能していることが認められた。
キーワード 「共に歌う」活動 学校の歌文化 唱歌 子育て支援
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 267
終了ページ 281
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/56553
タイトル(別表記) The Research Trends of Reading Picture-Books to Children in a Whole Group Activity in  Early Childhood Education and Care
フルテキストURL cted_009_215_228.pdf
著者 會澤 のはら| 片山 美香| 髙橋 敏之|
抄録 本研究では,日常の保育で頻繁に行われる,集団での絵本の読み聞かせに関する実践的な研究を概観し,充実した絵本の読み聞かせのあり方に関する知見の整理を試みた。その結果,絵本の読み聞かせ場面における幼児の言動は年齢に沿って変化し,4歳児から5歳児に至る過程において,集団という特徴が活かされるようになることが明らかになった。  3歳児では,保育者と幼児の個別の関係性が優位であったが,4歳児では徐々に幼児間の相互作用が広がり,他児の発話を繰り返したり,幼児と笑い合ったり等,他児を意識し,一緒に楽しむ共有化が進む。さらに,5歳児になると友達と共に内容の展開を楽しみながら,集団での読み聞かせのマナーを心得た態度を示しつつ,個別の言動の表出を調整する姿が見られるようになることが示された。質の高い読み聞かせにより,幼児の確かな言葉の発達を促す機会に成り得ることが確認された。
キーワード 幼児 絵本の読み聞かせ 集団 保育者 共有過程
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 215
終了ページ 228
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/55809
タイトル(別表記) Educational Effects of Various Team Childcare Styles in Preschool Education
フルテキストURL cted_008_083_096.pdf
著者 馬場 訓子| 井山 房子| 古埜 弘子| 白神 繁子| 平松 由美子| 守屋 操| 片山 美香|
抄録 本論は,幼稚園で実践されているティーム保育について,その多様な形態を分類することを目的に,1県内全域の幼稚園に対する質問紙調査を行い,実証的に明らかにしたものである。ティーム保育の形態の分類は,保育経験豊富な研究協力者によって,質問紙調査の結果を基にしたグループディスカッションで検討され,各形態に見る教育効果や特性,運営上の課題が精査された。その結果,園内の全教師が1つのティームとなり,全園児を全教師で保育するという意識を強く持っていることが明らかになった。そのことを前提に,ティーム保育の形態について,次に示す3つの分類が見出された:①「教師の配置に注目したティーム保育の形態」,②「保育内容や生活を重視したティーム保育の形態」,③「幼児理解や保育等に関する保育時間外のティーム保育の形態」。
抄録(別表記) The purpose of this study is to classify various styles of team childcare practicing in preschools. We adopted a questionnaire method to preschool teachers in a prefecture to research it empirically. The classification of team childcare styles was discussed based on the results of our questionnaire by co-researchers who has enough experiences of childcare, and we could examine educational effect, characteristics, and some problems of each team childcare style. As a result, it is clear that all teachers in the same preschool become members of team, and they are strongly conscious of “all teachers for all children.” Based on the premise mentioned, three categories of team childcare styles are found; 1) A team childcare style to focus on teachers’ arrangement, 2) A team childcare style to put emphasis on contents of childcare and life, and 3) A team childcare style after a childcare time on child understanding, childcare and so on.
キーワード 幼稚園教育 (Preschool Education) ティーム保育 (Team Childcare) 形態 (Styles) 質問紙調査 (Questionnaire Method)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 83
終了ページ 96
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/55808
タイトル(別表記) Trends Relating to Private Child-rearing of Childcare Worker in Japan
フルテキストURL cted_008_069_081.pdf
著者 片山 美香|
抄録  本研究では,私的な子育てをめぐる雇用条件や職場の状況といった環境要因,保育者の私的な子育てに対する認識という個人の内的要因の両面から,保育士にとっての私的な子育てをめぐる現況を整理した。  その結果,両立するにあたっては,多様な働き方改革の制度を利用し,離職しなくても一時的に仕事よりも家庭生活・子育てを重視した生き方を実現できる可能性が拓かれてきていることが確認された。また,両立の困難に対処する中で保育の専門性が洗練されている事実も確認出来た。また,従来,子育てとの両立で最も大変な時期は,子どもの就学までと捉えられがちであったが,それ以降の発達期にも引き続き,時間とエネルギーを要する可能性が示唆された。保育士が捉える私的な子育てのより詳細な検討課題として見出された。
抄録(別表記)  In this research, the present situation of private child-rearing to childcare worker had been organized here from the viewpoints of environmental factors such as employment conditions related to private child-rearing and from the viewpoints of the personal internal factors such as the understanding of private child-rearing of childcare worker. As a result, in order to achieve the coexistence of both family and work, it is found that the system of various working style reforms has been utilized. Also, in dealing with the difficulties of both family and work, it is found that the expertise of childcare was refined. Finally, the results of this study are discussed and future problems are described.
キーワード 保育士 (childcare worker) 私的な子育て (private child-rearing) 両立 (coexistence) 働き方 (work style)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 69
終了ページ 81
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/55804
タイトル(別表記) Development of Junior High School Home Economics Classes Related to Contact With Infants that Encourages Self-acceptance
フルテキストURL cted_008_015_029.pdf
著者 考藤 悦子| 片山 美香| 髙橋 敏之| 西山 修|
抄録  中学生の幼児との触れ合い体験の意義については,先行研究によって示されてきたが,体験の何が効果を及ぼしているのか,実証的な研究は未だ少ない。そこで本論では,「他者から受容される経験が,自己受容を促す」との実践的な仮説を立て,触れ合い体験による他者から受容される経験が,自己受容を促す可能性を検討する。触れ合い体験において,幼児は先入観や条件なしに関わってくることが予想される。そのような幼児に受容される体験は,生徒にとって日常的な人間関係とは異なる,得難い経験となり得る。そこを意図的に強化することで,合理的に意義ある授業を作ることが可能となると考える。また,将来の子育てに繋がる,長期的な効果も期待できる。本論では,こうした仮説に基づき,生徒の自己受容に焦点を当て,これを促す中学校家庭科保育領域の授業を開発し報告した。
抄録(別表記) The significance of junior high school students’ experience of contact with infants has been shown in previous studies, but there has not been enough empirical research on which part of the experience produces effects. Therefore, in this paper, we form a hypothesis that “experience of acceptance others encourages self-acceptance” and examine the possibility that the experience of acceptance from others we gain through contact encourages self-acceptance. Infants are expected to be involved in contact experiences with no preconceptions or conditions. The experience of acceptance by infants is a rare experience that differs from daily interpersonal relationships for students. It may be possible to rationally develop meaningful classes by intentionally reinforcing it. Furthermore, long-term effects that translate into future child-rearing can be expected. In this paper, based on the aforementioned hypothesis, we focused on the self-acceptance of students to develop and report on home economics classes that encourage it.
キーワード 幼児 (infants) 中学生 (junior high school students) 触れ合い体験 (interactive experiences) 自己受容 (self-acceptance) 授業開発 (development of home economics classes)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 15
終了ページ 29
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/54936
タイトル(別表記) How Nursery Teachers Understand and Respond to Infants’ Cry? : An Observational Study in a Nursery School
フルテキストURL cted_007_107_116.pdf
著者 清永 歌織| 片山 美香|
抄録  本研究では,0歳児クラスにおける保育実践場面の観察事例から,乳児の「泣き」の実態と「泣き」に対する保育士の理解と対応について検討した。収集した􀀙􀀕 事例をもとに「泣き」が生じた背景について検討したところ,5種類に分類された。生理的状態や他者との関係を含む心理的状態,時間帯等によって「泣き」が生じていることがわかった。保育士は,「泣き」を生じさせた負の心情を全面的に受け止めて共感するとともに,正の心情への改善に努めることが子どもと信頼関係を築く機会にもなっていると捉えていた。さらに,信頼関係が深まってくると負の心理的状態を子ども自身が主体的に制御しようとする姿が見られるようになることに加えて,「泣き」の質の変容が認められることが明らかになった。
キーワード 乳児 (infant) 保育士 (nursery teacher) 泣き (cry) 対応 (respond) 保育の質 (quality of daycare)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2017-03-27
7巻
開始ページ 107
終了ページ 116
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/54016
タイトル(別表記) An Exploratory Study about Family Support by Young Preschool Teachers and Child-care Providers ―Some Implication for Professional Education Program in an Education Period―
フルテキストURL cted_006_011_020.pdf
著者 片山 美香|
抄録  本研究では,近年,就学前の教育・保育において重視されている保護者への支援について,保育経験5年未満の若手保育者37名(幼稚園教諭:18名,保育所保育士19名)を対象に,幼稚園や保育所における保護者支援の目標,困難感の実態や,重視していること等について調査した。KJ法を用いて整理したところ,所属や経験年数によらず,多様な支援が見いだされ,とくに送迎時の会話を重視しており,園と家庭の連続性を大切にしながら発達や個々に直面する課題に応じて,保育者間の連携の下に支援していることが明らかになった。発達につまずきのある子どもをもつ保護者への支援に困難感が生じていたが、保護者との相互理解や信頼関係の構築を重視していることも確認された。今後の学習ニーズとしては,課題を持つ子どもの保護者や,保護者自身が課題を持つ際の支援法が挙げられた。養成校では入職後の自己をイメージ化しながら、理論知を固めることの重要性が示唆された。
キーワード 保護者支援 幼稚園教師 保育所保育士 保育経験5年未満 養成教育
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2016-03-04
6巻
開始ページ 11
終了ページ 20
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005723284
JaLCDOI 10.18926/CTED/53237
タイトル(別表記) A Study for Significance of Child Expression Activity by Music and Support of Childcare Worker For Fostering Interpersonal Relationships of Children
フルテキストURL cted_005_073_082.pdf
著者 中川 華那| 片山 美香|
抄録  音楽は,園生活の中で領域「表現」の活動の一つとして取り入れられているが,活動の在り方は様々である。 本研究では,園生活における観察から,幼児の自発的な音楽を介した表現の実態を明らかにすることを試みた。 その結果,幼児が自分の感情や状況を歌詞になぞらえたりして,自発的に音楽を介した表現を行う姿が見られた。 音楽を介した表現によって,自他の感情調整の役割を果たすことが明らかになった。また,歌詞に合わせた身体 表現は,未熟な言語力を補完する役割を担っていた。共通に知っている歌は表現したい意図や,感情を共有する 際の媒体となって,幼児間のコミュニケーションを円滑にする役割も担っていることが示された。  幼児の自発的な表現を引き出すためには,保育者が音楽技術の習得を目指した指導的なかかわりをするのでは なく,音楽を介した自己表現として肯定的に受け止め,応答する援助が欠かせないことが明らかにされた。
キーワード 幼児 音楽 自己表現 援助
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2015-03-06
5巻
開始ページ 73
終了ページ 82
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005572543
JaLCDOI 10.18926/CTED/49486
タイトル(別表記) Leading Cultural Activity through Student Opera (2) : Analysis of the Internal Evaluation of a Teacher and Student
フルテキストURL cted_003_042_051.pdf
著者 虫明 眞砂子| 小川 容子| 早川 倫子|
抄録  「学生オペラ」の発信は,教育現場で活躍できる人材育成と,岡山大学を文化活動の拠点とした文化・芸術活動の盛んな地域づくりを目指すことを目的として実施したものである。本稿では,(1)に引き続き,その取り組みの意義と課題について,教員(指導者)と学生の内的評価の分析を中心に考察を行った。学生対象のアンケート結果からは,全体の88%の学生が参加してよかったと感じており,また,教員養成におけるオペラ活動の意義を良い経験であると感じている学生は97%であった。大半の学生が,オペラのような総合的且つ横断的な分野の経験は,教育現場で活用でき,協調性や自主性を伸ばすことにもつながると考えており,活動の意義を共有していることがわかった。教員(指導者)のアンケート結果からは,それぞれの役割を発揮できたという連携の意義と,物理的体制の強化について課題が確認された。
キーワード 学生オペラ 人材育成 連携 文化活動の拠点づくり 内的評価
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 42
終了ページ 51
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232447
JaLCDOI 10.18926/CTED/49485
タイトル(別表記) Leading Cultural Activity through Student Opera (1) : From a Viewpoint of Cooperation, Feedback and Innovation
フルテキストURL cted_003_032_041.pdf
著者 早川 倫子| 小川 容子| 虫明 眞砂子|
抄録  「学生オペラ」の発信は,教育現場で活躍できる人材育成と,岡山大学を文化活動の拠点とした文化・芸術活動の盛んな地域づくりを目指すことを目的として実施したものである。本稿では,約半年間の準備期間の様子とその成果を報告し,筆者らが取り組んださまざまな連携のあり方と課題について考察した。連携に関しては,①教育学部内の教員の連携(教科内容専門の教員と教科教育専門の教員),②附属学校との連携,③他学部との連携,④地域や卒業生との連携に焦点を当てて検討した。また,オペラ終演後に実施したアンケート結果からは,来場された多くの方が非常に満足されており,これからも継続してほしいと要望していることが明らかになった。
キーワード 学生オペラ 人材育成 文化活動の推進 アンケート調査
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 32
終了ページ 41
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232446
JaLCDOI 10.18926/CTED/48194
タイトル(別表記) Retraining Teachers for Teaching Singing.-on a Teacher’ s License Recertification Course-
フルテキストURL cted_002_060_070.pdf.pdf
著者 早川 倫子| 虫明 眞砂子|
抄録 教員免許状更新講習の実践内容と,受講者の事前および事後アンケートの分析を中心に,歌唱指導における教師力の育成について考察を行なった。受講前には,歌唱指導に問題意識や苦手意識を持っている教師らが多く,指導法に関しても,すぐ現場で使えるような発声法や指導法を求めている教師らが多かったが,講習により,①問題意識・苦手意識の緩和,②歌唱指導についての考え方の転換,③歌唱指導についての知識や技能の獲得,④歌唱指導( 音楽の授業) への意欲の喚起の4点の成果が得られたことが明らかとなった。特に,理論と実践を関連させながら,多角的な声へのアプローチをしていくことが,歌唱指導における教師力の育成につながると考えられた。
キーワード 歌唱指導 教師力 新学習指導要領 発声
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2012-03-19
2巻
開始ページ 60
終了ページ 70
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120003987709
JaLCDOI 10.18926/CTED/55817
タイトル(別表記) 慢性疾患患児に対する復学支援の研究動向
フルテキストURL cted_008_181_191.pdf
著者 村上 理絵| 大守 伊織|
抄録 The principle aim of the present study was to elucidate research trends and issues related to school re-entry. We reviewed past studies concerning school re-entry support for children with chronic illness. A total of 36 papers were analyzed for the keywords of "school re-entry," "support," "pediatric cancer," and "chronic illness." The results revealed that the concerns regarding the children and school re-entry support roles of legal guardians, healthcare providers, teachers, etc., and specific examples of collaboration with other occupations. "Guaranty a right to learn " and "relationship maintenance" were noted as issues, and ensuring a system that can establish certain learning opportunities even if the enrollment status of the child changes, continued maintenance of relationships of the patient before the onset of disease, and support to maintain the relationship of healthcare providers and teachers who are involved after onset of the disease are necessary even after school re-entry.
抄録(別表記) 本研究では、慢性疾患患児の復学支援に関する研究を概観し、研究の動向と課題を明らかにした。「復学」「支援」「小児がん」「慢性疾患」をキーワードとする36文献を分析した。その結果、保護者、医療関係者、教師など、患児に関わる人たちの思いや復学支援における役割、他職種連携、連携の具体例、高校生や思春期における復学支援の現状と課題などについて研究されていた。課題としては、「学習保障」および「関係維持」を挙げることができ、患児の学籍が変更になっても一定の教育機会を設けることのできるシステムの確保と、患児が発病前からつながっている人間関係を維持し、発病後に関わることになった医療関係者や教師と復学後もつながり続けられるような支援が必要と考えられた。
キーワード school re-entry (復学) support (支援) chronic illness (慢性疾患)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 181
終了ページ 191
ISSN 2186-1323
言語 English
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher