JaLCDOI 10.18926/CTED/56554
タイトル(別表記) Effect of peer support training for elementary school 3rd graders : Foundation for cooperative learning
フルテキストURL cted_009_229_242.pdf
著者 三宅 幹子| 岡崎 善弘|
抄録 本研究では,学校ぐるみで協同学習の取り組みを進めている小学校の3年生児童を対象として,協同学習の下地づくりを行うことをめざしたピア・サポートトレーニングを実施し,聞き方スキル,援助要請行動,サポート入手可能性,サポート提供可能性,攻撃性の観点からその効果を検討することを目的としていた。トレーニングの前後とフォローアップの3時点での効果測定について分析を行った結果,サポート入手可能性においてはトレーニングの効果を示唆する変化がみられた。一方,攻撃性においては,トレーニングによって攻撃性が上昇していることが示され,トレーニングに参加した児童について,イライラ感情や攻撃性への気づきを高めることはできたものの,対処方法の習得,活用,定着までには至らなかったと解釈された。トレーニングの回数,実施期間,およびトレーニング内容の般化に関して改善することで,より明確な効果が得られると考えられる。
キーワード ピア・サポート サポート入手可能性 サポート提供可能性 援助要請行動
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 229
終了ページ 242
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/56555
タイトル(別表記) Study of “Confusion after the Entrance to Higher Education” Ⅲ The Relationships among “Confusion after the entrance to Higher Education”, Life Skills, Passivity Area, and Psychological Stress Response.
フルテキストURL cted_009_243_250.pdf
著者 原田 新| 池谷 航介|
抄録 本研究では,大1コンフュージョンに陥りやすい大学新入生の様々な特徴について調べることを目的に,日常生活スキル尺度(大学生版),意欲低下領域尺度,心理的ストレス反応尺度との関連について検討した。相関分析の結果,大1コンフュージョン(大学生活全般)は,8種類のライフスキルおよび「学業意欲低下」とはほぼ無関連であったが,「授業意欲低下」,「大学意欲低下」および3種類のストレス反応とは中程度の正の相関がみられた。また大1コンフュージョン(一人暮らし)は,8種類のライフスキルおよび「学業意欲低下」,「大学意欲低下」,「不機嫌・怒り」とはほぼ無関連であったが,「授業意欲低下」,「抑うつ・不安」,「無気力」とは弱い正の相関がみられた。今後,スケジュール管理スキルや援助要請スキル等,今回測定できていないが大学適応に重要と考えられるライフスキルと,大1コンフュージョンとの関連についても検討を行う必要がある。
キーワード 大1コンフュージョン 高大接続 ライフスキル 意欲低下 ストレス反応
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 243
終了ページ 250
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/56556
タイトル(別表記) Study of “Confusion after the Entrance to Higher Education” Ⅳ : Grasp of the Consultation Situation for Second-Year Undergraduates
フルテキストURL cted_009_251_257.pdf
著者 池谷 航介| 原田 新|
抄録 本研究は,現状の支援体制が「大1コンフュージョン」等の解消や緩和にどの程度寄与できているのかについて検討することを目的とした。2018年12月に実施した調査では,大学生活が1年半以上経過した2年目の学生を対象に,「大1コンフュージョン」項目群と,既存の相談先,意欲低下領域尺度,単位取得状況を聞き,その相関について分析と考察を行った。この結果,単位取得に影響が少ない範囲で対処できている学生は,戸惑いや困難が生じた場合,友人や家族等を中心に相談し,援助要請をすることによって深刻な状況を回避していると推察された。また,「大1コンフュージョン」が継続している学生は,友人や家族を中心とした援助を得ながらどうにか必要な単位取得は進められている場合であっても,大学や学業に対する意欲が低下する状況になっていると考えられた。
キーワード 大1コンフュージョン 高大接続 支援体制
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 251
終了ページ 257
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
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JaLCDOI 10.18926/CTED/56557
タイトル(別表記) Physical and psychological factors affecting the fatigue of first term teachers
フルテキストURL cted_009_259_266.pdf
著者 東條 光彦|
抄録  本研究の目的は,初任期教員の疲労感が,物理的要因である勤務時間・睡眠時間と心理的要因である感情労働・理想と現実の教員像の差・レジリエンス・意味づけによって説明されるかについて検討することであった。2つの都市の初任教員を対象とし,複数回の調査を行ったところ,主観的疲労感には著明な変化は見られなかったものの,調査地域,時期によりその説明変数が変化していた。これらの結果から,初任期教員においては,その職能成長の過程にあって種々の経験を積みつつそれ自体がストレッサーとなり,疲労に関連していることが指摘された。
キーワード 初任期教員 蓄積疲労 感情労働 レジリエンス
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 259
終了ページ 266
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
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JaLCDOI 10.18926/CTED/56559
タイトル(別表記) Reflection of Interdisciplinary Education Seminars: Interdisciplinary Education at Okayama University
フルテキストURL cted_009_283_294.pdf
著者 牛田 英子|
抄録 近年、学問分野を融合し、学部や学科を超えた学びを目指す「学際教育」 (interdisciplinary education)を取り入れる大学が増えてきた。本稿では、学際教育的な新しいプログラムを持つ大学が互いに交流を進めてきた「学際教育交流セミナー」に参加した経験をもとに、岡山大学の学際教育の実践例を紹介する。筆者が参加した平成30年にはマッチングプログラム(MP)とMPを引き継いだグローバル・ディスカバリー・プログラムの「学部横断型」の学際教育が紹介された。学生の活動報告ではそのような自由で柔軟な教育の良さとともに、学際教育ならではの難しさも報告された。卒業生と在校生のアンケート結果からも履修形態と他学部との交流について同様の回答があり、学際教育の課題解決に向けての取り組みが必要とされることが明らかになった。
キーワード 大学教育 学際教育 学部横断型 リベラルアーツ
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 283
終了ページ 294
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
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JaLCDOI 10.18926/CTED/56562
タイトル(別表記) The Importance of Using Things Students Have Already Known : Effective Methods for Teaching Unmotivated Students in English Education and Piano Training
フルテキストURL cted_009_323_335.pdf
著者 荻野 勝| 伊達 優子|
抄録 本稿では,大学における英語授業とピアノ実技指導における初学者の苦手意識の傾向を分析し,初学者の苦手意識をなくすための有効性の高い指導方法を検討する。英語学習における学生の苦手意識は,「英語ができない」という強い感情,徒労感,不安感,嫌悪感,無関心,英語を無理やり学習させられているという感情に集約される。このような苦手意識を除くために,学生がすでに学習している英語5文型を用いた簡単な「自由英作文」を行いながら,学生の英語学習の習慣の形成,および英語で表現することに対する関心の喚起を図っていくことを提案する。ピアノ実技指導における学生の苦手意識は,嫌悪感,拒否感,不安感・恐怖感,焦燥感,劣等感,孤独感,義務感,音楽表現との乖離に集約される。このような苦手意識を除くために,既知の曲の「変奏曲」を用いてピアノ実技指導をすることを提案する。
キーワード 英語指導 ピアノ指導 苦手意識 興味の喚起 「既知のもの」の活用
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 323
終了ページ 335
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
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フルテキストURL cted_009_summary.pdf
著者 岡山大学教師教育開発センター|
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
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フルテキストURL cted_009_guide.pdf
著者 岡山大学教師教育開発センター|
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
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フルテキストURL cted_009_colophon.pdf
著者 岡山大学教師教育開発センター|
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
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フルテキストURL cted_009_cover_e.pdf
著者 岡山大学教師教育開発センター|
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
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JaLCDOI 10.18926/CTED/49511
タイトル(別表記) Improving the Teaching Strategy of the Social Studies Class of an Elementary School through Innovating of Setting Up and Examining the Hypothesis:On the Basis of the logic of the Pragmatistic Philosophy of C.S. Peirce
フルテキストURL cted_003_107_116.pdf
著者 杉田 直樹| 桑原 敏典|
抄録  本研究は,仮説の提示と吟味の方法の工夫により,授業の中で子どもたちが主体的に仮説の確からしさを高めていく授業構成を提案することを目的としている。現在,小学校段階においても森分孝治の提唱する探求学習が多く取り入れられ,科学的社会認識形成が目指されている。しかし,探求学習には,小学校で実施するには困難な部分がある。その第一は,仮説を提示させるための教師の具体的な手立てが示されていない点である。ただ子どもに発問をするだけでは,既有知識の少ない小学生では答えることが難しい。第二に,仮説の誤り排除が困難であるという点である。反証事例としての事実を認識し探し出すことは,小学生には難しい。以上の二点の課題を克服するため,C.S. パースのプラグマティズムにおける探究の理論をもとに,仮説の提示を促し,探求学習の検証過程に代わる新たな認識形成の方法を組み込んだ小学校社会科の授業構成を提案する。
キーワード 社会科教育 小学校 仮説 C.S. パース プラグマティズム
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 107
終了ページ 116
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
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NAID 120005232454
JaLCDOI 10.18926/CTED/56550
タイトル(別表記) Developing a food education program focusing on cooperation with a local comunity On the basis of making a lesson plan for the integrated learning of an elementary school
フルテキストURL cted_009_167_181.pdf
著者 山田 凪紗| 山田 真珠| 桑原 敏典|
抄録 本研究は,地域との連携を重視し,連携の成果を取り入れながら小学校の「総合的な学習の時間」における食育のプログラム開発を行おうとするものである。平成17年に食育基本法が制定され,平成20年改訂の学習指導要領総則においては,学校における食育の推進が盛り込まれた。さらには,関連する各教科等でも食育に関する記述が充実するなど,食育の取り組みは活発化していると言える。食育は,その内容が広範囲に及ぶことから教科の学習としては十分に扱いきれず,横断的・総合的に取り扱う必要がある。本研究では,平成29年に改訂された学習指導要領の「総合的な学習の時間」の趣旨をふまえて,小学校において食育を効果的に展開するための単元開発に取り組んだ。単元開発にあたっては地域との連携を重視し,教材研究の中で取り組んだフィールドワークの成果を教材化し,地域とのつながりを実感できるプログラムを目指した。
キーワード 小学校 総合的な学習の時間 食育 フィールドワーク 地域社会
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2019-03-20
9巻
開始ページ 167
終了ページ 181
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/49510
タイトル(別表記) Development of the Program Aimed at Training of the Scientific Research Capabilityfor the Science and Mathematics Course in High Schools,which Include the Mock Procedure of the Natural Science Research
フルテキストURL cted_003_098_106.pdf
著者 稲田 佳彦|
抄録  スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校や理数科で実施する課題研究を充実させるために,自然科学研究の構成方法を実践的に学ぶことのできる授業を開発し試行実践した。自然科学分野での研究者養成で日常的に行われているOn the Job Training (OJT) を模した授業展開を構成し,実験・観察や研究をデザインするときに必要な要点を伝えることを目指した。素材として蒸発潜熱を測定する実験を用い,SSH 指定校である岡山県立倉敷天城高等学校の理数科1年生39名を対象に7時間の授業実践を行った結果,科学的な仮説の設定方法や思考と発想のポイントを含めた研究の進め方の理解が進んだという結果が得られている。一方で,班内で積極的に議論しながら実験を進める姿勢には大きな向上は認められなかった。議論の場面を強制的に設定するだけでなく,議論を促す仕掛けが必要とされる。
キーワード 理科実験 課題研究 高等学校理数科 スーパーサイエンスハイスクール
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 98
終了ページ 106
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232453
JaLCDOI 10.18926/CTED/54025
タイトル(別表記) Study on the Factors for Development of Scientific Thinking in Science Education
フルテキストURL cted_006_097_105.pdf
著者 金田 真弥| 川崎 弘作| 稲田 佳彦|
抄録  これからの時代に必要とされる「科学的思考力」を育成するために,先行研究を分析することで科学的思考力を構成する6つの要素を抽出した。これらの要素の中で,現状の学校教育で育成が不十分な要素を教員養成学部の学生の予備的調査から抽出した結果,特に,批判的思考力の育成が十分でないことが明らかになった。初等中等教育の理科で科学的思考力を育成することを目指して,批判的思考力の育成に有効だと期待される仕掛けについて考察し,提案する。批判的思考力の情意面に存在する,児童・生徒が持つ心理的障壁を低くする仕掛けが重要な役割を果たすと考えられる。建設的な批判的思考力がもたらす価値や利益を児童・生徒が実感するプロセスが大切だと思われる。
キーワード 科学的リテラシー 理科 批判的思考 科学的思考力 初等中等教育
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2016-03-04
6巻
開始ページ 97
終了ページ 105
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005723293
JaLCDOI 10.18926/CTED/55805
タイトル(別表記) New class development to cancel a life experience and the gap with the scientific definition
フルテキストURL cted_008_031_043.pdf
著者 稲田 修一| 荒尾 真一| 稲田 佳彦| 杉山 誠| 日浦 悦正| 古城 良祐| 中倉 智美| 能勢 樹葉| 岩本 恭治|
抄録 理科の授業では,物理量の定義を起点として学びの展開を構成する場合が多い(定義起点展開法)。一方,日常生活では,「目的地までの所用時間の短さ」と「速さ」を連動させて思考することが多い(生活起点展開法)。そのため,科学的定義に基づく扱いとのギャップに生徒が戸惑い,理科の学習内容を日常生活へ関連させて理解するときの障壁になっている可能性がある。中学校2・3年生679名を対象とした事前調査では,速さについて「生活起点」で考えている生徒が615名(90.6%),「定義起点展開法」で考えている生徒が51名(7.5%)であった。また,生徒の「速さ」の捉え方に対する回答反応時間の分析結果からも,「定義起点展開法」の正解者の反応時間の平均が22.0秒に比べ「生活起点展開法」の平均は18.4秒であり,「目的地までの所用時間の短さ」と「速さ」を連動して思考する「生活起点展開法」の考え方が多いと推測される。
キーワード 速さ (velocity) 時間 (time) 生活起点展開法 (life starting point unfolding method) 定義起点展開法 (definition starting point unfolding method) 透過型赤外線センサー (transmissive infrared sensor)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 31
終了ページ 43
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/55817
タイトル(別表記) 慢性疾患患児に対する復学支援の研究動向
フルテキストURL cted_008_181_191.pdf
著者 村上 理絵| 大守 伊織|
抄録 The principle aim of the present study was to elucidate research trends and issues related to school re-entry. We reviewed past studies concerning school re-entry support for children with chronic illness. A total of 36 papers were analyzed for the keywords of "school re-entry," "support," "pediatric cancer," and "chronic illness." The results revealed that the concerns regarding the children and school re-entry support roles of legal guardians, healthcare providers, teachers, etc., and specific examples of collaboration with other occupations. "Guaranty a right to learn " and "relationship maintenance" were noted as issues, and ensuring a system that can establish certain learning opportunities even if the enrollment status of the child changes, continued maintenance of relationships of the patient before the onset of disease, and support to maintain the relationship of healthcare providers and teachers who are involved after onset of the disease are necessary even after school re-entry.
抄録(別表記) 本研究では、慢性疾患患児の復学支援に関する研究を概観し、研究の動向と課題を明らかにした。「復学」「支援」「小児がん」「慢性疾患」をキーワードとする36文献を分析した。その結果、保護者、医療関係者、教師など、患児に関わる人たちの思いや復学支援における役割、他職種連携、連携の具体例、高校生や思春期における復学支援の現状と課題などについて研究されていた。課題としては、「学習保障」および「関係維持」を挙げることができ、患児の学籍が変更になっても一定の教育機会を設けることのできるシステムの確保と、患児が発病前からつながっている人間関係を維持し、発病後に関わることになった医療関係者や教師と復学後もつながり続けられるような支援が必要と考えられた。
キーワード school re-entry (復学) support (支援) chronic illness (慢性疾患)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 181
終了ページ 191
ISSN 2186-1323
言語 English
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/49516
タイトル(別表記) School Health Organization at Junior High School Attached to the School Education,Okayama University
フルテキストURL cted_003_152_161.pdf
著者 太田 泰子| 上村 弘子| 棟方 百熊| 宮本 香代子| 門田 新一郎|
抄録  岡山大学教育学部附属中学校における学校保健委員会の取組み,および学校保健委員会の資料の養護実習への活用について報告する。附属中学校の学校保健委員会は,①学校保健活動の全体像が理解されること,②課題が明確になる資料を工夫すること,③関係者の共通理解が図られること,の3つの視点から取組まれており,このことが日々の学校保健活動に対する有効な施策を協議するために重要であった。学校保健委員会の資料は同時に,養護実習において学生が学校保健活動を理解するための教材として活用できる。
キーワード 学校保健委員会 養護実習 附属中学校
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2013-03-08
3巻
開始ページ 152
終了ページ 161
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005232459
JaLCDOI 10.18926/CTED/52293
タイトル(別表記) Examining the Student Teacher System at the Social Learning Space, the L-café – Students’ Perceptions of Students Teachers and ST Experience of Peer Teaching –
フルテキストURL cted_004_090_096.pdf
著者 宇塚 万里子| 大年 順子|
抄録  平成25年5 月に岡山大学に新規オープンしたソーシャル・ラーニング・スペースL-café では,教員の教育・指導のもと同じ大学生(留学生や上級生)が学生に英会話やTOEFL 対策などを教えるスチューデント・ティーチャー制を大学内で初めての試みとして採用している。本稿では,その新しくユニークな試みについて,受講学生によるアンケート調査と教えている学生のインタビューを基に検証した。 アンケート結果分析では学生のST に対する認識として5つの因子を抽出し,更にその中から,学生の英語力実感に影響を与える2要因を特定した。5人のSTへのインタビューからは,レッスンを教え始めた動機や実際に教えてみた感想,今後について等ST 側からの視点も加え,教わる学生と教えるST 側双方向からの検証を試みている。
キーワード ソーシャル・ラーニング・スペース 言語カフェ スチューデント・ティーチャー ピアサポート
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 90
終了ページ 96
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398257
JaLCDOI 10.18926/CTED/52296
タイトル(別表記) Reevaluating the Seven Levels of the Japanese Language Classes Based on the ACTFL-OPI
フルテキストURL cted_004_117_122.pdf
著者 森岡 明美| 坂野 永理| 内丸 裕佳子|
抄録  岡山大学言語教育センターの全学日本語コースでは,初級から上級まで7レベルのクラスを提供しているが,このレベル設定の妥当性を検討するには外部基準に照らすことが適当と考え,そのひとつとして,ACTFL(American Council for Teaching of Foreign Languages) のOPI (Oral Proficiency Interview) を行った。ACTFL-OPI は様々な言語の「話す能力」測定法として確立され活用されているインタビュー方式の試験であり,ACTFL に認定されたテスターによってなされる。本稿では,全学日本語コース履修生を対象に行ったACTFLOPIの実施方法及び結果を報告し,全学日本語コースの各レベルと ACTFL-OPI の対応について述べる。
キーワード ACTFL OPI レベル設定
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 117
終了ページ 122
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398260
JaLCDOI 10.18926/CTED/52298
タイトル(別表記) Activity of Health Education at Primary School Attached to the School Education, Okayama University
フルテキストURL cted_004_133_142.pdf
著者 本田 浩江| 北原 和明| 水門 美穂子| 上村 弘子| 棟方 百熊| 宮本 香代子| 門田 新一郎|
抄録  附属小学校において,日頃の保健室で児童との関わりから気づいた課題と体育科保健領域とのつながりを意識しながら,歯・口を題材に,からだの発育発達についての保健指導を行った。同時に,養護教諭養成をになう附属小学校として,保健指導に取り組む際のプロセスを明確にすることを目的に,実践の振り返りを行った。指導計画の作成から実践までの過程を,児童の学び,授業者の反省,学級担任の評価についてまとめ,保健指導の展開にいかす視点を検討したので報告する。
キーワード 養護教諭 保健指導 養護実習
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 133
終了ページ 142
ISSN 2186-1323
言語 Japanese
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398262