Q1.著者最終原稿とは何ですか
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A.学術雑誌論文を投稿する際に、査読による修正を経て最終的に著者が出版社に提出した原稿のことです。AM(Accepted Manuscript)ともいいます。対して、最終的に電子ジャーナル等に掲載されている論文の形式(出版社のロゴ等を加えレイアウトが整えられたフォーマット)はVoR(Version of Record)といいます。VoRはリポジトリに登録できないことが多いので必ず著者最終原稿を提出してください。なお、論文の抜刷もVoRにあたります。
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Q2.既にオープンアクセスになっている論文は登録不要ですか。
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A.出版社にAPC(Article Processing Charge:論文掲載料 )を支払うことで、オープンアクセスになっている論文も機関リポジトリに登録可能です。機関リポジトリに登録することで論文にアクセスする経路が拡大し可視性が高まります。OA論文も同様に提出してください。
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Q3.大学情報DBから登録できません。どうしたらよいですか。
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A.大学情報データベースから登録できない場合は、電子メールに著者最終原稿ファイルを添付して、附属図書館の情報整備グループ宛に送信してください。メール本文に「リポジトリ登録依頼」とし、本文には、雑誌名、巻号、ページ数、論題、DOI(ある場合)を記入してください。
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Q4.論文以外の成果は登録不要ですか。
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A.論文以外のリポジトリ登録は必須ではありませんが、登録することは可能です。まずは、どのようなコンテンツを登録したいのかをリポジトリ担当にご相談ください。
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Q5.平成30年度以前の科研費の成果論文や科研費以外の成果論文もリポジトリに登録できますか。
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A.もちろん、可能です。同様の流れで登録してください。
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Q6.なぜオープンアクセスにする必要があるのですか。
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A.公的な助成を受けて行なった研究成果はパブリックアクセスを保証しなければならないという考え方があります。研究成果をオープンアクセスにすることで論文へのアクセスが保証され、この条件を満たすことに繋がります。また、オープンアクセスにすることは論文へのアクセス経路を拡大することになり、研究成果の可視性を高める効果も期待されます。
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